7/28/2016

都知事選の方がまだマシに見えてくる、アメリカの大統領選挙

民主党党大会でのオバマのスピーチは良かった。オバマは本当にスピーチが上手い。もう四年やって欲しいと思う。(ただし、オバマのせいで世界がガタガタになったというのは、本当の事だが、アメリカにいる限り、関係ない)

ヒラリーが出て来て、スピーチをした。なんか、演技臭い。論理的に頑張って喋っているが、カリスマとか、持って生まれた説得力とか、そういうのがない。ミッシェル・オバマの方がずっとスピーチが上手い。

ただ、リパブリカンの党大会も全部見たが、偏差値が低い演説が目立った。フリートレードとかを党是としてきたのに、保護主義を標榜しているトランプを支持するとか、無茶苦茶だと思うのだ。キリスト教的な保守だけを打ち出している、保守本流の奴らの情けない事。

私は、ヒラリーを支持できない理由が100くらいある。が、トランプを支持できない理由は500くらいある(注:私はトランプ氏は嫌いではない。トランプの支持者層を毛嫌いしている。)。本来であれば共和党が好きなのだが、今回だけは民主党が政権をとっても仕方ないと思うのだ。

7/26/2016

バンクーバーの住宅取得税、外国人は+15%!

バンクーバーが面白い事をした。ご存知の通り、バンクーバーの不動産市場は外国からのホットマネーの流入で異様に過熱しており、普通のカナダ人には手が出ないレベルになっている。何度か、バンクーバーの不動産は終わったのかな、とも思う現象があったのだが、そういう心配も杞憂で終わっていた。ブリティッシュコロンビア大学の先生が、最近、まだ若いのに急に退官して引っ越したのだが、家を売り払ってバンクーバーの外で余生を楽しむという事だった。

で、バンクーバー都市圏で不動産を買う外国人は住宅取得税が15%引き上げられる。2億の家を買えば、300万円余分に払う必要が出て来るという訳だ。現時点では、2千万円までは1%、それから2億までが2%、そしてそれ以上は5%の住宅取得税がかかった。で、外国人が不動産を買うときは、プラスで15%かかるという事である。

中華系の金持ちは、住宅を取得しても、貸しもしないで持っている人がいるので、人が住んでいない部屋を賃貸として活性化する税制変更もして欲しい。例えば、空き物件の固定資産税を大幅に上げるとか、である。

オーストラリアや香港でも同様な措置が取られたが、その後はある程度住宅市場が冷却した。バンクーバーは北米一高い町となってしまったが、お金持ちの外国人はトロントに向かうのか、はたまたシアトルに来てくれるのか?

7/24/2016

トルコのクーデター(クー)を報道しないアメリカ

トルコのクーはかなりヤバい事件だったと思う。ニースのトラック轢き殺しテロとか、ダラスの警官射殺とか、或いは党大会でトランプとペンスがタッグを組むとかよりも、よほど大切な事件だろう。が、恐ろしいほどアメリカのニュースでは取り上げられていないのだ。トルコと言う国は、親日的だなんだと言われているが、ヨーロッパ連合、ロシア連合、アラブ、そしてペルシャに隣接する地政学的な要地である。黒海を挟んでは、クリミア半島にロシア艦隊がおり、ボスボラス海峡が安全弁の機能をする。地中海側からはイスラエルなどに簡単にアクセスできる。

私はエルドアン大統領の真意が解らない。エルドアンは当初は親イスラエルだと思われていた。が、ダボス会議に参加したころから、反イスラエル的な言動が目立った。イスラエルに支援物資と称した謎の物を送り、イスラエル軍に急襲された事件は記憶に新しい。が、その後はイスラエルと握手した様子もある。ロシアとの関係も不明だ。ロシア軍機を撃ち落としたかと思うと、プーチンと頻繁に会談し、アメリカが使用しているインジルリク空軍基地をロシアに使用させるというニュースすら入って来た。シリアに対しては、アサドと親友であると思われていたのに、アサドを急に批判する。クルド人に圧力を加えているのは理解できるが、ISISに反しているのか、協力しているのか、NATOの作戦内で動いているのか、理解不明の行動をとっているように思える。

トルコはEUに加入しようと必死に活動してきた。トルコはNATOの一員でもある。多選を重ねるごとに、トルコをイスラム化しようと試み、デモ隊に制圧を加えている。イスラエル、イラン、ロシア、ヨーロッパ、アメリカを適度に牽制しつつ、裏で会談を保つ。ちょっかいを出して、自分が有利になるように話し合う。もしかすると、北朝鮮のような交渉術を使って、トルコ帝国拡大を狙っているのかな、と思えてしまう。

となると、今回のクーは誰が首謀したのか?トルコはアメリカが裏で糸を引いていると責めている。が、アメリカが関わっていれば、もうすこし上手くしたと思う。では、真相はどこにあるのか?アメリカと交渉をするために、ギュレン師に濡れ衣を着せているのかもしれない。が、このような形でヨーロッパ、ロシアそしてアメリカと交渉して、エルドアンはキングメーカーになりたいだけなのか?エルドアンの政治は、非常に危ない橋を渡っている気がして仕方ないのだ。危険分子として、国民や外国のインテリジェンスに、そのうち「ソフトに」葬り去られるだろう。

エルドアンを排除したところで、トルコではイスラム主義に火がついてしまった状態になった可能性が高い。トルコですら、「世俗的なエリート」対「保守的な負け組」の様相がハッキリとした感がある。私は陰謀論は支持しないが、米国でトルコの話題がほとんど報道されていないのは、どう考えてもおかしいと思う。全面的にアメリカがバックアップをしたのではないにせよ、アメリカやイスラエルが反乱軍をけしかけた可能性は否定できない。ただ、話が出来過ぎていて、エルドアンの自作自演の線も消えていない。さて、真相はどこにあるのか?

7/21/2016

民主党、いや民進党、本当に大丈夫なの?

鳥越氏の化けの皮がドンドンと剥がれてきた。普通にテレビを見ていれば解ることだったと思う。共産党の宇都宮氏の政策を私は支持しない。が、対立軸として、尊敬に値する候補であった。鳥越氏は政策すらない。頭も悪い。こんな紛い物を世界一の都市、東京都の頭に持って来ようと考えた民進党は一刻も早く解体するべきだと思う。能力がない屑政党である。何の目的で存在しているのかが不明だ。毎度ながら、日本の民主主義には呆れかえってしまう。

PS 鳥越氏の淫行疑惑であるが、これは選挙とまったく関係ない。しかも、20歳になっている女子大生相手であれば、「淫行」ではない。大学内のセクハラである。ただ、その後の対応ががっかりである。危機対応もできない頭の悪い人間であるという事がはっきりとした。改めて言うまでもないが、都知事は無理である。都連の議員は、鳥越さんを応援すると自分の評価が下がると思うのだが、どうだろうか?

7/17/2016

都知事選:頭の悪い鳥越俊太郎はまともなジャーナリストでさえない

私は猪瀬直樹がもっとも東京都民に貢献した知事だったと考えている。石原もそこそこ頑張ったが、猪瀬の政策実行能力にはまったく恐れ入る。430万という史上最多票を獲得して当選した都知事だった。が、オリンピック招致を決定させた後は、マスメディアが一丸となって非民主的に辞任に追い込んだ。陥れられたことは明らかであったが、まさかオリンピック利権などという解りやすい理由ではないだろうと思った。警察(カジノ)利権ではないのか?と邪推してブログ記事を書いた。一連の猪瀬氏の暴露によると、単純に内田茂(A氏と名前を伏せられている人です「笑」)と森喜朗によるオリンピック利権だということが指摘されており、「おいおい」という感じである。情報筒抜けの世の中で、そこまで解りやすい腐敗をしたらダメでしょ、と思うのだ。この話は、猪瀬氏自身が報告してくれているのだから、私が敢えてブログにする必要はない。というよりも、一般市民はもう少し批判的な態度で情報に付き合ってほしいと願う。

私の今日のポイントは、民進党の「アホさ」である。花斉会のブレーンが蓮舫をきっちりとサポートしたうえで選挙に出しておけば、小池百合子は苦戦していたと思う。が、鳥越程度であれば、結論は見えているのだ。舛添が辞めて、自民にも責任あったから、民進党は有利な戦い方が出来るはずだっただけに、自滅するなよ、と言いたい。

鳥越俊太郎は「大物ジャーナリスト」のふりをして、頻繁にテレビに出てくる。幼き頃の私は、マスメディア内での扱われようを見た上で、田原総一郎、筑紫哲也や久米宏の後を継ぐような人材なのかな、と勘違いしていた。筑紫が死んでも、久米が辞めても、鳥越に話は来なかった。朝生で田原が夏休みの時でも、鳥越が司会をすることはない。筑紫と鳥越は髪形などの外観も似ており、雑誌編集長出身であり、同じ毎日系のテレビである。鳥越自身も色気を示していたと記憶している。しかし、鳥越に仕事が回ることはなかった。何故筑紫の後釜を鳥越に譲らないのか?上記の三人は、好き嫌いは別にして、プロだったと思う。が、鳥越は、プロのレベルには達していない。

ジャーナリスト名義で討論番組に出演する鳥越氏は、頭が足りない発言が耳に障る。ジャーナリストの癖に知識も全然足りない。その癖、自分の言いたい浅はかな意見を声を大にして主張し、人の話は全然聞かない。九州弁が抜けきらないのは良いとしても、滑舌が悪く、何が言いたいのか分からない。理路整然としていない。いつもポイントがズレている。質問の意図を理解していない。矛盾したことを良く言う。さらに、コメンテーターとして仕事をしている時は、きっちりと内容を纏められない。要するに、浅はかで頭の回転が悪いのだ。知識人系の芸人ではあるが、そのような人物をジャーナリストと呼ぶのはどうかと思う。何故だか解らないが、仕事が出来ないくせに鳥越の名前は頻繁に耳にする。しかし、鳥越の仕事をリスペクトしている人はいないと思う。

鳥越が反日的で都知事には相応しくない、などとネットでは言われている。それは買い被りすぎだと思うのだ。鳥越氏は単純に、「アホな子」だと思うのだ。頭は悪いし、喋りもできない。故に、都知事としてのキャパシティーがない。都政を担う都知事の仕事を自立的にこなせるとは思えない。こういう人間に白羽の矢を立てた民進党は、馬鹿の集まりの可能性が高い。増田を推している東京都連の汚い連中のほうが、目的意識を持っているという点では、まだマシかも知れない。

神輿を担ぐ側からすれば、ネームバリューさえ合って、見た目がまともで、(頭が)軽ければ軽いほど良い、ということになるのかも知れない。そういうロジックに乗っ取れば、増田も鳥越もアリなのかな?という気にもなる。代替制度はないとはいうものの、民主主義とは絶望的な制度だと感じてしまう。

鳥越みたいな奴を担ぎ上げなければならないほど、我が国のマスコミや政治はレベルが低いということだろう。

「追記」ネット上では鳥越氏が痴呆になったのではないか?というような意見が垣間見られる。「死に損ない」などという戯言も目立つ。それは鳥越氏に失礼である。何故なら、討論番組などを見る限り、鳥越氏は二十年位前には既にあんな感じで支離滅裂で滑舌が悪かったからだ。キャスターをやっていた時は台本があったから何とかなったが、討論番組やアドリブとかは無理な人だった。もちろん、そこから「老い」は進んでいるのだろう。注目度が低かったので、誰も指摘していないだけである。討論番組とか見てて、鳥越は天然の馬鹿だ、と気づかなかった人が多いということが不思議で仕方ない。

「追記2」熱心な読者が、2014年のNHKスペシャルで鳥越と岡本行夫と討論をしているユーチューブ映像を送ってきてくれた。捧腹絶倒。まったく論理が通っていない。小学生でももう少し論理的な討論をする。久々に面白いものを見た。何をか況やである。鳥越は若い時からこんなんだった。政治信条とかでなく、頭が単純に悪いだけ。