6/22/2014

あぁ、ポルトガルに同点にされる…勝ち試合を落としたアメリカ

私は現在、フロリダのとあるところに来ているのだが、スポーツバーに行き、アメリカ対ポルトガルの試合を見た。先制点を入れられて、沈み込んでいたが、終始アメリカが優勢。今日の試合では、ブラッドリーもベッカーマンも動きが良かった。

で、ジョーンズのミドルシュートで同点にし、オフサイドが取られずにデンプシーが勝ち越しのゴール。スポーツバーはUSAの大合唱。だが、試合終了間際、沈黙が訪れる。45+5に同点にされ、そのまま試合終了。スポーツバーはお通夜状態になった。

アメリカはドイツ相手に同点以上にする事が望まれる展開になった。次戦に負けたとしても、ガーナ対ポルトガルの試合展開次第では予選リーグ突破もあるが、やはり攻めて欲しい。

日本とアメリカを応戦しているのだが、アメリカのサッカーの方が攻撃的だし、パスも回せるし、ディフェンスもきっちりできる。日本にもこういうチームを作って欲しい。

しかし、ポルトガルを買い被っている人達が大勢いる。クリスティアーノがいるからかも知れないが、ポルトガルは予選リーグを突破できるかどうかのレベルのチームだと思うのだ。アメリカと10回対戦すれば、2回くらいしか勝てないチームだと思うのだが、いかがだろうか?ガーナとやって勝てるのだろうか?ガーナは強いぞ。死のリーグHで一番弱いのはポルトガルだと思うのだ。

6/19/2014

ワールドカップ予選:日本対ギリシャは今大会最低の糞ゲーム

私はサッカーに詳しくない。アイスホッケーの様に、10対11で相手チームより人数が多い状態がパワープレーだと思っていたのだが、それは違うらしい。身長が高い相手に、馬鹿の一つ覚えの様にクロスを上げて空中戦を挑むことをパワープレーと言うらしい。

しかしサッカーと言うのは点数も入らずに詰まらないスポーツだ。バスケが終わってしまった事が悲しくて仕方ない。あれ?ブラジル対メキシコ戦は点数入らなかったけど、見ていて面白かったぞ?

6/17/2014

ワールドカップ予選:メキシコ対ブラジル

メキシコGKのオチョア、神懸っていた。
しかし、ESPNのメキシコ訛りの英語の解説、何とかしてください。

6/16/2014

2014ワールドカップ予選:USAがガーナを撃破!マイケル・ブラッドリーの体たらくぶりが香川と重なる。

こっそりとアメリカを応援しているのだが、開始一分で地元サウンダーズに移籍してきたキャプテン・デンプシーが得点した。

その後、ワントップのオルティドアーがこむら返りでアウト。代わりをアイスランド人のヨハンソンが務めた。さらにベスラーが太ももを痛め、ドイツ人のブルックスを入れた。

時間が経つにつれて、ガーナは運動量が増えて来て、アメリカはプレスされる。一方のアメリカは中盤がもたつく。特にベッカーマンとブラッドリーの息子が最悪。特に禿のブラッドリー。まるで香川の様なプレー。ボールをスルーしたり、相手にパスしたり。アメリカの一部の選手の運動量が極端に落ちて来て、ボールを終始コントロールされている。

背が高く運動量がある黄金海岸(ガーナ)の選手相手に、徐々に押されてきて、シュートなどを撃たれまくる。象牙海岸戦とダブる試合展開になった。

終了10分前、アューのゴールで同点にされる。1対1。これで終わったか!と思っていた。

だが、終了間際のコーナーキックに、ドイツ系アメリカ人で控えで入って来たブルックスがヘッドで捩じり込む!2対1でアメリカが、前回、前々回の大会で黒星をつけられ続けてきた因縁の相手を撃破した。次は買い被られ過ぎのポルトガル戦。正直グループGで一番弱いのはポルトガルだと思う。ヨーロッパと南米勢ばかりになると面白くないので、次戦もスターアンドストライプに頑張って欲しいと思う。

だが、アメリカはボール占有率が41%と、明らかにガーナに劣っていた。すべてはミッドフィルだーの不調のせいなのだろうが、日本と同じような課題を抱えている。勝てば官軍だが、次の試合までに色々と調整を余儀なくされるだろう。そして、灼熱のブラジルで脱水症状などからくるこむら返りなどを起こさずに90分戦えるだけの準備をしてもらいたい。

日本とは違い、問題があっても勝ったのだから、今日は良しとしよう。正直、アメリカはラッキーだった。しかしシアトルにいた時は、周りのアメリカ人が皆ワールドカップの話題をしていたのだが、このアメリカ南部の田舎町では周りのアメリカ人はワールドカップが行われている事すら知らないのではないだろうか?というくらいサッカーが話題にすら上らない。アメリカという国は都会と田舎で恐ろしいほどの差がある。

Côte d'Ivoireが「コートジ」???コートジボワールではなく「象牙海岸」と表記すべき。

象牙海岸共和国(フランス語でCôte d'Ivoire)が「コートジ」などと表記されている。「Côte de」は「海岸の」と言う意味であり、変な省略の仕方に違和感を憶える。フランス語のコートジボワールが紙面では長すぎるのであれば、象牙海岸、象国、象牙国、象岸国、などと表示すれば良いと思うのだが、如何なものだろうか?

日本ではアメリカを米国、フランスを仏国などとよんでいるのだから、コートジボワールの中国語表記である(或いは元々の日本語であった)象牙海岸を短縮して、上記の様に象国などとすれば良い。

「象牙海岸は白人が搾取をしていた時代に、奴隷海岸、黄金海岸や胡椒海岸と並んでつけた名称であり、住んでる当人が蔑称と嫌がるので、象牙海岸と言わない方が良い」などと、知ったかぶりをしている人がいるが、国名がCôte d'Ivoireであり、自らフランス語で象牙海岸だと言っており、白人搾取云々の話は関係無い。

国名にワシントン条約に違反する「象牙」などがついていて奇妙だし、現地の人が嫌がるだろう、などと勝手に言っている人もいる。しかし、象牙海岸共和国の人達が、自国をフランス語の象牙海岸と呼んでいるのであり、それは尊重されるべきだ。我々日本人としてどのような意見があろうとも、象牙海岸共和国の人たちの命名センスや歴史的経緯を尊重するべきである。国の正式紋章にも象さんの絵が描かれており、象牙海岸共和国はその歴史的ルーツに誇りを持っているのだろう。

「コートジボワール」か「コートジボアール」か「コット・ディヴワー」か何か知らないが、象牙海岸共和国の政府一味が他国にフランス語を使えと言うのもおかしな話だ。実際に英語圏では、象牙海岸共和国はアイボリーコーストと呼ばれており、誰もフランス語では発音しない。中国語圏では象牙海岸(シャンヤー・ハイアン)と、そのまま呼ばれている。ドイツ人もスペイン人もイタリア人も、それぞれ自国のドイツ語、スペイン語、イタリア語で呼んでいる。何故日本だけがフランス語的に表記する必要があるのだろうか?

そもそも「South Africa」や「République centrafricaine 」はそれぞれ「南アフリカ」や「中央アフリカ共和国」と呼ばれている。誰も日本語で「サウスアフリカ」や「リプブリーク・セントラフリケーン」などと表記する事は無い。なので「République de Côte d'Ivoire」は「象牙海岸共和国」と呼称すべきだ。

発音云々の話しに固執するのであれば、他国が我が国を呼称する際にはどうしているのか?マルコポーロが中国に行ったときに日本の事を「Zip-Pang」などと発音されていた事が礎となり、英語圏では「ジャパン」などと発音されている。南方中国語発音由来のジャパンと呼ばさずに、日本語の発音である「Nippon」か「Nihon」と表記を変えさせるべきだ。それどころか、Japan表記はゲルマン語圏だけであり、フランス語圏ではJapon、イタリアではGiappone、エスパニョール語圏ではJapónとなる。言うまでもなく、中国では北方官語で「リーベン」などと発音されている。それどころか、日本人は喜んで「侍ジャパン」とか、外国の呼称をありがたがって使っている。日本人も、象牙海岸共和国の政治家を見習い、外国人に我が国を「ジャパン」などと呼ばさせないで「Nippon」と呼ばれる様に頑張ればどうだろうか?まともな日本人ならこう言うだろう「わが国の名前をどのように呼称しても問題ない」と。

正式名称ならまだしも、マスコミなどが一般に用いるくらい、Côte d'Ivoireの表記は「象牙海岸」で何が悪いのだ?逆に、外来語由来の日本語表記にルールもなく、政治的な意見もなく、何でも迎合して、相手の言うままに名称をつけている日本の外務省や文部省の方が気持ち悪い。

むしろ本当の理由は、アフリカの国を漢字表記せずにカタカナ表記をしたいという、一般大衆の心の奥深くに潜む心理が「象牙海岸共和国」を「コートジボアール」と呼ばせているのだと思うのだが、どうだろうか?

6/15/2014

2013-2014 NBAファイナル決勝第五戦、サンアントニオでスパーズが雪辱を果たす。

ハイライト

スパーズが優勝!MBPはレナード。レベルの高いバスケを見させてもらった。

ヒートはこの日、ボッシュ、ルイス、レブロン、アレン、ウェードという、ビッグ3にソニックスのオールスター二人を加えた、超攻撃的布陣で臨んだ。ただ、先発が外れた際の得点力を誰が担うのかという疑問が残るラインアップでもある。

第一クオーターの開始6分ほどは、ヒートが神懸った集中力を見せ、得点を入れまくり、ディフェンス力も発揮した。レブロンが点数を入れまくる。ありゃりゃ、ヒートがこの試合を持っていって、試合はマイアミに帰るのかな?そう思った矢先、パポビッチはグリーンに変えてジノブリ、ダンカンに変えてスプリッタ―、パーカーに変えてミルズを投入した。これが大当たり。一時は16点差だった点数差がみるみる縮まる。

ジノブリ、ミルズとレナードが得点を、特に3PTSを入れまくる。第二クオーターになると、ダンカンもいつも通りの渋いバンクシュートで得点を積み重ね、前半が終わってみると、なんと40対47でサンアントニオスパーズがリードした。

これでマイアミヒートの息は切れてしまった。一方のスパーズは、昨年レイ・アレンにやられた悪い思い出が蘇るのか、点数差を話しても、攻撃も防御も手を緩めない。パティ―・ミルズが3PTSを連発してスパーズが大きく引き離す。

レブロンにディフェンスされて、点数を全然入れられなかったパーカーだが、レブロンが休憩してからは点数が入る。特に最終クオーターは14点入れた。ヒートは苦し紛れにビーズリーとかを使ったが、スパーズの集中力の前では勝てず。最後は消化時間で試合終了。

予想通り、MVPはレナード。ただ、スパーズはスター選手、いわゆるビッグ3に頼るようなバスケではなく、パスを回し、全員が効果的に基本のバスケをした。スパーズと言うチームが、レブロンと言うスーパースターを凌駕した、というようなシナリオになっている。ただ私の評価では、ヒートもチームバスケをしていたので、全体的にスパーズがヒートの穴をチーム力で巧く撃破出来た、そして何よりも選手の調子が良かった(グリーン以外)、という事に尽きると思う。

スパーズはチャンピオンに相応しいチームである。おめでとうと言いたい。これでNBAが終わってしまった。ワールドカップで暫くは楽しめそうだが、フットボールシーズンが始まるまでスポーツはお休みだ。野球?老人のスポーツはプレイオフ以外、観戦するだけ時間の無駄です。この夏は移動しなければならないので、道中をゆっくりと堪能する事にする。

6/14/2014

2014ワールドカップ予選:日本が象牙海岸に負ける

前半が終わって勝てるかな?とも思ったが、後半は選手がバテていた。天気が悪かったとはいえ、そこまで疲れるほど運動したのだろうか?試合開始直後は、わざと体力を温存しているのかな?とも考えたが、そのままバテ果ててしまった。相手の象牙河岸はドログバ入れたらスタジアムの空気を変えて、調子が上がっていった。

ホンダはシュートに関しては素晴らしかったが、パスミスとか酷過ぎる。まるでオクラホマシティー・サンダーのウェストブルックの悪い時のよう。シュートは入れられるが、パスをミスってチームを壊す。内田は頑張っていた。香川と大迫は酷かった。まあ、こんな話は言い尽くされているだろうし、サッカーファンではない私が論じても仕方ない。やはりサッカーよりもバスケの方が面白い。NBAも今シーズンは後一試合だけだろうけど。

6/13/2014

スパーズがチーム力を発揮!第四戦を制し、3-1で雪辱のチャンピオンに王手!

ハイライト

優勝するにはチーム力が必要だが、スパーズというチームは、その辺りを完全に理解している。主力だけが攻撃するのではない。パスを何本も出し、ミスマッチを作り、その選手が確実に得点を決めてくる。昨夜は消化時間も含め、13人の選手全員が得点を記録した。こういうバスケが出来るスパーズという組織は素晴らしい。

特筆すべき選手は、カーワイ・レナード(どうやってカタカナ表記したらいいのでしょうか?クワイ?クァーワイ?)だろう。レブロン・ジェームスと言う現時点での最高の選手のディフェンスを任され、それでいて点数もどんどん入れてくるディフェンスは出来る。シュートは撃てる。3PTSも入る。ダンクも決めれる。スティールやブロックショットもやる。そして何より真面目で、反射神経が凄い。。NBA各チームのGMからすると、理想的な選手だと言っても良いだろう。今までは地味な存在だったが、このファイナルで実力がばれてしまい、スパーズが勝てばレナードがMVPを獲るのではないだろうか?消化時間帯になって、ベンチに戻るとき、パポビッチが厳しい顔のままであるが、べた褒めしていた。この監督の元でならモチベーションが下がる事は無いだろう。

後は先発で使われたディアウである。センターの癖に、3PTSも入れられるし、パスも出来る。その軟らかいパス回しは一級品だ。センターの癖に、10リバウンド、9アシスト、8得点と、ほぼトリプルダブルを記録した。

3PTSを入れ続けたパティ―・ミルズなど、その他にも大活躍した選手もいた。しかし、ファウルを重ね、ターンオーバーを犯し、ディフェンスをサボったダニー・グリーンに対して、パポビッチは切れていた。20点差があろうとも、NBAファイナルでは「最高」以上のバスケをしなければ、最高の相手には勝てないということだ。

一方のマイアミ・ヒートであるが、レブロンは腹痛。ウェードは見るのも無様な様子。チャルマーズとコールは点数を入れられない。相手が最高のチームプレーをしているのだから、ヒートも最高以上のパフォーマンスをしない事には通用しない。ヒートは、少し甘いバスケをしているように見える。バードマンやレイ・アレンにしても、昨年ほどの集中力がないような気がする。昨年に土壇場で追い付いた様な根性や底力が見られるのか?今年に関しては、多分無理なような気がするのだ。日曜日の夜、サンアントニオでNBAのチャンピオンは早々と決まるだろう。

6/12/2014

個人情報保護が書類改竄を助長するという話し

過去にも書いたのだが、友人がアメリカに来た時にクレジットカードが使えなくなったので、代わりに支払いをしてあげた。はい、私がお人好しの馬鹿でした。その友人が、日本に帰国後、自分がクレジットカードで支払いをして、実際にクレジットカード会社から催促されている、などという小学生程度の戯言を言い出した。そのうちクレジットカードの明細書が写メールで送られた。しかし為替レートなどを計算してみると、辻褄が合わない点が多く、イラストレーターか何かのソフトを使って細工されていると結論付けた。

嘘とは解っているのだが、嘘つき呼ばわりすると「名誉棄損」などで訴えられかねない。そこで日本にあるクレジットカードの会社に電話して、明細書の真偽を確認した。そのクレジットカード会社は某大銀行所属の会社である。電話で対応した人は、相手のクレジットカード番号を聞いてきた。そんなの知る訳がない、と言うと、「相手の同意がなければどうにもならない」と言う。子供でも解るが、明細書を偽造するような相手が、私に情報を提供する事に合意するわけがない。30分以上も話し込み、「お客様センターに写メールを送れば、何らかの対応が出来るかも知れない」という話しを聞いたので、ファイルを送った。

後日、そのクレジットカード会社から届いた返事は、「個人情報保護の観点により、お客様の口座内容についてはお話しする事は出来ません。個人間で解決してください。」という事であった。

こんな馬鹿な対応があっていいのだろうか?私の友人はクレジットカード会社が発行した書類だと言い張り、その会社の名前が入った書類を私に提出したので、私はそのクレジットカード会社にその真偽を確認しただけである。私は、その会社がその書類を本当に発行したかどうかを問うているのだ。その会社は「自分たちが発行した物である(内容は間違いない)」か「自分たちが発行したものとは言えない(オリジナルなものではない)」という事を言う責任があると思うのだ。私は「どこに」間違いがあるかを教えて欲しいなど、個人情報を聞き出そうとしたのではない。

個人情報保護の元、書類の真偽すら確かめられなければ、現代社会は成り立たない。PDFや写メールで書類の確認をする場合があるが、それらをイラストレーターなどを使って改竄する事はとても簡単だからだ。個人情報保護の名の下、書類の真偽が確かめられないのであれば、書類を改竄しなければ損である。

一般企業に就職活動する時は、改竄した東大の学位授与の証書を持って行き、成績表は全て「優」にする。一般企業や個人に銀行の明細書の提出を求められれば、イラストレーターで自分の都合よく数字を変えればよい。一般企業や個人は、個人情報に触れる事ができないので、証明書の真偽など解る筈がないのだから。詐欺行為を助長するような個人情報保護の在り方には疑問を感じざるを得ない。個人情報保護法は詐欺被害などを少なくするために出来たものだと考えているが、情報共有を恐れる余り詐欺を助長する一面もあるのなら、本末転倒も良い所だ。

6/11/2014

ヒート対スパーズ第三戦、スパーズが前半に71点を獲り、圧勝

ハイライト

前半のスパーズの攻撃はまさに圧巻だった。第一クオーターは86.7%、第二クオーターは66.7%。前半を通して75.8%のフィールドゴール率で、71点をもぎ取った。

ヒートも一応50点取っているので、ヒートが悪かったわけではないが、スパーズの攻撃がおかしかった。やはり、パポビッチはカウヒ・レナードに託してきた。ディアウをティアゴの代わりに使って、ディフェンスを分散させたうえで、トニーパーカーにディフェンスしようとしているヒートの隙をついた格好だ。レナードは、この日はキャリアハイの29点を捥ぎ取った。素晴らしいとしかいいようがない。

レナードは真面目で不愛想だが、サンアントニオのシステムに完全に合致する素晴らしい選手である。サンディエゴステートというマイナーな大学から、インディアナペーサーズはどうやってこんなに素晴らしい逸材を発掘したのか?そして、ポール・ジョージと交換したサンアントニオ・スパーズと言う組織も素晴らしい。

第三クオーターにヒートが意地を見せたが、時すでに遅し。111対92でスパーズが点数最上の圧勝をした。ヒートは最後はオデン達を使うほど、試合は早くに終わっていた。ただ、ソニックスファンの私としては、ラシャード・ルイスの活躍が嬉しくて仕方がない。ディフェンスやオフェンスで積極的に動く方ではないが、的確に仕事する姿を見守りたい。

6/10/2014

第二戦は混戦をヒートが制し、星は五分に。

やはりと言っては失礼かもしれないが、カリフォルニアクロームがころっと負けた。距離が長すぎたし、ベルモントでは紛い物は勝てない。トナリストの単勝は物凄く妙味がある馬券だった。馬主のスティーブ・コバーンは、自身の馬が負けた後のインタビューで、品位の欠片もないみっともない姿を晒してしまった。カリフォルニアクロームを応援していただけに興醒めである。やはり、規格外の物は応援しない方が良いのかも知れない。

スタンリーカップは、LAキングスが強すぎて面白くない。レンジャーズは全く相手になっていない。四連勝の可能性さえあるだろう。

まあ、話をバスケに戻そう。NBAファイナルの第二戦だが、ヒートが第四クオーターを勝ち越し、敵地サンアントニオで98対96で試合を終えた。
スパーズは、フリースローを四回連続で外したのが痛かったと思う。トニー・パーカーが二つ連続でミスするのだから、バスケは解らない。

非常に競った試合で面白かったし、マッチアップを細かく変えてくる両監督に敬意を表す。

二点の差など、運だけの問題だったのではないか?そう考えてしまうかもしれないが、何が一番この試合で重要だったのかを考えると、レブロンが大事な時間帯にトニー・パーカーをディフェンスした事だ。それにより、スパーズの攻撃が止まってしまったのだ。この作戦が上手くいき過ぎたので、マイアミで行われる第三戦では、レブロンがトニーパーカーに張り付くマッチアップが早い時間帯から見られることになるだろう。そうなれば、マリオ・チャルマーズがカウヒ・レナードかジェフグリーンを守る事になるので、この二人が試合開始時にどの程度の得点を入れられるかによって、第三戦の勝者は決まるだろう。

勿論、パポビッチがこの点を理解していない筈はなく、どのような対策を取って来るのかも見物である。

6/05/2014

NBAファイナル第一戦、スパーズが灼熱地獄を制す

ハイライト

エアコンが壊れて蒸し風呂状態となったサンアントニオのAT&Tセンターだったが、両チームともディフェンスをきっちりして、かなり良い試合だった。ターンオーバーが多かったが、それもディフェンスに力を入れられているからだ。ただ、第四クオーターにスパーズが爆発して、スパーズが圧勝した。脱水状態になったためか、レブロンがこむら返りしたのも頂けない。しかし、スパーズは昨年の雪辱を果たすためにきっちりと対策を立てている。

マッチアップ的には、インディアナ戦でデイビッド・ウェスト相手に殺人的なマッチアップを見せたルイスであるが、ティム・ダンカンやティアゴとマッチアップさせるのは無理である。ここはハズレムを使うべきだと思うが、裏をかいてオデンと言うのも面白いかもしれない。

ジノブリ相手には終始バティエを貼り付けなければいけない。あと、マリオ・チャルマーズとトニーパーカーのマッチアップは、完全にパーカー有利である。ここも何とかしなければいけないだろう。まあ、第二戦でオレゴン生まれのフィリピン系であるエリック・スポールストラがどのような采配をしてくるのかが見物である。

ブラジルワールドカップの宣伝:タイムゾーン

ESPNのワールドカップの宣伝に、大阪とシアトルが出てくる。面白い。


6/02/2014

第六戦はスパーズがサンダーを競り落とす。二年連続ヒート対スパーズのファイナル

やはりというべきか、第五戦は見るまでもなく、サンダーが疲れからなのか、敵地のサンアントニオで自滅してしまった。一方的な試合展開に、面白さもなかった。パポビッチはティアゴの代わりに、マット・バナーを先発に使い、イバカとマッチアップさせた。バナーは3PTも打てるので、イバカは外までディフェンスしにくる必要があり、サンダーはリバウンドを取れなくなった。一方、途中からはディアウを使い、センターの癖にミドルシュートや3ptを取って来る。ティアゴはダンカンとは一緒に使わなかった。こんなにも作戦が上手く決まるのだから、パポビッチは恐ろしい。サンダーは、調節したくともベンチが薄くて調節できずに力尽きたのだと思う。

第六戦のハイライト
当たり前と言うか、サンアントニオ・スパーズがオクラホマシティー・サンダーを下し、順当にNBAファイナルに進出した。一方的な試合ばかりが続いただけに、試合が競ったものになってOTに縺れ込んだことは意外である。まあそれも、前半は踵の腫れを我慢してプレーしていたトニー・パーカーが、後半プレーしなかったことが大きいと思われる。オーバータイムのサンダーは、まさにガス欠の様に萎んでいった。MVPのデュラントがOT開始後数分間はボールにすらタッチしていない等、敗因は明らかである。

勝ったスパーズは、昨年の雪辱を晴らすべく、ヒートと対戦する。ヒートはマイク・ミラー、スパーズはゲーリー・ニールが抜けたくらいで、メンバーもほぼ同じである。ジノブリの不調を良く覚えているが、今年はそういう事も無さそうで、トニー・パーカーの怪我が治れば、かなり面白いシリーズになりそうだ。オールスター・アメリカ対オールスター・ワールドという構図で説明したがるメディアも多い。個人的な見解としては、今年はスパーズに利があるような気がする。

まあ、いずれにせよ、今年のプレイオフを通して、NBAで最良のポイントガードは誰なのか?という論争には決着がついたものと思っている。トニー・パーカーである。