7/23/2012

イチロー移籍。ヤンクに。

シアトル・マリナーのイチローがヤンキースに移籍してニューヨーク・ヤンクになる。尊敬するバーニーウィリアムズがつけていた51の背番号に袖を通さないとの見方もある。今日からヤンクスとの3連戦。イチローが敵としてフィールドに立つ事になる。8番レフトで先発らしい。

で、これはマリナーズにとっては吉報なのか?マリナーズと言う組織はそういう問題では解決できないほどイカれているので、この質問に対する回答しても仕方ない。

まあ、イチローはニューヨークに行けば徐々に打率を上げるだろう。ポストシーズンも戦えて、本人も嬉しいと思う。ブレット・ガードナーが長期離脱中であるし、イチローは良い穴埋めになるだろう。しかし、ニック・スウィッシャーがライトにいるので、イチローはレフトという事になるが、元同僚のイバニエスとアンドリュー・ジョーンズをレフトの位置から追い出してのNYヤンキースへの加入となる。生え抜きで走れるガードナーが帰ってくれば、イチローの居場所は無いわけで、半年だけのチャンピオンリング獲りの為の移籍と考えてよいだろう。

イチローが衰えたと言う事を認めたがらない人たちも大勢いるが、ここ数年、確実に三振が多くなっているし、内野安打が減っている。2004年くらいならセーフだったんじゃないのか?というようなプレーを良く目にするようになっている。しかも、守備でもたまにポカをする。ああいうプレーは2008年ごろまではなかった。衰えたからといって、私の中での稀代の天才打者としてのイチローの評価は全く代わっていない。

私はイチローがシアトルに来た年にシアトルにやって来た。私自身もそろそろ潮時か?この雨ばかり降る陰気な街から退く時期に来ているのかも知れない。

7/21/2012

デルはマザーボードが悪いので電気系統にいつも問題が起こる


私はアメリカに来て以来、ずっとDellのラップトップコンピューター(ノートパソコン)を使っていた。ラップトップは消耗品であると割り切っているので、二年から三年で買い換えるため、高級なコンピューターは要らないというのが理由である。ア●プル社やレ●ボ社のコンピューターが品質的にマシなのかも知れないが、その分値札もきっちりと高い。どんなに良いPCを買おうとも、3年も経てばテクノロジーと言う観点から品質が劣ってしまう事は揺るがしようのない事実である。ならば、安めだけど性能的には問題のないマシーンという事でデルに収まった。しかもデル社のPCは買う時にホームページ上でスペックが選択できるため、「オタク心」が擽られたのだ。

ノートパソコンがコモディティーに成り下がってから15年は経つだろうか?パソコンを選ぶポイントとして、CPU、ハードディスクの容量とメモリーの容量が一番大切であるのだが、その三つを自ら作っているコンピューター会社は少ない。殆どの会社がインテル社のCPUSeagate社のハードディスクを使っているため、これらの商品に関しての差異が全くでないのである。

それでは、消費者は何によってコンピューターを選ぶのか?会社のロゴと見た目だけである。アップルやIBMと聞けば、なんとなく商品の質が優れていると信じるわけだ。後、見た目や重さは重要である。しかし、性能とそれらは関連性が薄い。従って、会社の名前と見た目のセクシーさで、アップル社の商品があそこまで高く売られている訳だ。一方で、SONY社のVAIOは一昔前は良いPCであると信じられていたのだが、今では他のマシーンと同じか、或いはそれ以下の品質と看做されており、店頭の値段にもそれが如実に反映されているように思う。

まあ、前書きが長くなったが、どのコンピューターも同じだ。違うのは値段だけ、と考えていた。が、甘かった。デルは糞である。何故か?もう一つの、もっとも大切なパートの事を完全に忘れていたのだ。それはマザーボードである。デルのマザーボードの品質は無茶苦茶であり、そのせいで電気系統に問題が生じやすいのだ。特にACアダプターを挿す部分をDCパワージャックと呼ぶのだが、そこがしょっちゅう壊れる。DCパワージャックが壊れればバッテリーに充電できなくなったり、色々な問題が発生する。

このような問題はここ何年かで急に沸いて出てきた。昔はデルやHPもまともなマザーボードを使っていたからだ。おおくのPC会社が「華碩」というマザーボードの質に定評がある台湾の会社からマザーボードを買っていた。アスースである。しかし、アスースはマージンの低いビジネスをやるよりも、自分たちでPCを作って売る道を開拓した。それに対し、デルやHPはより安い大陸系のマザーボードを使い始めた。どうせこれらの品質まで気にする人はいないからだ。

現在のデルのマシーンはポンコツである。常に電源の問題が生じる。しかも、マザーボードが大容量のメモリーをサポートしていないくせに、6Gとか8Gのメモリーを搭載したりするのだ。言い方は悪いが、消費者からすればインチキ以外の何物でもない。電源系の問題が生じれば、マザーボードを交換すればいいのだが、300ドル近く出してマザーボードを交換するくらいなら、新しいPCを買った方がマシという事になる。もしくは、自分でパワージャックを交換する事になるのだが、ハンダ付けを伴うオタクな作業になる。

消費者がアップルに惹かれていく事は当然の成り行きだと言える。マイクロソフトがデルやHPを信用しないで自分でタブレットを開発する意味も理解できる。しかし、私はそれでもアップルは嫌ということで、次のマシーンはアスースを買います。デルはもう買わない。

7/17/2012

ジャーミー・リンはヒューストン行きか?

ニックスはジェイソン・キッド(飲酒運転)、レイモンド・フェルトン、マーカス・キャンビー(勉族)、カート・トーマスといった微妙な選手達と契約を交わした。JRスミスやスティーブ・ノヴァックもNYに残ることになった。ただ、ジャレッド・ジェフリーズはポートランドにトレードされた。

しかし一番肝心のジャレミー・リンであるが、ヒューストンが提示した3年で二千五百万ドルをニックスは覆せそうに無い。三年目になんと、一千四百万ドルは、イチローの給料級であり、少しばかり活躍した怪我持ちのソフモアー(二年目)のポイントガードに提示する額ではない。ジャーミー・リンのパンダとしての価値を考慮しても、高すぎる。さらに、他の高年棒選手を大勢抱えるニックスは、贅沢税が加算され、経営が成り立たなくなる。よって、林書豪のロケッツ行きはほぼ確定した。今晩にも発表されるであろう。ニックスのような経営がおかしなチームにいるよりは、ロケッツに行った方が活躍の場は多いと思う。だがヤオミンの後釜という形でテキサスのロケッツに行くよりも、アジア系が多い西海岸のチームに来て欲しかった。

7/16/2012

野球人気の凋落


MLBの人気凋落が著しい。誤解しないで欲しいが、野球は未だに人気健在である。しかし、他のスポーツに比べて人気が凋落傾向にあると言っているのだ。色々なところから議論は出尽くされているように思う。視聴率や総観客数で比較する人たちもいるし、人々の嗜好を社会科学的に論ずる人たちもいる。

私が住むシアトルでは、マリナーズのせいもあると思うが、人々の関心が野球から完全に遠ざかっている。シアトルはセーフコスタジアムが完成して以来、完全なベースボールシティーであった。しかし、ファン離れが相当進んでおり、日常でも野球の話題をする人たちが極端に減ったように感ずる。ローカルニュースでのマリナーズの扱いも、まだまだスポーツの中心とは言うものの、サッカーのサウンダースやフットボールのシーホークスに圧し負けているのではないのか、と感じる時もある。まあ、シアトルはスポーツタウンではないのでなんとも言い難いが、全米の野球人気は明らかに凋落している。因みにローカルニュースの好きなスポーツチーム調査では、41%がサッカーのサウンダース、20%がシーホークスを選び、マリナーズはなんと10%しか票を集められなかった。ローカルニュースは年配層が見ており、若者はあまり見ていないと考えられるので、この数字が何をか況やである。

特に酷いのは若年層だ。私は若い大学生達と接する機会が多いのだが、年配層とは違い野球の話に殆ど食いついてくれない。若い世代の野球離れはかなり深刻であると言えよう。バスケットボールやフットボールの方が見ていて激しく、プレイステーションで育った若い人達の感性に合う。更にはステロイド使用中に広くした球場でステロイドを使用せずに野球をすると、極端にホームラン数が減ってしまった。やたらとノーヒットノーランが増えてしまい「野球通」しか好まないピッチャー中心の渋い野球が増えすぎた事も人気が落ちた原因だと思う。私はそれが悪いとか良いとか言っているのではない。そういった事も野球人気が落ちた原因の一部であると言っているだけだ。野球にファンを呼び戻そうとする立場からすれば、真剣にラッキーゾーンの創設などを考える時季なのかもしれない。そうでなければ、若者が抱く「野球は年寄りの気ダルいスポーツ」というステレオタイプを払拭する事は出来ないだろう。

今後野球はどうなるのだろうか?多分、日本の相撲のようになるのだと思う。バスケットやフットボールの後塵を拝する事は疑いようがないが、サッカー(MLS)などの他のスポーツにすら人気で脅かされるようになる可能性が高い。長期凋落傾向に歯止めを掛けたければ、よほどマーケティングに力を入れる必要があるが、一度飽きさせた人達を再び球場に引き戻すのは至難の業であろう。

人気がなくなれば、お金が集まらなくなる。そうなれば、優秀な人材の確保が難しくなり、見せる物の質にも影響してくる。そんなこんながスパイラルのようにますます人気凋落を助長する。まさに相撲と同じ道だ。栄枯盛衰は時代と共に変わってしまうのだ。それは誰にも止められない。ジャズと同じく、後20年もすれば、ベースボールと言う名の古き良きアメリカは古典と成り果ててしまうのかもしれない。

7/11/2012

来期からマイアミヒートファンになります

今年優勝したヒートであるが、レイアレンだけでは飽き足らず、なんとニューオーリンズに行ったラシャード・ルイスを獲得した。古き良きソニックスのコンビがマイアミで終結する。来期はヒートのファンになります。

7/07/2012

スティーブ・ナッシュを獲得したレイカース

スティーブ・ナッシュがレイカースに加わる事になった。黄色のユニフォームは似合いそうにないが、西カンファレンスが面白くなるのは間違いない。レイカースのボトムネックはポイントガードであったので、ナッシュの加入は理想的だと言える。オクラホマもこれでうかうかしていられない。

一方、セルティックスのレイ・アレンはヒートに。外から撃てる人間を加えたのは面白い。

ただ、両者年をとっており、ピーク時の活躍を求めるのは酷だと思う。得にアレンは、多分シックスマンのような役割を果たすのではないだろうか?