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県庁なんて、どこも左の魔の巣窟。

霞ヶ関の官僚は、課長補佐を卒業する40代半ばを過ぎたころから、経験を積ますためか、出向で都道府県庁のXX部みたいなところの役職に二年間ほど単身赴任させられることがある。自治労の力が強い都道府県、その他自治体に出向した人たちの話を聞くと、まるでパラレルワールドが広がっているようで、興味深い。

中国地方の中核都市の県庁のXX部の長として出向した人が非常に興味深い話を教えてくれた。その県は歴史的な経緯から、平和教育なども盛んで、左翼の活動の拠点になっている。しかし、まさか、そこまで無茶苦茶だとは思わなかった。

初日に県庁に出勤し、皆に紹介された。その際、職員のボスと思わしき年配の人から、「私たちは霞ヶ関から数年間遊びに来られている方には従いませんけん」と、初っ端に、はっきり喧嘩を売られたというのだ。

自分の部署の職員たちは、会議を開いても、誰も出席しない。何の仕事をしているのかもシェアしない。ハンコを押せと言われるので、内容が解らないままハンコを押さざるを得ない。質問をしても答えない。

その人は結局、朝から夕方までオフィスに行き、所定の場所に座り、その県の当該産業についてリサーチしたり聞き取りしたりして、霞ヶ関へのレポートを書くのが仕事の主体となっていたという。県の仕事はほぼノータッチだったそうだ。どうせ二年したら霞ヶ関に戻るので、喧嘩はするなと本省からはきつく言われていたらしい(本省はこの事を知っているうえで、定期的に職員を派遣している)。

県庁職員は権利意識が非常に強く、どうしようもなかったと言う。知事を含め、誰の言う事も聞かないので、どうする事も出来ない。ただ、仕事を全くしていないわけではなく、ルーティーン的な、やらなければいけない仕事に関しては時間通りに仕上がってくるらしい。出勤や退出はきちっと定時なので、オフィスには皆来るらしい。

この話を思い出しながら、私は兵庫県の問題を見ていた。兵庫県、特に西播磨や姫路地域は、職員の権利を守ろうとするような勢力の活動が力強い事は、関西に住む人なら知るところであろう。一般的に言って、太閤さんが納めていた地域には、令和の現在になっても、そのような階級意識の遺産みたいな物が根強く残っている、と良く言われている。

ネットで上がっている情報を紐解くと、自殺した元西播磨県民局長は、公務員失格な無茶苦茶な勤務態度であったと結論付けられる。齋藤さんの言う通りだと思う。人事にばかりかまけ、職権を行使して部下と不倫に勤しみ、猥褻な日記を県所有物である職場のコンピュータで作成し、職務に専念せず、民意で選ばれた自分の上司である知事を追い落とそうと勤務中にクーデターを画策し、県政とは関係ないはずの外部の人間たち(退職した人たち)に職務上で得た情報を漏らしている。死人を冒涜するようで申し訳ないが、このおっさん、腐っている。

私は、元県民局長だけが、兵庫県の中で抜きんでて不良であったとは考えていない。このような不良公務員が局長という身分にまで到達できる兵庫県庁は、公務員ではない普通の感覚から観察すると、機能不全な組織である。不良公務員を看過するようなヌルヌルのガバナンスだったと思うのだ。

百条委員会で質問していた一部の県議員の頭の悪さが悪目立ちしてしまい、その人達だけが癌だと思ってしまうのは、事の本質から外れてしまう。恐らく、県職員の一部も相当ヤバいのだと思う。そういう所を外部に漏らしたくないのか、多くの内部の利害関係者たちが、公務員の特権意識を必死に守ろうとしている節がある。腐っている多くの職員からすると、ごく平均的な職員である元県民局長は、齋藤知事が犯人捜しをする過程の中で、たまたま問題点が明るみに出た為に騒がれているだけで、多かれ少なかれ、他の職員も似たようなものである、と思っているのかもしれない。齋藤知事と片山元副知事が行ったような事を正当化すれば、組合員が次々とパージされてしまう。県民局長は運が悪くて可哀そうだった。兵庫県庁の中で不倫しようがクーデターを起こそうが、何が悪いのだ、と。

菅野保という部落解放連盟の輩が、シバキ隊なる同和関連の組織を率い、記者会見などにジャーナリストのふりをして、総会屋のように暴れている。姫路の問題を、奈良の人が擁護する。姫路なら簡単にシバキ隊をリクルートできるだろう。大阪府庁や市庁にあったゴタゴタは、八尾出身のハシシタさんだからこそ、権利意識の強い連中を力でねじ伏せて、太閤さんのお膝元、大阪の問題は維新が鎮めた。分かる人が読めば、私が何を言っているのか理解してくれるはずだ。解らない人は、もう少し勉強してね。

NHK党の活動を見ていると、立花さんは泉州出身なので、この辺の動きが良く分かっていないと思われる(泉州地域が荒いのは、部落問題とはまた違う)。京都出身の浜田聡は、自治労の闇については気付いているようだが、口下手なのか、問題点をうまく言語化できていない。浜田さんには、是非とも頑張って欲しい。

野中や古賀が、ややこしい人たちを左派から自民党支持に鞍替えさせ、自民党の中で絶対的な権力を取った。ハシシタにより、一部地方行政からややこしい連中をパージした。ややこしい連中達は、れいわ新撰組や、一部の立憲民主党の組織にアプローチし、若者を含む新たな勢力を取り込もうと、必死に画策している。このネガティブな流れこそ、絶対にぶっ壊さなければいけない。103万円の壁とか、防衛増税とかよりも、この問題の方が遥かに思い、日本社会の根幹にかかわる問題だと考えているのだが、皆さんはどう思いますか?こいつらこそ、ぶっ壊されるべき。

頑張れ、NHK党!頑張れ、増山議員!頑張れ、齋藤知事!

地方公務員は、常識に従い、ちゃんと働け!

 

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