9/13/2020

旧態依然とした自民党の理論に辟易しながらも、日本はすでに詰んでいると諦める

 私は菅官房長官に対して、どちらかというとポジティブな意見を抱いている。候補者三人を比べてみたら、菅さんが秀でているのは明らかだ。ある意味で改革派であるし、政治主張もはっきりとしているし、経験も豊富だ。勿論、不得意分野もいろいろあるだろうし、重箱の隅を楊枝でほじくる議論は可能である。

が、やはり私的な政治政党である自民党の理論というものに辟易としている。隠すこともない堂々とした派閥抗争。新総裁を選ぶ選挙において、得票数を数えてから、候補者の政策論争をさせる主客転倒の民主主義。

問題を直視している癖に、社会保障や消費税増税の話はわざと避ける。軽い神輿に忖度してルールの隙を突いた縁故者優遇政策は、悪しき前例や既得権益の打破というスローガンでスルー。こういった話に真摯に向き合わなければ日本の未来はないような気がする。

あ、もうすでに日本は詰んでいたか?今は王手をかけられてから、千日手で逃げ回ってるだけですね。

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