4/29/2020

コロナ14:情報弱者に振り回される民主主義

ゴールデンウィークの初日であるが、近所の公園に「Stay Home!コロナから子供たちを守るために」という張り紙が近所の有志の手によってされていた。私は夜にサインペンを持参し、「子供」にバッテンを書き、「老人や基礎疾患がある人」と書き足した。

恐らく私はキチガイ糞野郎である。張り紙をした人はとても親切で優しい人なのだと思う。が、このような優しい情報弱者のせいで、日本の子供たちは学習する機会を奪われ、多くの子育て世代は苦しみながらテレワークをしているのである。

例外はあるとは言うものの、コロナに感染して2-20歳くらいの子供たちが重症化するという話は聞いたことがないし、統計値でもそれはしっかりと裏付けされている。例外もあるだろう、という人もいるだろうが、水疱瘡でもはしかでもインフルエンザでも重症化する幼児はいっぱいいる。学級閉鎖はありえるが、日本中の学校すべてが閉まることはない。新型コロナがそれらの感染症よりも、子供たちがかかえるリスクが高いという科学的な根拠はない。

検温、手洗いの徹底、登校時間や休み時間をクラスごとにずらすなど、対策を練ったうえで学校はすぐに再開するべきである。張り紙を張ってくれた優しい情報弱者の人たちの声が大きすぎるせいで、取る必要のない対策で日本は経済や社会を無茶苦茶にしようとしている。

老人や基礎疾患を持つ人達をまもりつつ、医療崩壊を防ぎ、リスクの少ない人たちはノーマルに近い状態で経済活動をさせるような政策を目指す。政治目的で過剰にパフォーマンスに走る小池さんみたいな知事や、リーダーシップのかけらもない腐敗自民党にはNOを突きつける。パチンコ屋に行きたい奴は行かせれば良いし、子供の命を守りたくて公園にも出たくないお母さんはそうすれば良い。こういう当たり前の方向性を見ながら、適切に新型コロナを怖がって欲しい。優しいお節介な情報弱者に民主主義が振り回される程の余裕がこの国にあるとでも思っているのですか?

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