万博がやっと閉幕した。
私も、夏場に二回ほど行ったのだが、微妙だった。混んでるし、行きたいところにサクサクと行けるわけではない。各国パビリオンも、SDGsとかの浅い主題に、非常に苦慮しながら無理矢理色々工夫したふりをしてデザインで胡麻化しているだけの、ちょっと見苦しい展示ばかりだった。子供騙しの域に達しているパビリオンも、米国など数か所だけで、「ふーん」っていうのが正直な感想。まあ、想像通りだと言えば、まさに想像通り。
しかし、テレビとかを見ていると、万博の高い評価を良く耳にする。いったい何がそんなに面白いのか?是非とも教えて欲しい。梅田あたりに出来た新しいデベロップメントをぶらぶらするよりは楽しいかもしれないが、正直、その程度のシロモノだった。あれで楽しめる人がいるという事実に衝撃を受けている。
あの程度で暇つぶしが出来て喜ぶ人が、意外と一杯いる事実に、驚いている。あんなんで集客が出来るし、観光客も呼べる。マーケティングとは難しいなぁ、と思う今日この頃である。
しかし、万博で糞高いお金出して食事とかする人は、一体何を考えてるんだろうか?梅田あたりでさくっと食べたほうが余程おいしいし、コスパも良いと思うのだが。
参政党や国民民主に投票したり、万博に行って喜んだり、景気が悪いのに日経を買いまくったり、変動金利でタワマンに投資してみたり、店舗も変わってない改装した西武のデパ地下で値段が上がった総菜を買って喜んでみたり、世の中が私の感覚と大きくずれてきていると感じている。