伊良部氏の自殺に関してのニュースだが、アメリカでは夕方6時台の全国ニュースで大々的に報道された。そんなに注目されていたのかと、結構びっくりした。
双極性障害とはいかないまでも、感情の起伏が激しい人がいる。私の個人的な経験則の統計になるが、日本人にはそういった人は少ない。感情の起伏が激しい人は、日本社会では「修行が足りない」として後ろ指を指される。だがアメリカに来て驚いたのは、そういった人がかなり多くいるという事だ。多分、遺伝的な背景もあるのだろう。アジア人の中では、日本人や中国人には感情の起伏が激しい人は少ないように思えるが、私の知人の韓国人にはこういったタイプの人が有意に多く(alpha=0.01)、人間関係を築く上で困る事もある。もう一度言うが、これは経験に則った確率統計で客観的に分析しているだけであり、社会学的な問題は一切孕んでいない。
過去の言動をニュースで追うと、伊良部氏もこのタイプだと思われるが、まあ、気の毒である。
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