シアトルからの雨 (From Seattle)
雨が降り続くシアトルに住むブログ主が、カプチーノを飲みながら、時事・経済・政治・食・スポーツ等について社会科学的見地から騙ります。広告のクリックをする事、宜しくお願いします!
3/02/2026
イスラエルとイランを比べるのは、北朝鮮と日本を同じ土俵で比べるくらい不毛な議論
3/01/2026
イランはすでに誰が指導するのか手打ちが出来ている?
ハメネイを殺害したようだが、おそらく、イランとイスラエル/アメリカの間で、すでに次の指導体制をどうするのかの手打ちがあったんだと思う。イランの政府内の人物かどうかは不明であるが、ハメネイを排除した後の枠組みを合意した上での空爆だったと考えるのが自然である。イラン側に、ハメネイや保守派が邪魔だと思っているグループがいるのは周知の事実である。
高齢のハメネイを、イスラム法学者であるライスィー大統領に禅譲するのであろうと見られていた。が、不慮のヘリ事故(という事になっている)で死亡したので、最高指導者を選びようがないような事態となっている。
現大統領で改革派のペゼシュキヤーンや、穏健派だったロウハーニーあたりが一時的に主導し、民主主義的な選挙を行って次期大統領を決めるべきだと思うが、さて、どう収まるか?
アメリカにとって、イランの優先順位は低いと思われる。ガザ問題の完全解決を目指すネタニヤフに押し切られて、勢いでハメネイを殺害した、などという事情ではないと信じたいが、どうだろうか?
放っておいてもそのうち死んだだろうが、イスラエルとアメリカがイラン・イスラム共和国の最高指導者を斬首したというイベントが、きっちりと歴史に刻まれ、いくつかの歴史的な伏線を回収できたと考えるべきだと思う。本当に良かった。
イランのまともな人々に自由が訪れますように!
2/15/2026
自由とは?リバティーとフリーダムの違い
自由という言葉がうまく日本語になっていない。自由にはフリーダムとリバティーがある。
フリーダムは「生まれながらの自由」の事である。我々人間は、生まれたからには個人として自立しており、他人にとやかく言われずに生きるのが当然である、という前提に基づく。他人の線路に沿っての人生は恥であり、国家が自分たちの生活に踏み込むな。国家のえらい人たちが決める事も、市井の一般人たちが考えて行きつくところも、結果に大差はない。テクノクラート達が国を運営するというのは「政府の失敗」を引き起こすだけの、トランザクションコストの無駄である。自由主義が行きつくところは無政府主義であるが、そんな極端な話ではない。現状は、数多の規制があり、政治のための政策があり、利権維持のための徴税やインフレ誘発がある。そして、権力は必ず腐敗する。思想の自由、表現の自由、財産の自由を重視するためには、権力を有する政府は小さければ小さいほど良い、という事になる。
リバティーは前提が違う。社会には支配層がいる。支配層と闘い、その結果として「勝ち取った自由」こそが、リバティーである。この考えを日本に当てはめると、どうしても太平洋戦争のトラウマの議論になる。戦前は軍部による抑圧があり、その支配に対する勝ち取った自由こそがリバティーである。そんな話から、憲法9条を変えるな、みたいな話になる。また、極端な例では、天皇制や宗教が社会を支配しており、そこから革命を起こして自由を勝ち取ろう、みたいな極端な思想を持つに至る集団も現れる。このあたりの考え方をリベラル、と呼び、戦前の帝国主義、天皇制、神社仏閣の信仰などを保守的な支配装置と断じ、それを否定するようなしょうもないイデオロギーとなる。時計の針の進み方に合わせ、闘うべきものが陳腐化してしまうと、リバティーは意味をなさなくなってしまう自己矛盾を抱える。抑圧に寄与しているシステムを超えるより良いシステムを導入したり、抑圧している支配層を罰したりすることをもって、リバティーを追求してしまう故、リベラルの人たちは、どうしても計画経済や設計主義的な思想に行きついてしまう。
立憲民主党や公明党はリベラルであるが、国民民主党やチームみらいも完全なリベラル思想である。高市首相を応援している人や、最近の権威主義的な維新の政策も、実質的には設計主義的なリベラリズムであると理解している。真の自由主義が日本に生まれる事を、切に願う。
2/13/2026
RIP ノビー
私がアメリカ留学を始めたのは、友人の影響である、その友人は落合信彦の著書を呼んで、アメリカに行くことを決めたという。落合信彦にコロッと騙されて、アメリカ留学を夢見た日本人は意外と多いんだと思う。
私も、落合信彦の著書は一杯読んだ。サピオ誌を買い、落合信彦の国際政治や精神論、大前研一の経済論は、いつも欠かさず読んでいた。アメリカに行ってからも、現地の紀伊国屋で、国際郵便料の乗った糞高いサピオを買い続けた。
ある意味で、私も落合信彦にコロッと騙されて人生を棒に振った一人だ。落合信彦の著書に出会わなければ、もっと違った人生になっていた可能性は否定できない。
ノビーさん、レストインピース。
2/11/2026
野田は歴史に名を遺す稀代の政治家
色々な事を言う人がいるが、 私は野田佳彦を評価している。
野田佳彦は、機能不全の民主党を完全に壊してくれた。常識家である野田らしい成果の出し方である。
小選挙区制で二大政党制となり、自民から離れたポジションを取ったり、自民を批判さえすれば、野党第一党として、責任のない楽なポジションを取れると気付いてらっしゃった職業政治家の先生方。
新進党時代の若さや未来に対する希望も失い、ポジショントークに終始していた先生方。
宗教的な傘があるために、常識的で現実的な未来を語る公明党と協力した瞬間、ポジショントークに明け暮れる金属疲労した老害たちが大量に落選された。
野田さん、天晴!二回目の歴史的な大勝利である。
民主党を、ぶっこわーす!
1/29/2026
ミネソタ州で起こっているソマリア人の不正スキャンダルを報道せよ
ミネソタ州の話だが、プロテストしていた左派活動家の看護師が銃を所持していて撃たれた話が日本のメディアで流れている。ICEに抗議していた一般市民という触れ込みであるが、シバキ隊よりひどい、ただの公務執行妨害である。
問題は、何故このような事が起きているか、という問題だ。
ソマリアから難民として居着いているソマリア人達が、連邦政府の助成金を不正していたという大スキャンダルがNick Shirley という若手Youtuberによって報道された。この報道を受け、副大統領候補であったミネソタ州知事のティム・ヲルツは、政治人生が詰んでしまった。民主党下院議員でありCongressional Progressive Caucusに所属する、ソマリア系のイルハン・オマーにも、かなりの懐疑的な目が向けられている。アメリカ人のためではなく、不法移民のために政治をしていると言っても過言ではないような態度である。
ミネソタで何がおこっているのかを知りたい人は、一度、Nick Shirleyの動画を見てください。園児のいない幼稚園が、連邦政府から莫大な助成金を受け取り、一部はソマリアに還流しているとさえ考えうるような不正が起こっている。ここまでくれば、人権派の名を借りた、経済ヤクザである。
https://www.youtube.com/watch?v=r8AulCA1aOQ
日本のテレビは、何故これを報道しないで、シバキ隊のような活動家が撃たれたことのみを報道するのか?メディアの腐敗も恐ろしいレベルになっている。
1/15/2026
アメリカがグリーンランドを攻撃する訳がない
トランプがやたらとグリーンランドに固執している。「軍事占領も厭わない」、みたいな話もしている。
「ベネズエラで行った事を鑑みると、グリーンランドにいつ攻めてもおかしくない」、と考える有識者もいるようだ。
はっきり言おう。アメリカがグリーンランドを攻撃する可能性はゼロである。グリーンランドの話は、ただのブラフである。
トランプはヨーロッパに対し、「グリーンランド問題を早急にどうにかしろ」、とハッパを掛けているだけである。グリーンランドを所有し続けているデンマークを中心に、歴史的に大きく関わってきたノルウェーや英国も、グリーンランド問題を軽く見過ぎてきた感がある。デンマークの住人に自治させるのは良いが、中・ロの工作を許すような隙を与える勝手な独立は許されない。グリーンランドが自治領としてEUにもNATOに加盟していないとか、ヤバい状況である。この問題は絶対に是正する必要があると思う。
デンマーク、ノルウェー、英国は、ヨーロッパ流の理想論ではなく、現実の国際政治を見て欲しい。どのようにグリーンランドにコミットし、世界の平和を守るのか。きちんと態度で示してもらいたい。
極東に位置する日本からみると、アメリカがグリーンランドを占領してくれた方が、北部の地域が安定するので嬉しい。未来には当たり前となるだろう北極海航路も、アメリカが北極海の大半をコントロールしてくれてさえいれば安心である。極東日本にとってもグリーンランド問題は重要事項である。デンマークのような小国に何が出来るというのだろうか?
PS アメリカがグリーンランドのレアアースを必要としているらしい。本気で信じている有識者がテレビに出てた。頭悪いんじゃないですか?これもMAGA用の常套句。
イスラエルとイランを比べるのは、北朝鮮と日本を同じ土俵で比べるくらい不毛な議論
ハメネイ斬首作戦を受けて人と話していたのだが、「イスラエルがそもそも悪い」みたいな話をされた。「イランが核爆弾を作り、イスラエル抹殺を宣言している。が、イスラエルも、ユダヤ人以外を追い出し、ユダヤ国家建設を企んでいる。ビビ・ネタニヤフは、非ユダヤ人は全て抹殺するべきだと言っている...
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アメリカという国は、思っている以上に保守的で宗教的である。アメリカ流のキリスト教的な価値観があり、右も左もその上で戦う。マリファナを推奨したり、同性愛結婚を推奨したり、戦争反対を言ったり、死刑廃止を訴えたり、中絶を支持したりする人達も、キリスト教のアンチテーゼとしての政治的な発言...
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立花孝志は、自殺したと報道されている竹内元県議を、「警察の捜査を受けている」と生前に言った事で名誉棄損の罪がかけられているものと理解している。この件については、事実ではなかったとして既に謝罪している。プラスで、死後には「警察に実は明日にでも逮捕される予定だった」と虚偽の話をしたと...