5/01/2011

サンダー、NBAプレイオフ

バンクーバー・カナックスがいい感じなのだが(ただ、西地区一位通過というものの、少し情けない試合が続いている)、アイスホッケーのコアなファンも少ないと思うので、少し私にとって心が痛い話題をする。つまりNBAの話だ。

オクラホマシティー・サンダーが凄くいいチームになっているのだ。いや、OKCなどと認めたくはない。何がOKCだ。青い服を着ているが、あれはスーパーソニックスだ!キーアリーナでプレイオフをやっている筈だ。未だにソニックスがシアトルからオクラホマに出て行ったことに納得がいかず、スターバックスコーヒーの不買運動を一人で頑張っている私は、OKCサンダースと書くのが嫌なので、当コラムではソニックスで押し通す。
ソニックスが前にプレーオフに行った時、レイ・アレンもいたしラシャード・ルイスもいた。あの頃のメンバーで残っているのはニック・コリソン位だ。テレビ放送がなく、暫く見ていないのだが、ニック・コリソンは相変わらず渋いバスケをしている。

ケビン・デュラントとラッセル・ウェストブルックの二人が巧いのは解っているが、イバカやハーデンなど若手を中心に、速いバスケを展開しており、見ていて楽しい。一流半の微妙なグリーンを出して、ボストンからパーキンスをとってインサイドを強化したことも良かったと思う。

バードマンとJRスミスを擁するデンバーナゲッツを簡単に下して、王者サンアントニオと当たるものと信じていた。サンアントニオはマヌー・ジノビリ、ティム・ダンカン、そしてトニー・パーカーの外国人三羽烏を擁して、速いバスケの対極をなすような「勝つバスケ」に徹してチャンピオンリングを手にし続けていた。前にソニックスがスパーズとプレイオフを戦った時は、善戦実らずソニックスは敗れ、私はキーアリーナでがっかりしたものだった。プレイオフでの再戦だと喜んでいたのだが、なんと勝ちあがってきたのは、万年Bクラスのバンクーバー・グリズリーズだ(今はメンフィスでやってるのに西地区に属す)。

バンクーバー・グリズリーズは、ポートランドにいたザック・ランドルフがインサイドでいい仕事ができる。それというのも、ガソールの弟とでかいの二人でコンビを組んでいるからだろう。ルーディー・ゲイは怪我で出れないが、OJメーヨーなどを中心に若手が速いバスケをする。そして、ベテランのバティエがいつもながらの汚れ役をしている。見ていて楽しいチームである。

若く速いバスケのシアトル・スーパーソニックスとバンクーバー・グリズリーズ。ノースウェスト同士の戦いだ。これは面白いと思うが、何故かメンフィスとオクラホマシチーなどという訳の解らない田舎でやっているのが気に入らないのだが。

GO Sonics!!!

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