5/15/2011

非常に政治的なフランスという国

ストロス=カーンがニューヨークのホテル従業員に対するセクハラで逮捕された。フランスの財務大臣を務めた人物であり、現在はIMFの専務理事をしている。発言も重く、ギリシャやポルトガルの問題についても、常にマイクが振られる。

フランスの社会党に属しており、次期大統領候補でもあったストロス=カーンが逮捕されたのだから、不思議というほか無い。

フランスと言えば、福島原発の話から気を逸らす為かリビア空爆のリーダーシップをとったり、昔もアメリカと中国の間で武器輸出の政治判断を揺らしてみたり、エアバスとボーイングの戦争を後ろから支えてみたり、かなり国際的に政治的な国である。しかし、ここまで露骨なニュースをみると、フランスという国をどうしても色眼鏡で見てしまう。

ちなみにストロス=カーンは完全なユダヤ人である。現職大統領のサルコジは、ハンガリー系の父親とカソリックに改修した元々を辿るとユダヤ系である母の元に生まれていたため、ユダヤ人であるという言い方が適切かどうかは判断が分かれるところである。(ユダヤ人はユダヤ教を信じている人という意味と、ユダヤ人の母親から生まれた人という二通りの意味があり、「日本人」というような民族的な定義とは若干異なる。)

EUの小国が経済問題で苦しんでいる中、フランスはEUで存在感をますます強めているので、フランスの政治問題はしっかりと注目しなくてはいけない。

0 件のコメント:

竹内県議が兵庫県政の空白を生んだ迷惑な黒幕の一人だというのは、真っ当な評価であり、この事実が揺るぐことは無く、立花の名誉毀損の件とは関係ない。

立花孝志は、自殺したと報道されている竹内元県議を、「警察の捜査を受けている」と生前に言った事で名誉棄損の罪がかけられているものと理解している。この件については、事実ではなかったとして既に謝罪している。プラスで、死後には「警察に実は明日にでも逮捕される予定だった」と虚偽の話をしたと...