5/01/2013

ロケッツ、崖っぷちから手負いのサンダーに二連勝

これは2012-2013シーズン・プレイオフの記事です。2014年の記事はこちらから

ベバリーの強引なスティールで膝を壊し、手術によって長期離脱を余儀なくされたウェストブルックを欠くサンダー。3戦全勝で挑んだ4戦目をヒューストンで落とした。

で、5戦目。サンダーがロケッツ相手に、なんと、まったく勝負にならない。フランシスコ・ガルシアがケビン・デュラントをがっちりとガードすれば、サンダーの得点力は消え去ってしまった。ウェストブルックがいれば、こういう時は早いドリブルで突破してきてレイアウトを狙ってくるのだろう。しかし、ウェストブルックがいないサンダーは、デュラントに頼るか、外に出して誰かが強引に3PTを打つくらいしか攻撃オプションがないのである。3PTシュートは3割くらいしか入らないので、ヒューストンが外から中から攻撃を続ければ、自ずと点数差が開いてくる。

サンダーのディフェンスは、ハーデンとパーソンズを意識しすぎた感がある。その他の選手ががら空きで、ガルシア、アーロン・ブルック、そしてベバリーがかなり楽にバスケットできたのだと思う。さらには、センターのオマー・アシークがインサイドで点数をぼこぼこ入れられるので、サンダーは手も足も出せなかった。

こういう時に、フィッシャーやセフォロシャあたりが立て続けに3PTでも入れられれば、流れも変わったのかもしれないが、それもこの日はなかった。

ヒューストンはジャーミー・リンが出ないことが、結局は功を奏しているのである。そして、ハーデンにPGをさせない事が、さらに好環境を生み出していると考える。リンもハーデンも生粋のSGであり、PGの技術が劣る(「普通の」パスが下手)のではないのかと筆者は勘ぐっている。

しかし、サンダーの見せたみっともないバスケに腹が立った。アシークに執拗にファウルをして、フリースローを投げさせるというものだ。あれは、弱いチームや学生がやる事で、3-1で勝っている昨年の王者が新鋭のチームにやる事ではない。それほどサンダーは余裕がないということか?アシークもそこまでフリースローが下手ではないし、意味のない作戦だったと思う。一回や二回なら解からなくもないが、一体何回ファウルしたのか?いい加減にしてほしい。

第4戦も目が離せない。第二戦も第三戦も、ヒューストンが負けたとはいえ、最後は3点差の好ゲームであった。シリーズは終わってみなければ解らないが、正直ロケッツが勝ちあがるのは難しいと思う。ケビン・デュラントの調子さえ良ければ、いくら他の場所のマッチアップでロケッツの力が優ろうとも、結構簡単に勝てるのではないか?

ただ、どちらが勝ちあがろうとも、メンフィスは下せないと思う。ヒューストン対メンフィスなら、かなり面白い試合になると思う。一方、手負いのサンダー対グリズリーズなら、一方的な展開になってしまうと思う。メンフィスがクリッパーズ相手に勝ちあがると確定したわけではないが、今年のプレイオフはメンフィスが良い所まで行くのではないだろうか?

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