5/03/2013

2013年ケンタッキーダービー、前に行けるヴェラザーノに期待


ロケッツ対サンダー、クリッパーズ対グリズリーズが同じ時間に試合が組まれているため、ESPNとESPN2を行ったり来たりする忙しい夜になりそうだ。

今年のケンタッキーダービーだが、メンバー的に面白みに欠ける感がある。例年の事ではあるが、BCフューチャーズの面々は故障で回避。新手の新興勢力(リズンスター)達からどの馬が良いのかを決めなければならない。ただ、オールウェザーがほとんど廃止されたことによって、キーンランドのブルーグラスS以外のプレップレースは額面通りに受け入れられるのは良いことである。いつまでリンクが持つかは知らないが、ケンタッキーダービーの馬柱はここから手に入れてください。OKを押すと、アクティブの画面が出てきます。プリントを押すとPDFで保存できます。

さて、展開なのだが、今年はダービー特有のきついレースにはなりそうにない。ヴェラザーノ、フォーリングスカイ、イッツマイラッキーデイ、そしてゴールドセンツあたりが簡単に前に行けそうである。ジャイアントフィニッシュ、オーブ、そしてオーバーアナライズあたりが先行集団につける。これより後ろの馬は、正直きついだろう。

ゆっくりとした展開にさえなれば、良い位置にいる馬同士の瞬発力勝負となる。で、結論。◎はヴェラスケス騎乗のヴェラザーノ。モアザンレディーを父に持ち、全走ではウッドメモリアルを先行から快勝。ここも同じように勝負を運べるはず。○はイッツマイラッキーデイ。父のロイヤーロンは人気にも関わらず、バーバロ相手にボロ負けした。ただ、ダンジグ系の血が騒ぎ、前に行けば逃げ切れる。▲には大穴で大外のヴィジャックを押す。後ろから差せるならこの馬くらい。祖父ハーランズホリデイ、父は新規種牡馬のイントゥミスチーフという血統(ハーランズホリデイの孫が既に走っているのですね)。鞍上ゴメスの剛腕に期待。△にゴールドセンツ。この馬も父はイントゥミスチーフ。鞍上のクリッガーは競馬界では珍しい黒人で、黒人として1902年以来のダービーを勝つのか?などとメディアを賑わしている。×は一番人気であろうオーブ。父はマリブームーンで祖父APインディー。母方の祖父はアンブライドルドと血統が綺麗すぎて逆に心配。

この時期のケンタッキーは天気が悪いことで知られている。金曜日の時点で、シカゴからメキシコ湾にまで伸びる停滞前線があり、それがゆっくりと東に向かっている。もし雨が降るようならば混戦を極めるだろうが、予報では天気はどうにか持ちそうだ。

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