周りの人がウザイ。「オバマが勝った!」とはしゃいでいる。アメリカ人ならまだ良いが、アメリカにいる日本人を含む外国人まで「オバマが勝った!」とはしゃいでいる。フェースブックには、オバマを祝うメッセージが溢れている。ウザ過ぎる。
私は、オバマは好きである。しかし、民主党政権を信じていない。オバマが好きな理由は、オバマの政策は民主党としては右派だからである。しかし、民主党の経済政策はあり得ない。共和党の経済政策の方が圧倒的に信用できる(あほブッシュは最低でした)。社会的な事項に関しては、興味が無い。共和党は州が社会的な事項を決めれば良い、とはっきり言っているので、急に中絶が違憲になったり、同姓婚が廃止になったりはしないだろうし、ロムニーも無駄に反対者を刺激する政策を採るわけがない。
選挙の討論を通して、最後まで両陣営がどのようなアメリカを目指しているのかは理解できなかった。両者には確たるアメリカの信じるべき絵がある筈なのだが、選挙戦略で両者は明確に答えなかった。常識的に考えて、オバマになろうが、ロムニーになろうが、何も変わらない。どちらが大統領になろうとも、出来る事は限られている。税金は上げなければならないし、社会コストは減らさなければならない。オバマになろうが、ロムニーになろうが、私の生活は一切変わらないし、フェースブック上ではしゃいでいる連中も何の得もしない。皆、雰囲気で物を言っているだけである。
習近平と一緒で、大統領が必ずしも出来る事など達成できない。社会はそれだけ、良い意味で発達しているのである。
私は経済の事意外興味がないのだが、今後アメリカの株式は調整局面に入るであろう。来年の春頃までに掛けて、3000ドルくらいは軽く下がると思う。なぜかと言うと、配当の課税を強化するからだ。配当名目で株を持っていった人達が、株を売ってミュニシパルボンドなどに乗り換える動きが加速すると思われる。すると、テクニカル線を割ってしまうので、調整局面のベアマーケットという事になる。ただ、ボンドの値段が上がるので、米ドルはそこまでは下がらないと思われる。まあ、QEなどで株価が膨れ上がっていたので、どこかで調整を入れなければならなかった。
さらに、財政の壁を利用して調整が入れやすい局面に入っている。財政の壁を考えたとき、ベイナーが議長を務める下院は、共和党が多数を占めており、捩れている訳だ。もし、何らかの案を通す必要があれば、大幅な譲歩が必要になる。財政の壁を越えてしまうと、自動的に増税が発生し、支出が削減される。そうなると、経済にはマイナスの圧力をかけることになる。そのために、大統領と下院が早々と折衷案を纏める必要があると来る。或いは、クルーグマンが言う様に、長期的な成長を見込むためには、財政の壁を越える事も作戦としてはありではないか、と来る。しかし、そうは問屋は卸さない。大統領選ではロムニー陣営が300億、オバマ陣営が400億円程度のテレビ広告を打っている。善意の寄付も含まれているが、サポーターがこれらの費用を賄っている訳であるが、お金を出した人が見返りを求めるのは当然の事である。オバマが勝って、一体誰が見返りを得られるのか?それらの人達にどの程度見返りを与える必要があるのか?選挙戦での美辞麗句、あるいは敵陣営への批判を超えた、汚らしい部分がこれから愈々明らかになろうとしている。オバマ陣営について勝った連中、それは公的機関の従業員である。そういった連中が財政の壁を越える事を良しとする訳がない。オバマは支出を削減できないのである。
米経済は米株に依存している。株価が下がれば、デフレの心配が出てくる。QEプラスゼロ金利。株安を助ける政策は残っていないのだ。幸い、日本人はデフレ下でしなければいけないことを熟知している。現金(ドル)保有と節約だ。
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