「橋下が答えではない」と言う日本人に遭遇した。「それでは答えは何か?」と聞いたのだが、お茶を濁して答えてくれなかった。
申し訳ないが、政治に「答え」を求める時点で、メルヘン主義であるとしか思えない。私とあなたの利益は異なるため、暴力で決着しない為にも多数決で決着をつけて、敗者は勝者のお尻の穴を舐めなさい、というのが民主主義である。政治とはそれ以上でもそれ以下でもない。
同じように、アメリカの大統領選の討論を見たのだが、民主党も共和党も、自分を支持してくれる利益団体に利益を与える政策を模索しているだけである。国家のゴール等に関しては、両者とも大差がない。
あるはずも無い理想の「答え」を模索したり、代替案が無い癖に候補者を批評したりするのは、民主主義を理解していないとしか思えない。
和を以って尊しとなし、空気を読めと強要する風潮が、官僚主義を跋扈させている。民主主義を人気投票と勘違いするが故に、民主党内の政策軸の180度転換を許す結果となっているのである。
政治家はレベルが低いと人は言う。否定はしない、だが政治家など所詮は水商売である。有権者がある程度賢くならなければ、理想の民主主義は達成されない。民主主義の理想とは、敗者がヤクザの様にごねずに、勝者に意思決定を委ねることである。
議会がねじれている時点で、民主主義の役割は果たせない。そういう意味で、日本もアメリカも、現在の政治はインポテンツである。そして、そういったふざけた捩れを許容している選挙制度にメスを入れるなどの抜本的な改革をしないことには、グローバル化された速度の速い世の中で勝ち残ることはできない。社会のスピードに政治(法整備)が追いついていないのである。
日本もアメリカも、論駁の余地もない発展国である。が、両者とも政治のシステムが国家の発展を阻害している懸念がある。21世紀の世の中でどのような政治統治システムが必要であるのか?どのような政治システムがもっとも効率がいいのか?こういった建設的な議論を進めなる必要が急務であると思われる。
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