個人的には興味がそそられない組み合わせだが、今年のワールドシリーズはタイガースとジャイアンツの伝統の一戦になった。まあ、ナショナルリーグに興味がないので、頂上決戦はいつも興味が沸かないのだが。とりあえず蓋を空けると、シーズン前の予想通りに収まったような形であるが、シーズンは一体なんだったのだ?という疑問も残る。
デトロイト・タイガースは御存知、チームが巧く噛み合わず、前半戦は泣かず飛ばず。先発陣が踏ん張れば、打線は打てない。逆に、接戦になればブルペンが打ち込まれる、といった悪循環を繰り返す。
若き先発陣は惚れ惚れする。シャーザーとヴァーランダーの活躍は凄かった。ただ、ヴァーランダーは去年の活躍が神掛かっていたので、オールスター先発できる程度の活躍では物足りなく見えた。マリナーズから移ったシンカーピッチャーのフィスターは故障。スマイリーとポーセロはへろへろ。後半戦前にフロリダから獲ってきたサンチェスもそこそこの活躍しか出来なかった。
打っても、フィルダーとカブレラの中軸コンビは恐らくMLB最強である。一番に根付いたジャクソンも良い。前のワールドシリーズ出場時の主戦、グランダーソン、ポランコ、シェフィールド、オルドニス、インジといった選手が全ていなくなったのに、このメンバーを構築したGMのドンブロウスキーの手腕は光っている。
ただ、ドーテル、ベンワー、ヴァルベルデのブローセーブ試合ぶち壊しトリオが加わる。これを懲りもせずに使い続けて負け続けたリーランドの采配は如何な物か。このメンバーでホワイトソックス相手にぎりぎりまでプレイオフ進出を決められなかった事の責任は監督にあると考える。世間が言うほどジム・リーランドの采配を私はリスペクトしていない。
サンフランシスコ・ジャイアンツも巧く打撃陣を世代交代させた。前回WS優勝時のシーズンに活躍したハフは代打要因になってしまったが、バスター・ポジーとサンドバルの巧さは光るものがある。パガン、ペンス、セリオット、マルコ・スクータローという渋い面々を揃えて、細かい野球が出来るチームである。ステロイダーのメルキー・カブレラが出れないのは自業自得だが、カブレラなしの方がこのチームとしては良いような気もする。
ジャイアンツはピッチャーも揃っている。先発陣は、リンスカムが計算できないのが痛いが、マット・ケイン、ヴォーグルソン、バンガーナーとデトロイトの先発陣に対しても遜色がない。ただ、バリー・ジートーのような昔獲った杵柄のようなピッチャーもいるので、良く解らない。ブルペンも、ウィルソンが故障しているものの、デトロイトとは比べ物にならないほど良いピッチャーが揃っている。
で、全く当たらない当ブログの予想であるが、結局ジャイアンツが勝つと思う。ブルペンを見ればジャイアンツが有利だからだ。采配に難があるリーランドと、策士のボーチー。この面々ではジャイアンツで決まりである。
しかし、バリージートーが2002年のような投球をして、ヴァーランダーが打ち込まれた第一戦の様に、野球は何が起こるか解らない。だから面白いとも言えるのだが。
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