問題は西海岸である。サンアントニオもオクラホマも、頭いくつか抜けているのかと問われれば、そんな事もないからだ。
我がロケッツは、年明けから怒涛の勢いで西地区4位につけている。この調子なら、プレーオフの準決勝くらいまでになら行けるだろう、と思っていたのだ。準決勝で得意さんのスパーズと当たれば、下手したら西コンファレンス決勝まで行けるのじゃないだろうか?そんな夢さえ見ていた。
しかし、その夢は、パトリック・ベバリーの故障という悪いニュースで脆くも消え去ったのだ。27日のフィラデルフィア戦で、右半月板を損傷して、今シーズンの残りは絶望、という事だ。
で、問題が起こる。ロケッツにはまともなポイントガードとして、パトリック・ベバリー以外の選手がいないのだ。ベバリーは私の好きな選手ではない。しかし、ポイントガードとしてのドリブルやパス、そして、相手のポイントガードをディフェンスする能力と言う意味では、ベバリーはロケッツにとって、最も大切な選手だと言えるのだ。というか、ベバリーの代役が見つからないのだ。
何故、こんな表現を取るのかと言うと、ハワードが故障すればアシークが、パーソンズが故障してもジョーダン・ハミルトンあたりが、ハーデンが故障してもリンが代役をこなす事が出来ると思うのだ。しかし、ベバリーの代わりであれば、シーズン当初はアーロン・ブルックスがいたのだが、ジェレミー・リンはポイントガードとしては機能できない。先発メンバーに本当のPGがいなければ、試合のペースが作れないのだ。
私はジャーミー・リンを応援している。しかし、リンはPGの素質は無いと信じている。教科書的なパスは出来ないし、ボールもキープできない。できるのは、速攻でのレイアップと、がら空きの時のシュート、そして奇想天外な面白いパスくらいである。第六の男、或いは試合終盤にスモールで戦うときなど、リンが必要な場面は多々あるが、先発のPGとしては使えない選手である。
ところで、4月1日の先発メンバーを見ていて思いついたのだが、次の図の中の顔が誰か解りますか?
答え:上はロケッツのパーソンズ、アシーク、モンティユニス。下はジャスティン・ティンバーレーク、若い時のジャッジ・ラインホルド、そしてラッセル・クロウ。
0 件のコメント:
コメントを投稿