ハイライト
前半のスパーズの攻撃はまさに圧巻だった。第一クオーターは86.7%、第二クオーターは66.7%。前半を通して75.8%のフィールドゴール率で、71点をもぎ取った。
ヒートも一応50点取っているので、ヒートが悪かったわけではないが、スパーズの攻撃がおかしかった。やはり、パポビッチはカウヒ・レナードに託してきた。ディアウをティアゴの代わりに使って、ディフェンスを分散させたうえで、トニーパーカーにディフェンスしようとしているヒートの隙をついた格好だ。レナードは、この日はキャリアハイの29点を捥ぎ取った。素晴らしいとしかいいようがない。
レナードは真面目で不愛想だが、サンアントニオのシステムに完全に合致する素晴らしい選手である。サンディエゴステートというマイナーな大学から、インディアナペーサーズはどうやってこんなに素晴らしい逸材を発掘したのか?そして、ポール・ジョージと交換したサンアントニオ・スパーズと言う組織も素晴らしい。
第三クオーターにヒートが意地を見せたが、時すでに遅し。111対92でスパーズが点数最上の圧勝をした。ヒートは最後はオデン達を使うほど、試合は早くに終わっていた。ただ、ソニックスファンの私としては、ラシャード・ルイスの活躍が嬉しくて仕方がない。ディフェンスやオフェンスで積極的に動く方ではないが、的確に仕事する姿を見守りたい。
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