ハイライト
スパーズが優勝!MBPはレナード。レベルの高いバスケを見させてもらった。
ヒートはこの日、ボッシュ、ルイス、レブロン、アレン、ウェードという、ビッグ3にソニックスのオールスター二人を加えた、超攻撃的布陣で臨んだ。ただ、先発が外れた際の得点力を誰が担うのかという疑問が残るラインアップでもある。
第一クオーターの開始6分ほどは、ヒートが神懸った集中力を見せ、得点を入れまくり、ディフェンス力も発揮した。レブロンが点数を入れまくる。ありゃりゃ、ヒートがこの試合を持っていって、試合はマイアミに帰るのかな?そう思った矢先、パポビッチはグリーンに変えてジノブリ、ダンカンに変えてスプリッタ―、パーカーに変えてミルズを投入した。これが大当たり。一時は16点差だった点数差がみるみる縮まる。
ジノブリ、ミルズとレナードが得点を、特に3PTSを入れまくる。第二クオーターになると、ダンカンもいつも通りの渋いバンクシュートで得点を積み重ね、前半が終わってみると、なんと40対47でサンアントニオスパーズがリードした。
これでマイアミヒートの息は切れてしまった。一方のスパーズは、昨年レイ・アレンにやられた悪い思い出が蘇るのか、点数差を話しても、攻撃も防御も手を緩めない。パティ―・ミルズが3PTSを連発してスパーズが大きく引き離す。
レブロンにディフェンスされて、点数を全然入れられなかったパーカーだが、レブロンが休憩してからは点数が入る。特に最終クオーターは14点入れた。ヒートは苦し紛れにビーズリーとかを使ったが、スパーズの集中力の前では勝てず。最後は消化時間で試合終了。
予想通り、MVPはレナード。ただ、スパーズはスター選手、いわゆるビッグ3に頼るようなバスケではなく、パスを回し、全員が効果的に基本のバスケをした。スパーズと言うチームが、レブロンと言うスーパースターを凌駕した、というようなシナリオになっている。ただ私の評価では、ヒートもチームバスケをしていたので、全体的にスパーズがヒートの穴をチーム力で巧く撃破出来た、そして何よりも選手の調子が良かった(グリーン以外)、という事に尽きると思う。
スパーズはチャンピオンに相応しいチームである。おめでとうと言いたい。これでNBAが終わってしまった。ワールドカップで暫くは楽しめそうだが、フットボールシーズンが始まるまでスポーツはお休みだ。野球?老人のスポーツはプレイオフ以外、観戦するだけ時間の無駄です。この夏は移動しなければならないので、道中をゆっくりと堪能する事にする。
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