私はリトルリーグの世界選手権を見るのが好きで、毎年ESPNで観ている。今年の日本代表は浜松南であり、エリミネーションマッチでメキシコと対戦した。メキシコ、ピッチャーのガルシア君は一回にはかなり緊張していた様子で、ストライクが入らない。しかも、二つのエラーにより、早々と二点を失点する。いつもの日本圧勝のパターンかと思ったが、このメキシコのチームがかなり組織的な野球をするのだ。何よりも内野の守りが良い。日本がバントで二塁手を送ろうとして、ダブルプレーを取ったのは圧巻であった。一方の日本も、ピッチャーの鈴木君が頑張っていたが、メキシコの巧みなバッティングに二点を失い、同点になる。日本の内野の守備も堅く、特に二塁手の松下君か井桁君のプレーが素晴らしかった。
延長戦になり、メキシコに競り負けてしまったが、浜松南チームも健闘した。メキシコは優勝候補の中華台北(要するに台湾)チームを3-0で蹴散らしており、かなり強いと思われる。ここ数年、インターナショナル代表は、日本対台湾という構図が目立ったが、今年は若干違う構図が見られる。
しかし、浜松南の選手が良い。野球を楽しんでいる。良いプレーをすれば笑みを浮かべるし、常にアップで試合をしている。見ていて気持ちが良い。監督もすがすがしく、日本を代表するに相応しいチームだと思う。それに対して、昨年の江戸川南は優勝はしたものの、非常に見苦しいチームだった。選手の子供たちは、何かに恐れてか、決して笑わない。狸のような老いた監督は、世界中で放映されているという事を忘れてか、「あのポンコツ相手に何点でもとれるだろ!」などと、相手を見下したような発言をマイクに取られている。ああいうチームがリトルリーグの日本代表として出て欲しくない。
浜松南はメキシコに負けてしまったが、サウジと戦い、恐らくその後は台湾と戦い、まだ決勝に進む可能性を残している。是非とも頑張って欲しい。
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8/22/2011
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