11/09/2011

大相撲でインシュリンを使うのがドーピング??(笑)

隆の山がインスリンを摂取していた事が新聞に大きく報じられている。色々な問題が内包されているのは承知であるが、明らかにおかしな煽動的な報道が各紙を覆っている。それは、

「奥村副大臣は会見で、五輪などでドーピング検査を実施する世界反ドーピング機関(WADA)の禁止薬物であるインスリンを相撲協会が禁止していないことについて言及。「私もびっくりしたし、世界から見ても批判があると思う。しっかり指導していきたい」と角界の常識が世間の常識と懸け離れていることに疑問を投げかけた。」

というものだ。まるで、インシュリンがスポーツ選手にはあるまじきドーピング薬物であるような書き方である。何故、五輪競技でもない相撲という興行に、五輪の禁止薬物を採用する必要があるのか?全く目的が異なる世界反ドーピング機関の基準が金科玉条のごとく扱われるのは何故か?例えば北米のバスケットボールなどでは糖尿病患者がインシュリンを注射する事は認められている。何故相撲では駄目なのか?そもそも体重を増やさなければ不利を被る相撲という競技において、糖尿病というリスクは避けて通れない。インシュリンを禁止すれば相撲という競技が成り立たなくなる可能性すらある。

上記の奥村副大臣の記事は、1)インスリンが世界広くで禁止薬物として認められているドーピングであると煽動し、相撲協会をいじめようとしている、或いは2)奥村副大臣が事情を全く解っていないただの馬鹿、かのどちらかである。

何れにせよ、マスメディアと政治家の質にはいつも苛立たされる。

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