10/01/2016

日本の政治が完全に明後日を向いている件について

最近、日本の政治の動向を見ていてイライラする。日本社会には解決するべき問題が色々と山積されていると考えている。特に、あらゆる分野で規制が雁字搦めになっており、そういった物を撤廃する事こそが、未来の成長戦略であると私は信じている。が、そのディメンションで議論している人達が消えてしまった感がある。現在永田町や新宿で行われている政治は、まさしく劇場型以外の何物でもない。批判の的であるスケープゴートを用意して、他の事から目を逸らさせる。こういうやり方で国家破綻の日までダラダラやるつもりなのかな、と勘繰ってしまう。

①都庁の闇

都庁というよりも、日本政治の統治体制は昔から透明性にかけている。政治どころか、企業や学校やその他団体の運営においても、透明性という物が重視されていない。透明性の欠如は言われているようなリーダーシップの欠如ではない。取り巻きが自分たちの出世やいい顔をする事を狙い、そして組織の権力を下々の人間に誇示するために、透明性を歪めているというのが日本社会の真相だと思う。リーダーが変わらなければというが、統治機構や意識を変える必要があるし、リーダーの周りにいる見えにくい連中たちが力を発揮できるような仕組みそのものに問題がある。小池さんがいくら頑張っても、根本的な問題を解決しなければ、元の木阿弥である。内田先生の首をとっても、第二第三の内田が蔓延るだけに決まっている。

現在、豊洲市場の問題とオリンピック利権が突かれている。どちらにも問題は山積している。ガバナンスと意思決定を透明化するという最終目的があるのであれば、私はこれらの問題の解決に諸手を挙げて賛成する。が、コストを削減するためや、安全面の見直しをするためにプロジェクトを止めているのであれば、それは違う。何故なら、プロジェクトを止めたり遅らせたりすると、莫大な保障問題が生じるし、都庁職員の労力を使う事は税金の無駄遣いに他ならないからだ。さらに、安全面の問題に関しては、些少な問題を大袈裟に騒いでいる。ベンゼンの濃度が多少高いと何か問題があるのだろうか?豊洲はヤバいとか騒いでいる人は、スーパーでサランラップにくるまれた魚しか見た事が無い人だろう。築地の市場で鮮物がどのように扱われているのかを見た事はないのだろうか?

②蓮舫二重国籍問題

原付に乗っていれば、二段階右折をする必要があるが、余程の暇人でなければインチキをする。その程度の問題だと思う。で、これが問題になった。国籍法に則って法律で白黒をつければよいと思う。が、一部の人が無駄に騒いでいる。で話を聞いていると、「首相になる可能性のある党首が二重国籍保持者だといけない」とか「民進党はこういう事をしていると信頼を失う」とか、偉そうな事を言っている。こういう指摘をしている人は、基本的に民進党が嫌いな連中であり、民進党が何を決めようが、それは民進党の問題だ。民進党がどのような党略をもってマーケティングをしようが、外野は黙っていればよい。法律問題なのだから、法律判断に任せればよいのだ。法律に問題がなければ、有権者が判断を下せば良いと思う。ただ、国民の大多数は口でこそ言わないまでも実質的なレイシストであり、男女差別主義者である。二重国籍などを良しとしていない人が大多数だと思う。「国籍法を変えよう!」「夫婦別姓選択制にしよう!」とかいうリベラルな意見はまだまだ受け入れられないだろう。

③維新の怪

私は橋下元大阪市長が好きである。地方分権をすすめてくれ、国のコントロールから国民を解放してくれるものだと信じていた。みんなの党と与んでいた事でも解るように、規制改革の方向性に物事を運んで行ってくれるのだろうと思っていた。ところがどっこい。蓮舫問題では国籍法強化を言い出したし、さらに大阪に万博を誘致するとか言い出した。維新は規制やバラマキを支持する政党なのか?私は混乱している。これでは自民党と変わらないではないか。

④自民党は的外れの批判をされているが、やりたい放題

安倍首相は「憲法第九条を護れ」とか唱えているあほな団体にだけ批判されている。逆に産経などは、虫の息の民進党を叩いて、安倍首相や自民党が政府をコントロールして現在進行中のバラマキ国家社会主義を批判する様子すらない。日銀は長期国債利率までコントロールすると言い出している。我が国の自由度はどんどんと下がっている気がしてなならない。

まとめ
国政では「憲法第九条を守るか守らないか」が国の軸とされつつある。言うまでもないが、大多数の国民は白けている。アベノミクス批判はうわべだけであり、消費税問題を中心とする財政問題はなかった事になっている。地方自治体では、「無駄遣いをなくそう」というキャンペーンに無駄遣いが行われており、日本型の統治機構を改革するとか、そういう流れにはなっていない。蓮舫や橋下は、元々そういう話をしていたのに、なぜかそういった話を必死に隠している素振りすらある。逆に、深層心理的に日本型統治機構に手を付けられたくない連中は、必死で蓮舫などを叩いている。ここ暫く、まともな政策議論すらできない国に成り下がっていると思う。永田町界隈での議論が女性誌やワイドショーレベルに落ちている。

我が国は税金は上げず、無駄な規制を作り続け、土建屋に利益誘導をし、官製相場を強めるのだろう。どう考えても、こんなやり方が長続きする訳がない。中国経済のハードランディングを心配する人はおおいが、日本も近い将来に破滅的な社会崩壊は避けられないだろう。






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