性交渉を伴わないセックススキャンダルで辞任したのは民主党のアンソニー・ウィーナー議員である。ブルーグバーグ創設者でありオーナーであるマイケル・ブルームバーグ現ニューヨーク市長の後任にまで目されていた人物であり、自らが犯した馬鹿げた「チン事」を深く反省するべきだろう。(夕刊フジの記事のような書き方になって申し訳ありません。)
先月来、ウィーナー下院議員のものと思われるブリーフ姿や上半身裸の写真、さらには股間部位を何かで膨らませたボクサーパンツのスタイルなどの写真ががフェースブック上に流出していた。後ろにオバマの写真が飾ってある自分のオフィスで撮った写真まで流出していた。
当初ウィーナーは写真が本人である事を否定していたのだが、そのうち、ハッカー攻撃にあったなどという戯言を言うようになった。そして、とうとう、シアトル市内に住む21歳の女子学生に自分の写真を送ろうとして間違えたものだという事を認めた。
クリントン国務長官の良き友人であるウィーナーの奥さんであるフーマーは現在妊娠中である。ウィーナーはその他6人の女性とツイッターやメールなどで猥褻なやり取りをしていたことを認め、メディアは「ネット不倫」だ、と騒ぎ出した。
はっきり言って、ただの馬鹿なニュースなのだが、これを英語で聞くともっと面白い。何故なら、ウィーナーの発音は、ウィニーに似ており、子供の「小さな」男性器を表す隠語であるのだ(ソーセージという意味)。それ故にメディアが面白がってこのニュースを過剰に報道している。アメリカ版の夕刊フジ誌とでも言えるニューヨークポストなどは、連日ウィーナーのウィニーを馬鹿にして面白がっている。ネット上ではウィーナーを馬鹿にした書き込みが溢れている。
ウィーナーはジューイッシュ系であり、アメリカのユダヤ人たちはウィーナーの馬鹿な行動を面白がっていると同時に、ウィーナーを民族の恥だと糾弾している。なかなか辞任に踏み切らなかったウィーナーであるが、大統領やナンシー・ペロシ、そしてメディアの圧力に屈し、無念にも「セックススキャンダル」で政治の世界から消えてしまいました!アメリカの政治は不倫などに対して、日本よりもずっと厳しい。文化の違いなのか、日本では、後藤田さんや、細野さん、さらには高橋千秋さんなど、「オイタ」をした人が大勢いるが、不倫やセクハラ程度で議員生命がピンチになるような事態にはまず発展しない。
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