現在、伊勢志摩サミットが行われている。で、安倍首相が世界経済はリーマンショック前夜に似ているらしい。はあ?
日本でよく言われているいわゆる「リーマンショック」とは、サブプライムローンなどに端するアメリカの住宅市場の崩壊と、それに引き続いた信用崩壊であった。が、このサブプライム問題は、住宅市場が過熱していたので、起こるべくして起こったと言える。
現時点で、フェアバリューと価格が乖離しているものはあるのだろうか?日本国債と中国の資産市場以外に、そういった物は見当たらない。日本国債の問題であれば、消費税増税とばらまき禁止で対処して頂ければ良いし、中国経済の崩壊が問題であれば、問題が起こってから対処するしかない。どちらの問題も、現時点での「バラマキ誘導」或いは「消費税増税遅延」の言い訳にはなりえない。安倍首相の取り巻きにまともな人はいるの?
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