ローズベルトとラベンナにある、Racer Caféというオートバイ乗りの集まる店で乱射事件があったらしい。犯人はその後、ダウンタウンでメルセデスのSUVをカージャックし(運転手の女性も銃殺)、ウェストシアトルで自殺未遂を起こしたという。 それよりも恐ろしいのが、金曜日に遠出をしようと車を運転していた42歳のソフトウェアエンジニアのお父さんが、流れ弾に当たって殺された事だ。酷い話である。世も末である。 撃った犯人は神経病み。完全な無差別殺戮である。兄弟が出てきて「いつか事件を起こすと思っていた」などと暢気なコメントをしている。 日本のニュースでは学生街となっているが、それよりは もう少し北にある薄ら暗い場所 である。キチガイに刃物ならぬ、神経病みに銃器。これが銃社会アメリカの怖さである。 7年ほど前、良くお世話になっていた人が、大学の事務所内で侵入してきたストーカーに銃で殺された。銃の批判をアメリカでするのは、天に唾を吐きかけるような物であり、気分が滅入ってしまう。 シアトル界隈では殺人事件が今年に入ってから確実に増えている。前半が終わろうとしているこの時点で、21人が殺され、昨年の殺人数を超えてしまった。景気が悪くなったからか、物騒な話題が絶えない。
雨が降り続くシアトルに住むブログ主が、カプチーノを飲みながら、時事・経済・政治・食・スポーツ等について社会科学的見地から騙ります。広告のクリックをする事、宜しくお願いします!