財務省はすぐに解体するべきだ。
動画で見る財務省解体デモに参加している人たちは、確かに「小汚い」。よって、財務省解体にも嫌悪感を感じる。こうなって得をするのは、利権構造を守りたい側の人たちである。
MMTを崇敬しているのは、不満分子の負け組の人たちだ。負け犬どもにYoutubeを見て欲しいYoutube芸人が煽りまくる。Youtube芸人たちの口車に乗って、財務省批判を口にしながら、自ら進んでデモに参加している可哀そうな人たちを目にすると、哀れさ以上のものは感じない。リフレ派もしかり。元財務省職員とかのYoutube芸人に煽られて、Zが悪い、みたいな事を本気で信じている。痛々しさしかない。
こういう人たちが目立つので、財務省解体の提言自体が頭の悪い陰謀論、みたいに聞こえてしまう。ただ、財務省を解体するというのは、日本の統治機能を正常化するためにも、避けては通れないパスウェイである。財務省は解体するべきだと私は思う。
1.民間金融機関への検査監督権限を引き離すべき
これについては、アンパン橋本龍太郎が2000年に成し遂げており、2001年から大蔵省は財務省と金融庁に分離された。時計はここで止まっている。
2.歳入と歳出は分けるべき
これは絶対に取り組むべき問題だ。お金の入りと、お金の出を、両方管理すると緊張感がない。
お金の入りに関しては、すでに外局としての国税庁があるじゃないか、という意見もあるが、本省の主税局と国税庁を合併させ、歳入省として切り離すべきである。
お金の出の部分の、企画立案に関しては、そもそも財務省がする仕事ではない。この権限は、行政にすら残すべきでないと考え、立法府下の一機関とすればどうだろうか?予算の歳出はあくまでも、歳入省の収入に従い、国会がきちんと決める。これで、ある程度は緊張感の保った予算編成ができると思う。各省庁に残る税企画の部署にも、こちら側から職員を派遣することになる。歳出省は作らない!
3.なんで財務省が税関管轄してるねん??
関税取るから財務省が税関を管轄している歴史的な経緯は解る。が、世界を見渡すと、関税などすべて撤廃するくらいの方向性なのだから(トランプさん、頑張れ!)、税関に期待される役割というのは、違法物が国内に入ってこないというような、出入国管理的な側面によりフォーカスされるべき事象だと思う。日本版、デパートメントオブホームランドセキュリティを作ることを提案する。国土安全保障省とし、財務省からは税関が、法務省からは出入国在留管理庁、厚労と農水の動植物検疫業務などは、この省に入れ込む。海保まで入れても面白いかもしれない。外国からの人や物の流れが一つの省庁で管轄できれば、効率的だ。観光庁のインバウンド対策もここに入れとく?
4.酒、たばこ、ガソリン、しょうもない権限
酒やたばこの税金を徴収するのは良いが、日本酒のプロモーションやGI,たばこの栽培など、すぐに農水に移せ。ガソリン税なども、エネ庁の燃料部が管轄して、集めた金だけ歳入庁に振り込めばよい。財務省に無理矢理「課」を作って、優秀な人材に誰でもできる無駄な事させるな。
まあ、思いつくとこは、こんなもんです。ただ、これらを実行しようとも、日本社会が劇的に良くなることは無い。が、長期的に無駄が省かれ、日本社会の持続性に貢献するものだと思う。財務省を解体しても、貧乏人の生活が劇的に良くなるわけがない事には留意の必要。
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