3/21/2025

結局、渡瀬元局長の書いたものは、概ね嘘八百。

 私は、先の投稿にて、第三者委員会の結論が、知事のリーダーシップに対して意見していることに対して、選挙を経ていない弁護士がゴチャゴチャいうな、という旨の発言をした。これは、別に第三者委員会の結論を認めない事が目的ではなく、単純に感想を述べただけだ。

私は、第三者委員会の報告書の結論に関しては、玉虫色にまとめたあざとさが気に食わないとはいうものの、内容に関しては、「そんなもんだろうな」、という見方をしている。第三者委員会は、元西播磨県民局長の怪文書に関しては、嘘八百が含まれていると認めている。兵庫県の指針に準ずる独自定義に基づいた刑罰が伴わない「パワハラ」を、「事実認定」という形を取っただけである。西播磨県民局長は嘘八百を6つ並べ、1つだけ職場の雰囲気の悪さの事を書いて(これが「パワハラ」らしい)、「はい公益通報」、という判断である。嘘八百を含む噂程度の文書をバラまいたことは間違いない。

「パワハラがあったので知事は辞めろ」、みたいなことが地上波で言われているが、それは全く違っていると思う。東大にいったようなエリートではない、能力が劣る可哀そうな人たちも県庁では一杯働いているので(あくまでも藤本委員長の意見。)、コミュニケーションをもっと気をつけろ、みたいな話である。知事も、付箋を投げたとか、視察の動線を確認していなかった職員を叱責したとか、深夜の勤務時間外にラインを送ったとか、事実は知事も認めており(事実であるのだから当たり前)、至らなかった事は改めたいと既に反省している。

「嘘八百の文書の犯人捜しは違法」、みたいな話はしているので、そこは事実誤認も含めて引っかかる。が、職場の公用PCをチェックしての職員の処罰はOKという事で、結局、どないせえっちゅうねん、みたいな批判はもっともだと思う。昔の荒れた公立中学校みたいに、定期的に公用PCの抜き打ち検査でもやればよいんじゃないかな(笑)。この先は、兵庫県政の問題ではなく、消費者庁や国政が公益通報者保護法をしっかりとリバイスすることが求められると思う。これは、国会議員にはさぼらずに取り組んでほしいし、兵庫で立候補する国会議員にはこれに関する見解は必ず聞くべきだと思う。(県議もひどいが、国会議員もやるべき仕事を何もしていない。)

いずれにせよ、マスコミの報道の仕方は、かなりおかしい。本日は土曜日。一週間の最大の楽しみの娯楽番組、「捏造特集」の日である。

あと、第三者委員会が歪んでいる旨を必死に指摘している人がいるが、関西で弁護士業などやってると、ほぼほぼ利害関係者なので、当事者と何らかのつながりはあるだろう。弁護士のほとんどは左派的な考え方を持っていることは、古今東西、そんなもんである。そこを必要以上に攻めても、どこにも行けない。第三者委員会は、百条委員会の結論を貶めず、兵庫県政を前に進めようと、本気で努力したのだと思う。分断化した人たちを繋げようとした玉虫色の勇み足が、私にはあざとさに見えている。

ただ、そういう努力をしても、分断が埋まることは無い。分断は元々あったのが、SNSなどで自由な意見を言えるようになって、可視化されているだけである。公務員法や自治労に守られている不良公務員や、放送法に守られて競争にさらされずに電波を独占して高給を貰い続けているオールドメディアの職員たちと、私の溝が埋まることは絶対にないと思う。

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