3/07/2025

財務省は解体するべき!

財務省はすぐに解体するべきだ。

動画で見る財務省解体デモに参加している人たちは、確かに「小汚い」。よって、財務省解体にも嫌悪感を感じる。こうなって得をするのは、利権構造を守りたい側の人たちである。

MMTを崇敬しているのは、不満分子の負け組の人たちだ。負け犬どもにYoutubeを見て欲しいYoutube芸人が煽りまくる。Youtube芸人たちの口車に乗って、財務省批判を口にしながら、自ら進んでデモに参加している可哀そうな人たちを目にすると、哀れさ以上のものは感じない。リフレ派もしかり。元財務省職員とかのYoutube芸人に煽られて、Zが悪い、みたいな事を本気で信じている。痛々しさしかない。

こういう人たちが目立つので、財務省解体の提言自体が頭の悪い陰謀論、みたいに聞こえてしまう。ただ、財務省を解体するというのは、日本の統治機能を正常化するためにも、避けては通れないパスウェイである。財務省は解体するべきだと私は思う。


1.民間金融機関への検査監督権限を引き離すべき

これについては、アンパン橋本龍太郎が2000年に成し遂げており、2001年から大蔵省は財務省と金融庁に分離された。時計はここで止まっている。


2.歳入と歳出は分けるべき

これは絶対に取り組むべき問題だ。お金の入りと、お金の出を、両方管理すると緊張感がない。

お金の入りに関しては、すでに外局としての国税庁があるじゃないか、という意見もあるが、本省の主税局と国税庁を合併させ、歳入省として切り離すべきである。

お金の出の部分の、企画立案に関しては、そもそも財務省がする仕事ではない。この権限は、行政にすら残すべきでないと考え、立法府下の一機関とすればどうだろうか?予算の歳出はあくまでも、歳入省の収入に従い、国会がきちんと決める。これで、ある程度は緊張感の保った予算編成ができると思う。各省庁に残る税企画の部署にも、こちら側から職員を派遣することになる。歳出省は作らない!


3.なんで財務省が税関管轄してるねん??

関税取るから財務省が税関を管轄している歴史的な経緯は解る。が、世界を見渡すと、関税などすべて撤廃するくらいの方向性なのだから(トランプさん、頑張れ!)、税関に期待される役割というのは、違法物が国内に入ってこないというような、出入国管理的な側面によりフォーカスされるべき事象だと思う。日本版、デパートメントオブホームランドセキュリティを作ることを提案する。国土安全保障省とし、財務省からは税関が、法務省からは出入国在留管理庁、厚労と農水の動植物検疫業務などは、この省に入れ込む。海保まで入れても面白いかもしれない。外国からの人や物の流れが一つの省庁で管轄できれば、効率的だ。観光庁のインバウンド対策もここに入れとく?


4.酒、たばこ、ガソリン、しょうもない権限

酒やたばこの税金を徴収するのは良いが、日本酒のプロモーションやGI,たばこの栽培など、すぐに農水に移せ。ガソリン税なども、エネ庁の燃料部が管轄して、集めた金だけ歳入庁に振り込めばよい。財務省に無理矢理「課」を作って、優秀な人材に誰でもできる無駄な事させるな。


まあ、思いつくとこは、こんなもんです。ただ、これらを実行しようとも、日本社会が劇的に良くなることは無い。が、長期的に無駄が省かれ、日本社会の持続性に貢献するものだと思う。財務省を解体しても、貧乏人の生活が劇的に良くなるわけがない事には留意の必要。


3/06/2025

兵庫県問題の核心は、利権派や自治労の同床異夢。県民はきっちりと選挙に行け。

兵庫県のしょうもない百条委員会が終わり、しょうもない結論が採択された。これ、奥谷がRehackで言ってた内容通りで、一体何のために何か月もかけて議論をやった意味もない。パワハラもなく、おねだりもなく、キックバックもなく、嘘八百の文書であることは明らかである。「一定の事実が含まれていた」って、そりゃ、バックグラウンドなども含めて嘘しか書かれていない観察文書などは存在し得ないので、アホちゃうかレベルである。

奥谷委員長であるが、サンテレビに県民目線からの百条委員会の意義を尋ねられ、答えられなかった。コメディかと思うほどの酷いオチである。まあ、奥谷さんは甲南中学校から甲南大学、そしてそこの法科大学。金持ちの家で、甲南大学に関係する家系とはいえ、まあ、学歴的には、安倍首相の成蹊大学くらい、アホのお坊ちゃんって感じに見えてしまうし、多分そういう事だろうと思う。

悪の巣窟だ、井戸敏三派だ、そういった話が話題になったが、黒い闇の組織が兵庫県の根幹にあったわけではない。いくつかの組織が、同床異夢で連結して、齋藤引きずり落としで皆が妥協しただけだと思う。

利権を守りたかった自民党の連中は明らかに存在した。ただ、自民党でも、内藤議員のようにまともな人も何人か垣間見られた。自民党の利権を守りたい人たちは、井戸や渡海や末松、奥谷の親や原健三郎や、そのあたりが必死に作ってきた利権にどっぷりであった。齋藤知事の改革が気に入らないのは仕方ない。こいつらが左派の稲村和美の応援をするという阿婆擦れ的な行動までして、利権を守ろうとした。

共産党や左派は、兵庫県庁職員の権利を擁護するために、私とは全く異なる正義感で必死に戦った。知事や副知事界隈の権力者が、公務員のプライバシーを暴く行為など、言語道断だという価値観だ。公務員の権利を侵害する知事は政敵であり、どのような手段を使って攻撃しようが、引きずり下ろすに値する。公務員が不倫してようが、仕事もせずに政治活動していようが、勤務中に卑猥な日記をつけていようが、公務員の権利を削ごうとするような知事には相容れる事は出来ない。自治労連のアジェンダを守ることが、県議の使命だと信じている。

立憲民主党も、自治連の権利を守るのに必死だったが、一部の県議員は利権にも深く絡んでいたと思われる。建設工事などが齋藤知事によって縮小すると、関西生コンのような組織が怒るのは火を見るより明らかだ。下手をすると命も狙われるだろう。

関西のマスコミの記者たちは、組合活動に勤しんでいる。組合活動ゆえに、自治連や自治労連と親和性が高い。県庁の記者クラブは、自分たちも組合員であるゆえに、自治連のアジェンダを自然に受け入れている。

東京のマスコミは、視聴率が取れると思って、齋藤知事のおねだりやパワハラをワイドショーで扱ってしまったので、いまさら関西マスコミと喧嘩して、ややこしい人たちを敵に回して内容を修正してもしかたない。視聴者も高齢化してきて、左派の主張と親和性も高い。下手に保守層に訴えても、そいつらはネットを見ているので、視聴率にはつながらない。

維新の一部は、維新の人気の凋落の中、選挙民に媚びるために齋藤知事を切ってみた。義に反する事をしたために、組織の内部が分裂してしまった。プラス、維新の組織が大きくなりすぎ、利権に足を突っ込んでいる議員が増えてきた。

と言う様に、色々な人の思惑が反齋藤で一致して、無茶苦茶な状況になっている。正しいことを報道する事すら出来ず、機能不全に陥っている。百条委員会の結論が出たまさにその日、アメリカではトランプ大統領の施政方針演説が行われた。国民に選挙で選ばれていない官僚組織がコントロールするような国から脱却しよう!言論の自由を!無駄の削減!公務員の怠惰を許すな!この演説を兵庫県議会と兵庫県庁の職員に聞かせてやりたい。

興味がないと、県議会選挙とかに行かないと、こういう白アリがはびこるのだよ。とても良いレッスンを兵庫県民は学習したのではないだろうか?実は私も、自分が住んでいる自治体の地方議員が誰なのか、知らないです。