ベッツィー・デボスを教育省の長官にするかどうかで、共和党からも二名の叛乱分子が出てしまい、同点となったので、議長のマイクペンス副大統領がデボスを指名すると決定した。
ベッツィーの夫はアムウェイの二代目のボンボンである。アムウェイと言えば、インチキ商法で問題となった会社である。デボス一族はいわゆる億万長者である。ベッツイーの答弁を聞いていたが、この人はかなり抜けているし、学生がヒグマから身を護るために銃を持って学校に行っても良い、などと言っていた。
で、デボスが教育省の長官として指導力を発揮し、アメリカの教育の質を上げるような貢献を期待できるか、という質問をされると、そんなアホな、という話になる。そりゃ、この人にアメリカの教育を任せるのは無理ですわ。共和党から造反が出たのも納得がいく。
ただ、この人選は大局を見た政治的にはアリだと思う。つまりトランプ政権は、「教育省は連邦政府が管轄する必要がないので、しょうもない人材を配置します。」という強烈なメッセージを国民に示している。エネルギー省長官のリック・ペリーしかり、環境省長官のスコット・プルイットしかり、である。
私も個人的に、教育省、エネルギー省、環境省は存在する意義が極めて乏しい、利権創出省庁だと考える。州の教育機関や商務省などがあるのだから、そういうものが存在しても意味はない。アメリカはNGOや民間の調査会社がきちんとした仕事をするので、連邦政府がこれらを潰しても何も困らないと考える。
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