2/03/2017

トランプの入国禁止令を一時差し止め。リベラルなシアトルがやらかす

イスラム圏7カ国出身者を90日間入国禁止にし、その間にスクリーニングなどを強化するという物議を醸しだしている大統領令だが、金曜日になんと、ワシントン州シアトルの連邦地裁が違憲に当たるとして、執行の暫定的な差し止めを命じた。これは全国に影響を及ぼす。

ワシントン州の知事であるジェイ・インズリーのグループのアトニージェネラルが、同大統領令は違憲だとして地裁に判断を仰いでいた。トランプの大統領令により、州内の産業や学校に多大な損害が発生するとしたものだ。大統領令は、憲法に定められた法の下の平等や信仰の自由を侵害しているという理由での提訴であるが、地裁がそれを認めた格好になってしまった。しかし、合衆国憲法が外国籍の外国人に適用されるというのは、青天の霹靂である。

リベラルな街、シアトルで起こったドタバタ劇である。トランプの口(ツイート)からは未だに何も聞こえてこないが、この判断に異議を申し立てるのは間違いないだろう。

入国禁止措置は、大きな米軍の中東での軍事作戦の一環だと考えられるため、入国禁止措置を指し止めたことは、長期的な世界戦略の見通しに暗雲が立ち込めたことになる。つまり、見せかけの理由をつけての法運用がし難くなる。トランプの十八番はディールであり、無茶苦茶そうな爆弾を投げつけておいてから、どこかに落としどころを持ってくるという政治をしたかったのに、弁護士業界の叛乱で、それが上手く機能出来なさそうな雲行きである。

シアトルがリベラルな街であるとはいえ、同判決を下した地裁の裁判官はブッシュ時代に指名された共和党系である事は特筆に値する。

リベラルな大都市部とトランプ政権との戦争。私は勿論トランプ政権の味方です。

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