1/27/2017

メキシコ国境の壁と左翼が支配する米国の聖域指定大都市

トランプがアメリカとメキシコとの国境に壁をつくるという話だが、国境に壁が無かったというのが初めから可笑しな話であったわけだが、これは何もトランプが考えた案ではない。2006年にセキュアフェンスアクトとして議会で承認されたものなのだが、それが何故か遅々として進んでいないだけである。

で、トランプが態々莫大な予算をつけてメキシコとの間に壁をつけると言っているのだが、率直に言って私は「物理的な壁」を作るという案には反対である。ドローンや監視カメラなどの技術を用いた「技術の壁」や違法移民を送還したり入国しにくくする「制度の壁」であれば大いに賛成する。

というのも、メキシコからの違法移民の問題は、真剣に憂慮する問題である。ハリウッドの金持ちなど、フェンスに囲まれて警護の人達が張り付いている住宅地に住んでいる連中には関係のない事だろうが、アメリカの多くの大都市の街中にはあからさまな不法移民が大量にたむろしている。日本であれば、外国人が街中で挙動不審な行動をとっていれば直に警察が職務質問をしてパスポートか外国人登録書の提出を求めるだろう。なんとアメリカの多くの大都市では、警察にそういう事をする権限がないのだ。さらに日本では、犯罪を犯した可能性のある外国人がいれば、警察は家宅捜査をするだろう。なんと、アメリカの所謂「サンクチュアリシティー」と呼ばれている大都市では、積極的に不法移民を保護している。シアトルを含む全米三十以上の都市では、警察は外国人の移民状況を知る目的で活動を開始することを禁止している。また、不法入国した個人を警察当局が逮捕または記録することを禁止している。つまり、警察官が米国市民ではないと思った個人を何らかの事件で逮捕した際、パスポートを含む身分証明書の提示を求めることは法律違反になるのだ。

アメリカには移民状況が異なる外国人が多く住んでいる。ただ、移民と言う言葉に法律的な根拠がないが、私もアメリカ市民ではないのにアメリカで住んでいるので、いわゆる移民ということになるだろう。多くの移民は色々な手続きを踏み合法的にアメリカに入国している。が、非合法でアメリカに入国してきたものや、滞在許可期間が過ぎた状態でアメリカで生活している人達が多くいる訳だ。サンクチュアリシティーに住んでいれば、それでも当局に逮捕されたり追い返されることはない。本国に帰りたくても帰れずにやむ負えない場合もあるかも知れないが、法律がきっちりと運用されていなければ、モラルハザードの温床になる事は火を見るよりも明らかであろう。

実際にアメリカでは麻薬の問題が深刻な社会問題になっている。ギャングの問題やシカゴの暴力問題も麻薬問題に起因するだろう。それらの麻薬はほとんどがメキシコから合衆国に運ばれている。

メキシコ政府は、麻薬問題を効果的に取り締まっているとは思えない。むしろ政府と麻薬カルテルが癒着しており、一般市民が犠牲となっている。貧富の差は激しいし、人々の福祉や安全は蔑ろにされている。メキシコは完全な失敗国家である。失敗国家との陸続きの国境がスカスカとか、おかしいと思いませんか?

アメリカとメキシコの国境を強化することに異を唱える人がいるとすれば、その人は頭がお花畑か、左翼的なイデオロギーを携えているか、麻薬密売人から金を貰っているかだと思うのだが、いかがなものか?

トランプはサンクチュアリシティーが連邦政府の移民法に合わせなければ政府から市への予算を凍結すると言っている。それに対し、我がシアトルの同性愛者を公言する市長、エド・マリーは、「1銭もいらない。シアトルはサンクチュアリシティーであり続けると公言する。」つまり、アラスカンウェイのバイダクトや、ライトレイルの鉄道工事が滞ったとしても、不法移民を擁護すると言っているのだろう。不法移民よりも税金を払っている市民の生活が第一ではないのか?人の税金で無駄なホームレスなどをしているマリー市長は即座に更迭するべきだと思う。ふざけるな、と言いたい。

アメリカの大都市には、世間知らずの若者と、貧困層のマイノリティーと、白人のヒッピー達と、車に乗れない外国人と、違法移民しか住んでいない。普通のアメリカ人は郊外に住み、奥さんは綺麗事を言っているが、夫はフォックスニュースを見てトランプに投票している。アメリカはやはり完全に二つに分かれている訳である。


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