10/24/2016

沖縄の基地反対派をしている本「土」出身で自分探しをしている大の大「人」に、「土人」と蔑んでみる

ユーチューブにアップされている映像を見たが、警官は「おい、やくざ」とか呼ばれている。大阪府警にヤクザまがいの人間が多くいることは誰でも知っている。このくらいの対応が出来ないと、四条畷や貝塚の暴走族と対峙などできない。ミナミやキタで酔っ払い相手に対応している警察も、いつもこんな感じである。大阪人に多いのだが、この警官も他県に行って無理やり汚い大阪弁を使って、自己主張をしているのだろう。いずれにせよ、古今東西を問わず、警察は嫌わるのが仕事である。大阪から暖かい南の島へ仕事をしに行き、ご苦労様としか言いようがない。

土人とかいう表現を切り取って、差別用語だなんだと言っている人達の頭の回路が、いかにもな左翼で、この事件の面白さが際立ってしまう。しかし、土人とかいう表現は唐突過ぎて語彙的に面白い。

というよりも、大阪府警をこんな辺鄙な孤島まで連れて行っているのは税金の無駄である。自分探しに明け狂う、本土出身の「土人」達に、警官の給料や移動費を請求すべきだ。まさか大阪府民の税金がこんなところで使われているのではないだろう。

カージナルスとシーホークスはタッチダウンなしの引き分け

2016年10月23日にシアトル・シーホークスとアリゾナ・カージナルスとの間で行われたサンデーナイトフットボールだが、かなりしょっぱい試合になった。ディフェンス対ディフェンスと言えば聞こえは良いが、両チームともにミスが多すぎる感があった。少しでもプレッシャーをかければボールが通らない。しかも、ラッセル・ウィルソンは足がまだ痛いのか、あまり走らなかった。

前半終了前には、さっそく今晩を象徴するプレーがおこる。キッカーのカタンザロのフィールドキックをワグナーが八双飛びでブロック。フラッグが投げ入れられたが、カージナルスはチャレンジしたものの、シアトルボールになった。で、3対0でだらだら試合が続く。

押されていたシアトルは、第4Qの残り4分にキッカーのハウシュカがきっちりとFGを決めて3対3の同点に。タッチダウンが一度もないまま、そのままOTに入った。コイントスで延長の先攻となったカージナルスは最初の攻撃できっちりと前進して、カタンザロが45ヤードのFGを成功。昔ならここで試合終了なのだが、ティム・ティーボールールで、延長では両チームとも少なくとも一回は攻撃権を持てることになっている。で、シーホークスもハウシュカが36ヤードのFGを決めて6対6として試合を振り出しに戻す。

カージナルスはQBカーソン・パーマーがWRのネルソンに40ヤードのパスを通して、あとは24ヤードのFGを決めれば勝利を収める場面を迎えていた。ところがこの日、46ヤードと45ヤードのFGを決めていたカタンザロは、左のポストにボールを当てて失敗。ディフェンスを飛び越えたボビー・ワグナーと横からスライドしてきたリチャード・シャーマンがカタンザロにプレッシャーをかけたのが功を奏した形である。

そして我がシーホークスのラッセル・ウィルソンは、直後の攻撃でジャーメイン・カースとダグ・ボールドウィンにパスを通してフィールドゴールレンジに。残り7秒で27ヤードのFGを決めれば勝てるという状態だ。青ざめる地元カージナルスファンを笑いながら、私は試合が終わったことを確信していた。しかしカタンザロ同様に、なんとハウシュカもこれを左に外して失敗してしまう。はああ???シーホークスは初めての引き分けを経験した貴重な一戦でした。

ハウシュカ、大事な場面での失敗、これで二回目やで。今期のシーホークスは攻撃がぐずり過ぎ。ウィルソンの体調が完全ではないのか、それともオフにシアラと結婚して未だに感けているのか、しっかりして欲しい。それでも、強い相手に薄氷の試合をモノにしているのだから、強いと言えば強いのだろう。

因みに、昔、シーホークスのキッカーをやっていたブラウンは家庭内暴力で今週から出場停止です。

10/20/2016

共和党の終わりと、期待の薄い4年しか持たないヒラリー時代の幕開け

トランプとクリントンの三回にわたる討論が終わり、後は選挙の日の締め切り後にクリントン勝利が伝えられてすべてが終わる。共和党員の反乱により、大統領選の一連のプロセスがアメリカの政治の根本を変えようとしている。

中絶反対、銃の保持、同姓婚反対など、本来ならばどうでも良い政策内容と引き換えに、共和党を牛耳るエリートたちは好き放題にやって来た。都会の人たちが共和党の保守的な考え方に反対したとしても、選挙で勝てれば良いとばかりに、二枚舌で好き放題にやって来た。

田舎州の共和党員は結局、共和党に騙されていたのであるが、ティーパーティー運動などが発端となり、自分たちが自発的に政治を変えなければならない、と考えるようになった。DCこそが汚れの発端であると考えたわけだ。

田舎州の連中にとって、共和党以外はインスティテュートにはなりえない。民主党は北部のヤンキーたちが応援する物であり、田舎には関係がない。

で、田舎州の朴訥とした人々は、ティーパーティー議員を大量にDCに送り込むことに成功し、連邦機能を止めることにまで成功した。

で、大統領選だ。共和党の有力議員たちは、そういった地元の雰囲気を感じており、大統領選挙に立候補することを躊躇った。ヒラリークリントンが女性だから、それに対抗出来得る候補を探す必要があるという、深読みがさらに有力者の出馬の足を引っ張った。

で、テレビとかにも出ている有名人のトランプが「変化」を起こしてくれそうな気がした。地獄のように酷い生活から解き放してくれそうな雰囲気があったのだ。DCに浸っていない人材という事もあり、今までとは違う何かを期待したのだ。そう、チェンジである。

で、無茶苦茶だ。

トランプは完全に大きな政治の考え方に染まった政治家である。経済的な自由よりもコントロールを優先する。そんな人間に共和党のプロパーたちが靡くわけがない。共和党は瓦解した。上手く騙してきた選挙民に反旗を翻されたのである。

私はトランプとクリントンの討論を全て見た。トランプの政策には何も期待していないが、トランプがクリントンに対して行った批判は的を得ているものが多かった。私はますますヒラリー・クリントンが嫌いになった。トランプは確かに下品な人間だと思う。が、ヒラリーが上品ぶっているだけの下品な人間で、戦略も何もないという事を、トランプは炙り出してくれたと思う。目糞と鼻糞のどちらを選ぶか?最悪の大統領候補達という表現はあながち間違っていないと思う。政治家は、所詮は相手を罵る事しか出来ないのだ。

ヒラリーの支持率は低調なものになるだろう。景気もそろそろピークかな?という感じがする。というか、情報が発達しすぎた今の世の中、大統領がマジックを見せられる時代は終わった。アメリカ大統領は選挙民が選んであげたポジションであり、皆のリーダーではないのだ。おい、ヒラリー、大統領になりたければ私たちに願いを乞え、と。大統領選から100日後、ヒラリーはすでに死に体となり、4年後には新しい大統領が誕生するだろう。

ここまで堕落した共和党。次までにはまともな妙案を纏めて来ると考える。落ちるところまで落ちれば、改革の兆しは見えてくるはずである。

10/04/2016

日銀の総括検証を建設的に検証する

日銀が総括検証などという大立ち回りを演じ、で、出てきた結果に市場が動揺しているように感じられる。というのも、普段であれば、日銀のアクションに対して、識者連中からすぐに批判の嵐が報じられるものである。が、今回の検証に関しては、識者のコメントが妙におとなしい。

理由は、「日銀の総括検証」が作文として優れていたからだと思う。当たり前のことを難しい言葉で表現し、識者が戸惑っているように思える。さらに、もしかすると、のような思わせぶりな政策も含んでいるので、勇み足の意見表明を避けているのだろう。

検証では以下の言質が出てきた。
1.オーバーシュート型のコミットメントをする
2.長期金利の買い付け量を変化させてイールドカーブ・コントロールをする
3.マイナス金利の深堀は現時点では行わない
4.ETF・REITなどの買い入れ額は維持


つまり、これは、
1.出口戦略は今のところない(出来ない)、つまり緩和は継続するが、量などは減らす可能性が極めて高い
2.長期金利の買い上げ量を減らして、10年債などの利率を上げる(価格を落とす)
3.金融機関に配慮しているが、マイナス金利は将来的には下げる可能性もある
4.ETF・REITなどの買い入れは意味がなかった

という意味である。

これを持って、日銀検証は無意味だとか、日銀は永久緩和を決定したのだとか、イールドカーブコントロールなどできっこないとか、意見する事は簡単だが、未来に対するインプリケーションを建設的に考えなくてはいけない。

イールドカーブをスティープ化させたいという願望は、利率を下げてインフレを起こすという、日銀の当初からの政策目標である。長期金利はインフレ期待を含んでいるのだから、インフレ期待が芽生えてくれば、長期金利がじわじわと上昇すると考える方が自然な因果関係であった。ただ、景気が悪いという認識のもと、量的緩和を行ったことにより、長期金利が当たり前のように下がってしまったわけだ。つまり、長期金利の上昇は緩和からの逆向に他ならないわけである。イールドカーブを日銀が本当に押し上げられるのか?それは国債の需要を減らすという事であり、日銀の購入分程度の影響は駆使できると思う。それを上回る需要があればどうにもならないが、長期国債をこれから買おうとする投機家はどんどん減ってくることが予想される。逆に、多少なりともプラスがつくのであればある程度は買おう、とする生命保険や銀行の需要はあり得るかも知れない。すると、短期国債から長期に乗り換える動きが出てくるわけで、短期的なアセットアロケーションが需給を荒らす可能性がある。

最悪のケースは、長期国債の値上がり(利子低下)の望みが薄くなったので、長期国債の需要が激減する可能性だ。そうすれば、金利は跳ね上がることになる。それを無くすために、日銀はさらに長期国債を市場から買い漁らなければならなくなる(普通のインフレターゲットの手順)。これは180度逆に、緩和の量を増やすという結果になってしまう。これが行き過ぎると、実質的な日銀の国債引き受けと受け取られ、流れはさらに加速する可能性がある(すでに日銀のやり口は引き受けなのだが)。

どちらに転がるかは結局マーケット次第であるが、日銀がイールドカーブをコントロールできると言っているのだから、「ほなやってみなはれ」と、市場は傍観しているのではないか?むしろ7月の末の日銀会合で政策検証をするというニュースがでると、長期金利の急騰が起こった。何をか況やである。日銀はこのような動きを警戒しているのだろう。

新たなアクションは副作用が大きすぎるような気がしてならない。という事は、検証したにも関わらず、結局は緩和量を徐々に引き下げるだけの、緩和撤退に終始するものと思われる。機関投資家の様子見が終わると、金利相場は荒れる可能性が高い。さすれば、もちろん外貨市場が大荒れするだろう。ただ、様子見は何らかのイベントが起こるまで、暫く続くだろう。台風前の静けさがしばらく続き、嵐がやってくるという感じか?

10/03/2016

大統領選は消化試合:戦犯は立候補しなかったポール・ライアン

私はドナルド・トランプの人間性は嫌いではないが、共和党的でない政策を全く支持できない。ただ、クリントンの政策も支持できないし、人間として嫌いである。が、選挙権があれば、それでもクリントンに入れると思う。大統領選のディベートを見た。一番繁栄している国の大統領、つまり世界のリーダーを決める戦いの討論だとすれば、極めてレベルが低い。同じ時間帯にやっていたWWFプロレスのマイクパフォーマンスと同じレベルである。トランプが税金を払ってない?それじゃ、ヒラリーはどういう政策をするの?ヒラリーにせよ、トランプの揚げ足を取っているだけで、政策については表層だけの綺麗ごとしか言っていない。上院議員や国務長官時代に何をしたの?ヒラリーはそのあたりを答えていない。

まあ、どうでもよい。11月8日の大統領選挙は、ほぼ間違いなくヒラリーが勝つ。そんなに簡単には解らない、などと未だに寝ぼけたことを言っている識者もいるようだが、ヒラリーの大勝で間違いない。359対179とか、トリプルディジットで圧勝すると思う。予想する価値もないほどの簡単な予想だ。私の中では大統領選は数か月前に既に終わっている。

で、この盛り上がりに欠ける史上最低の戦いは、一体誰のせいなのか?私が戦犯として挙げたいのは、ポール・ライアンである。ポール・ライアンが大統領選に出ておけば、普通に共和党と民主党が競り合ったのだと思う。ベイナーが変な時に辞めたからこんなことになっているのだ。ライアンが上院議員議長に甘んじ、大統領選に立候補せず、ミッキーマウス級のしょうもない連中が競り合った結果がトランプだ。共和党員でもないペテン師に何が出来るというのか?。

その前のティーパーティーの訳の分からない運動から引き継がれた、田舎者たちのエリートに対するアンタイインテレクチュアル革命なのだろう。いずれにせよ、実力のあるとされるものがリーダーとして名乗りを上げないのは、社会にとっては悲しい事である。

10/01/2016

日本の政治が完全に明後日を向いている件について

最近、日本の政治の動向を見ていてイライラする。日本社会には解決するべき問題が色々と山積されていると考えている。特に、あらゆる分野で規制が雁字搦めになっており、そういった物を撤廃する事こそが、未来の成長戦略であると私は信じている。が、そのディメンションで議論している人達が消えてしまった感がある。現在永田町や新宿で行われている政治は、まさしく劇場型以外の何物でもない。批判の的であるスケープゴートを用意して、他の事から目を逸らさせる。こういうやり方で国家破綻の日までダラダラやるつもりなのかな、と勘繰ってしまう。

①都庁の闇

都庁というよりも、日本政治の統治体制は昔から透明性にかけている。政治どころか、企業や学校やその他団体の運営においても、透明性という物が重視されていない。透明性の欠如は言われているようなリーダーシップの欠如ではない。取り巻きが自分たちの出世やいい顔をする事を狙い、そして組織の権力を下々の人間に誇示するために、透明性を歪めているというのが日本社会の真相だと思う。リーダーが変わらなければというが、統治機構や意識を変える必要があるし、リーダーの周りにいる見えにくい連中たちが力を発揮できるような仕組みそのものに問題がある。小池さんがいくら頑張っても、根本的な問題を解決しなければ、元の木阿弥である。内田先生の首をとっても、第二第三の内田が蔓延るだけに決まっている。

現在、豊洲市場の問題とオリンピック利権が突かれている。どちらにも問題は山積している。ガバナンスと意思決定を透明化するという最終目的があるのであれば、私はこれらの問題の解決に諸手を挙げて賛成する。が、コストを削減するためや、安全面の見直しをするためにプロジェクトを止めているのであれば、それは違う。何故なら、プロジェクトを止めたり遅らせたりすると、莫大な保障問題が生じるし、都庁職員の労力を使う事は税金の無駄遣いに他ならないからだ。さらに、安全面の問題に関しては、些少な問題を大袈裟に騒いでいる。ベンゼンの濃度が多少高いと何か問題があるのだろうか?豊洲はヤバいとか騒いでいる人は、スーパーでサランラップにくるまれた魚しか見た事が無い人だろう。築地の市場で鮮物がどのように扱われているのかを見た事はないのだろうか?

②蓮舫二重国籍問題

原付に乗っていれば、二段階右折をする必要があるが、余程の暇人でなければインチキをする。その程度の問題だと思う。で、これが問題になった。国籍法に則って法律で白黒をつければよいと思う。が、一部の人が無駄に騒いでいる。で話を聞いていると、「首相になる可能性のある党首が二重国籍保持者だといけない」とか「民進党はこういう事をしていると信頼を失う」とか、偉そうな事を言っている。こういう指摘をしている人は、基本的に民進党が嫌いな連中であり、民進党が何を決めようが、それは民進党の問題だ。民進党がどのような党略をもってマーケティングをしようが、外野は黙っていればよい。法律問題なのだから、法律判断に任せればよいのだ。法律に問題がなければ、有権者が判断を下せば良いと思う。ただ、国民の大多数は口でこそ言わないまでも実質的なレイシストであり、男女差別主義者である。二重国籍などを良しとしていない人が大多数だと思う。「国籍法を変えよう!」「夫婦別姓選択制にしよう!」とかいうリベラルな意見はまだまだ受け入れられないだろう。

③維新の怪

私は橋下元大阪市長が好きである。地方分権をすすめてくれ、国のコントロールから国民を解放してくれるものだと信じていた。みんなの党と与んでいた事でも解るように、規制改革の方向性に物事を運んで行ってくれるのだろうと思っていた。ところがどっこい。蓮舫問題では国籍法強化を言い出したし、さらに大阪に万博を誘致するとか言い出した。維新は規制やバラマキを支持する政党なのか?私は混乱している。これでは自民党と変わらないではないか。

④自民党は的外れの批判をされているが、やりたい放題

安倍首相は「憲法第九条を護れ」とか唱えているあほな団体にだけ批判されている。逆に産経などは、虫の息の民進党を叩いて、安倍首相や自民党が政府をコントロールして現在進行中のバラマキ国家社会主義を批判する様子すらない。日銀は長期国債利率までコントロールすると言い出している。我が国の自由度はどんどんと下がっている気がしてなならない。

まとめ
国政では「憲法第九条を守るか守らないか」が国の軸とされつつある。言うまでもないが、大多数の国民は白けている。アベノミクス批判はうわべだけであり、消費税問題を中心とする財政問題はなかった事になっている。地方自治体では、「無駄遣いをなくそう」というキャンペーンに無駄遣いが行われており、日本型の統治機構を改革するとか、そういう流れにはなっていない。蓮舫や橋下は、元々そういう話をしていたのに、なぜかそういった話を必死に隠している素振りすらある。逆に、深層心理的に日本型統治機構に手を付けられたくない連中は、必死で蓮舫などを叩いている。ここ暫く、まともな政策議論すらできない国に成り下がっていると思う。永田町界隈での議論が女性誌やワイドショーレベルに落ちている。

我が国は税金は上げず、無駄な規制を作り続け、土建屋に利益誘導をし、官製相場を強めるのだろう。どう考えても、こんなやり方が長続きする訳がない。中国経済のハードランディングを心配する人はおおいが、日本も近い将来に破滅的な社会崩壊は避けられないだろう。