いつも通りと言えばそれまでだが、テキサス・レンジャーズのロン・ワシントンは狂っているとしか思えないのだ。
ルーキーピッチャーを一戦でも負ければ終わりの場面で先発に起用した。ペレスは一回からアタフタとしたピッチング。明らかに球が浮ついていた。運良く一点のみで切り上げたが、勝負あったという感じだ。相手は不動のサイヤング・エース、デイビッド・プライス。あんなに積極的なピッチングを見せられたら、まあ、しゃあないわ。
さらに、ジュース(ステロイドの隠語)問題が発覚して、出場禁止処分が解かれたところのネルソン・クルーズを先発で使った。その時点でやる気が足りないと考えられても仕方なかった。
勿論、先発の順番からして、今日はロペスでしかりであった。シーズンを通してルーキーながら二ケタ勝利の大活躍をした。デイビッド・マーフィーを使うくらいなら、出場停止明けのネルソン・クルーズの方がマシである、という意見も、その通りだと思う。しかし、これらはシーズンを通してのロン・ワシントンの采配の結果であり、長期的な視点に立たずに戦略を欠いて戦った愚かな将と映ってしまうのだ。タンパベイのマドンと比べると、何をかいわんやである。
ロン・ワシントンの采配の悪さについては毎年書いているので、もういいだろう。ライアンも、真剣に監督の交代を模索するべきである。諸悪の根源はこの人なのだから。
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