9/10/2020

コンビニが極端にダサくなって、時間を過ごすのがつらくなった件

 私は学生時代、コンビニが大好きだった。トレンドの最先端をコンビニが作り出していた。コンビニに行くと、新しい何かに定期的に遭遇することが出来た。サブカルチャーから、きらきらトレンドまで、若者の好奇心を満たしてくれるに足る存在だった。聞いたこともないデザート。異国の食べ物。飲むのが楽しいドリンク。色々な雑誌。レジのすましたお姉さんや、夢を追うバイトの学生達。時間潰しのために、一日に何回もコンビニに立ち寄った。

二十年ほどの月日が経ち、私はコンビニに行かなくなった。コンビニで買い物をすると思うと億劫なのだ。店内にはじいさんやばあさん、疲れた家庭主婦まで色々いる。日本語が半分くらいしかできないネパール人やビルマ人がレジで頑張って対応してくれる。雑誌の種類は減った。老人向けとしか思えないような惣菜が並んでいる。安物のつまみ。冷凍食品。安売りのおにぎりコーナー。ATMでお金をおろす人。宅急便を配送する人。媚びたようなデザートコーナーに群がるお年を召したOL。安物のコーヒーを淹れている「出来る」サラリーマン。ルーティナイズしてしまった企業主導のわくわく感のないイノベーション。雰囲気的にしんどい。

必要に駆られた物だけとって、さっさと立ち去りたいような場所になり下がってしまった。UberEatsでコンビニの物を買おうというのも解る気がする。

90年代の若者文化を象徴していたようなコンビニ。時はもう戻らない。

0 件のコメント:

竹内県議が兵庫県政の空白を生んだ迷惑な黒幕の一人だというのは、真っ当な評価であり、この事実が揺るぐことは無く、立花の名誉毀損の件とは関係ない。

立花孝志は、自殺したと報道されている竹内元県議を、「警察の捜査を受けている」と生前に言った事で名誉棄損の罪がかけられているものと理解している。この件については、事実ではなかったとして既に謝罪している。プラスで、死後には「警察に実は明日にでも逮捕される予定だった」と虚偽の話をしたと...