上海で働いている元同僚がシアトルにやって来たので、一緒にご飯を食べた。上海の景気について聞くと、やはり景気は悪いらしい。が、面白い事に、ここ数か月で上海の不動産の値段が爆謄しているというのだ。え?私は耳を疑った。もう一度聞いた。ここ二、三か月の間で、恐らく2-3割不動産の値段が騰がっているのではないか、という事だった。これは上海だけではなく、深圳でも同じような状態だという。今まで、やたらと中国経済について強気だった元同僚だが、「これはバブルの匂いがする。恐らくは91年の日本のような事態になるのではないか」という事だった。
ほんまかよ!株が乱高下しており、経済も悪化を辿っている。輸出入が減っている。しかも、政府は資金の国外流出を憂慮している。そんな状況の中で不動産の値段だけが爆謄するなどという事はあり得るのだろうか?
で、家に帰ってインターネットでリサーチをすると、不動産の値段に関しては確かにここ数か月爆謄しているようだ。税金が変わっただの、そういう制度的な事が原因だとお茶を濁している。結論を言うと、中国は訳がわからん(笑)。これ、やばいんちゃうの?
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