2/14/2016

米連邦裁アントニン・スカリア判事死去。後継選びは大統領選よりも重要。

合衆国連邦最高裁判所は日本の最高裁判所に相当する。大統領が上院の助言と同意に基づいて最高裁判所の判事を任命する。判事の人数は9人となっており、判事は一度任命されたら任期がない。判事は、あからさまに保守的な人とリベラルな人がいる。そして、時の政権が、自分たちの考えに近い人を選ぶ。スカリアが死ぬまで、保守4人、リベラル4人と保守寄りの中間1人と言うのが判事の内訳であった。

保守的な価値観を持つ大御所のスカリアが死去したことで、オバマは自分の考え方に近いリベラルな判事を任命するチャンスを得たことになる。リベラル派が最高裁を席捲すれば、オバマケア関連、同姓婚関連、マリファナ関連、銃規制関連、移民関連などのリベラルな判決が矢継ぎ早に出されると考えられる。

私は社会的な問題に関してはリベラルなので、これは歓迎するべきニュースである。ただ、事の重大さを全ての人が解っており、共和党の大統領候補たちはレイムダック化しているオバマが最高裁判事を指名することに反対している。しかも上院は共和党が席捲しており、簡単にオバマの構想が通るとは考えられない。

大統領選挙以上に米国の将来を揺さぶりそうな問題であるがゆえに、事の成り行きをじっくりと静観する必要があるだろう。

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