トマ・ピケティの本が売れているらしい。経済学を齧っている連中が周りに大勢いるが、ピケティの本を読んだ人など一人も聞いたことがない。やる事が多いのでそんな無駄な事に時間を使えないのだ。一方で、読んでいない人たちの書評には目を通している。新聞などには、有識者はピケティを絶賛、などと書いてある。しかし、私が読む書評では、ピケティの主張は日本には関係がない、と言う物が殆どである。
結局、ピケティの論調は、左翼の思想である。恐らく、暇を持て余したインテリ老人たちが、昔はカール・マルクスを読んだんだよ、などと言いながら、学生運動を思い出しながらピケティを読んでいるのだろう。
マスメディアが流布しているように、ピケティを有り難がっている人が大勢いるのかどうかすら疑問であるが、まあ、読むに値しない本であることには異論はないと思うのだが、如何だろうか?或いは、政治を左右に分けるために、ピケティの本は選ばれてしまっただけなのかもしれない。
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