1/12/2013

ブロンコス、転ぶ。ナイナーズ、圧巻。

1月12日に行われた試合は、二戦とも私にとっては驚くべき結果となった。

ボルティモア・レイブンズがペイトン・マニング率いるデンバー・ブロンコスを延長の末に破ったのだ。ペイトンは巧いパスを確実に決めるものの、最後の最後でインターセプトというらしくない結末になってしまった。一方のレイブンズは、ジョー・フラッコが第4クオーターの終わり寸前に、奇跡のロングパスを決めて同点。そして第二オーバータイムで勝ち星を決めると言う、大金星を演じた。QBに関しては、終始ペイトンが勝っていたと思う。フラッコは下手糞だ。しかし、デンバーはディフェンスやキッカーのミスで、勝てる試合をみすみす落としてしまったというのが実情だろう。去年のティーボはプレイオフを一回勝ったのに、ペイトンは一回も勝てなかった。

一方サンフランシスコ・フォーティーナイナーズは、二年目のコリン・ケパニックの成長著しい活躍で、アーロン・ロジャーズ率いるグリーンベイ・パッカーズを子ども扱いした。グリーンペイの方が総合力で上回っているとみていたのだが、ディフェンスがガラガラ。ケパニックに空き放題やられる始末である。

ナイナーズは、アレックス・スミスがQBのスターターとしてシーズンが始まったのだが、スミスが怪我をしてからはケパニックが使われている。スミスは昨シーズンに大活躍した。QBレーティングで90.7と、なかなかの数字を残した。しかし、オフにはナイナーズがティーボ獲得の噂が立ち、スミスはマイアミとサインする可能性が出てきたが、ティーボがデンバーに収まり、スミスはナイナーズと三年契約を結ぶ。今年は期待に答え、シーズン当初からなんとQBレーティングで104.1と、エリートの基準とされる100を越えてきたのである。スミスは怪我で数試合出られなかったと言うものの、監督は二年目のケパニックにスターターのポジションを明け渡したのである。良く解らない采配であるが、今日の試合を見る限り、解らなくもない。なんと、ケパニックは今日の試合でランニングで181ヤードを稼いでおり、タッチダウンを二度も決めている。走れるQBなのだ。ケパニックは白人の母親と黒人の父親の間に生まれたが、母親が養育を放棄し、幼少の頃よりケパニック家に引き取られたという。面白い人物である。「ミックス」ということで、シーホークスのウィルソンと被る所がある。

ボルティモアの監督はジョン・ハーボー。そしてナイナーズの監督はジム・ハーボー。なんと兄弟でプレイオフで同日に勝ちあがったのだ。

明日にシーホークスが勝てば、ナイナーズとの対戦になる。シーホークス、もしかして最後まで行けるか、な?

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