スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

1月, 2013の投稿を表示しています

サクラメント・キングス、シアトルに移転か?ふざけんな!

ヘッジファンドマネジャーのクリスハンセン、現マイクロソフトCEOのスティーブ・バルマー、ノードストローム百貨店のオーナー家族を中心とするグループが341億円を拠出して、サクラメント・キングスの65%の株式を取得した。ただ、サクラメントをシアトルに移して、シアトル・スーパーソニックスとして再船出させるためには、3月1日までにNBAの承諾を得る必要がある。 で、シアトル・スーパーソニックスをこよなく愛していた私にとって、このディールは嬉しいのか?答えは「糞喰らえ!」である。全く違うものが当地のシアトルに来て、名前だけ変える。そんなアホなチームを応援できるだろうか?本物のスーパーソニックスは、ニック・コリソンとケビン・デュラントを連れて、オクラホマの地に行ってしまった。 引退番号やシアトルが昔に優勝したときの記念品なども、シアトルには残っていない。現在、ネイト・マクミランやレニー・ウィルキンスのジャージはオクラホマで引退欠番になっているのだ。そんな馬鹿な話があるのか?ゲーリー・ペイトンの引退ジャージもオクラホマに掛かる可能性があるのだ。 一方、サクラメント・キングスがシアトルに来れば、クリス・ウェーバーの引退ジャージがキーアリーナ或いは新しいアリーナに飾られるのか?ふざけるな!と言いたい。ファンを馬鹿にするのも大概にするべきだ。 シアトルはオクラホマにチームを奪われて、傷心していた。今度はサクラメントからチームを奪い、昔の名前をつけるようだ。文化や歴史を無視して、金に物を言わせた親の都合で中国の貧しい家庭から養子を引き取って、名前を「マイク」や「メアリー」と名付けて可愛がるような、人道にもとるような行為である。私はそういうアイディアに辟易とするし、反吐が出る。 私は新生スーパーソニックスを応援するつもりは毛頭ない。出来れば、それまでにシアトルにはおさらばしたいものである。マリファナ煙り、イチローがいないシアトルに用はない。

スーパーボウルはイマイチな兄弟対決

アトランタとサンフランシスコの試合は先週の繰り返しのような展開となった。前半飛ばして一時は17-0としたアトランタに、サンフランシスコが徐々に詰めていく。サンフランシスコはエイカーが38ヤードのフィールドキックを外すなど、下手糞なプレーを連発するも、それにもまして、ファルコンズのQBであるマット・ライアンがしょぼいプレーを連発する。第4クオーターにはファンブルはするは、インターセプトはされるわ。数字以下の酷いパフォーマンスだった。 一方でサプライズと言えば、レイブンズである。ボルティモアがまさかニューイングランドを下すとは思っていなかった。ただ、ペイトリオッツも、一時の付け入る隙が全くないようなチームではなくなった。きっちりとディフェンスすれば、なんとかなるチームになっている。 で、レイブンズとフォーティーナイナーがスーパーボール47に駒を進めた。コーチであるハーボー兄弟の戦いでもある。面白いのか?と言われれば、かなり微妙な組み合わせだと思う。レイブンズは、守りは面白いが、QBのフラッコは微妙であるし、ナイナーズも強さが光るチームではない。申し訳ないが、あまり興味がおこらない。

シーホークス、奇跡の逆転!と思いきや、ファルコンズの残り8秒のフィールドキックで水泡に帰す。

前半はマーシャル・リンチのランニングが悉く阻止され、第一シードのアトランタ・ファルコンズの力を見せ付けられた。特にランニングバックののマイケル・ターナー。タックルをされても倒れず、走りいく姿はまるで雄牛(ブル)のようだった。QBのマット・ライアンはイマイチだったが、これぞとばかり、 20 点を取られた。 シーホークスは、無理矢理フォースダウンの 1 ヤードをマーシャル・リンチに走らせて、これを見事に阻止されて、ファルコンズにボールが渡る。これを見た瞬間、今日は無理だと思った。コーディネーターの支持なのか、攻撃も防御もチグハグだ。パスさせれば良いのに、無理矢理ランニングバックにこだわり続けたり。アトランタ側に総てを見透かされているような試合運びであった。しかもピート・キャロルは焦ったような采配を繰り返す。前半は無得点。 20 - 0 をひっくり返すのは無理である。 後半になって、攻撃のリズムを替えてきた。ランニングバックが通用しないと解ったからか、ラッセル・ウィルソンのパスに頼る事になる。ウィルソン、まるでオールスターQBと見紛うような正確さと冷静さで、次々にヤードを詰めて来る。しかも、ディフェンス陣もアトランタ側のランニングバックには手を拱いていたが、マット・ライアンの甘いパスをインターセプトしている。第三クオーターにはウィルソンからテイトにパスが繋がって、 7 点を入れるも、直ぐに 7 点返される。 しかし、第 4 クオーターに奇跡が起きた。ウィルソンのパスとランニングで一気に 14 点入れる。そして、インターセプト。そこから、ウィルソンからマーシャル・リンチにパスを出して、なんと逆転したのだ。 28 対 27 。プレイオフに残るほどの大逆転劇である。残りは 30 秒。来週はナイナーズとのリーグ決定戦だ!アトランタのスタジアムは沈み込み、私はテレビの前で叫んでいた。「Yeeeeeeees!!!」と。 残り 30 秒。マット・ライアンがパスを日本簡単に決める。そして、なんとフィールドゴールレンジにまで入ってしまった。ヤバイ。残り8秒。キッカーのマット・ブライアントが本気で蹴るも、ボールは右に逸れてしまった。でも、ピート・キャロルがタイムを入れていたので、再びフィールドキックをトライ。今度はまっすぐにボールはゴールに消えていった。 ...

ブロンコス、転ぶ。ナイナーズ、圧巻。

1月12日に行われた試合は、二戦とも私にとっては驚くべき結果となった。 ボルティモア・レイブンズがペイトン・マニング率いるデンバー・ブロンコスを延長の末に破ったのだ。ペイトンは巧いパスを確実に決めるものの、最後の最後でインターセプトというらしくない結末になってしまった。一方のレイブンズは、ジョー・フラッコが第4クオーターの終わり寸前に、奇跡のロングパスを決めて同点。そして第二オーバータイムで勝ち星を決めると言う、大金星を演じた。QBに関しては、終始ペイトンが勝っていたと思う。フラッコは下手糞だ。しかし、デンバーはディフェンスやキッカーのミスで、勝てる試合をみすみす落としてしまったというのが実情だろう。去年のティーボはプレイオフを一回勝ったのに、ペイトンは一回も勝てなかった。 一方サンフランシスコ・フォーティーナイナーズは、二年目のコリン・ケパニックの成長著しい活躍で、アーロン・ロジャーズ率いるグリーンベイ・パッカーズを子ども扱いした。グリーンペイの方が総合力で上回っているとみていたのだが、ディフェンスがガラガラ。ケパニックに空き放題やられる始末である。 ナイナーズは、アレックス・スミスがQBのスターターとしてシーズンが始まったのだが、スミスが怪我をしてからはケパニックが使われている。スミスは昨シーズンに大活躍した。QBレーティングで90.7と、なかなかの数字を残した。しかし、オフにはナイナーズがティーボ獲得の噂が立ち、スミスはマイアミとサインする可能性が出てきたが、ティーボがデンバーに収まり、スミスはナイナーズと三年契約を結ぶ。今年は期待に答え、シーズン当初からなんとQBレーティングで104.1と、エリートの基準とされる100を越えてきたのである。スミスは怪我で数試合出られなかったと言うものの、監督は二年目のケパニックにスターターのポジションを明け渡したのである。良く解らない采配であるが、今日の試合を見る限り、解らなくもない。なんと、ケパニックは今日の試合でランニングで181ヤードを稼いでおり、タッチダウンを二度も決めている。走れるQBなのだ。ケパニックは白人の母親と黒人の父親の間に生まれたが、母親が養育を放棄し、幼少の頃よりケパニック家に引き取られたという。面白い人物である。「ミックス」ということで、シーホークスのウィルソンと被る所がある。 ボルテ...

RG3、かなりの重症

RG3ことロバートグリフィン三世の膝の怪我だが、MRI検査の結果、手術が必要との事である。復帰まではかなり時間がかかる上に、完全に復帰できるかどうかも保障できないらしい。レッドスキンズの未来に暗雲が漂ってきた。観ていて面白い選手であるだけに、復帰してくれる事を望む。怪我をおして、無理矢理RG3を使った名監督シャナハンの采配に疑問が残る。 同じDCに本拠地を置く、ナショナルズのストラスバーグをトミー・ジョン手術からの回復を理由に200イニング以上投げさせずにプレイオフに出させなかった意思決定(でも、負けた)と、どうしても対比せざるを得ない。

沖縄出身、ルーキーQBロバートグリフィン三世、怪我にもシーホースにも勝てず。

皆様、明けましておめでとうございます。 1 月 5 日土曜日のワイルドカードゲームは両方とも詰まらなかった。ヒューストン・テキサンズとシンシナティ・ベンガルズの一戦は、前半にヒューストンが若干もたついた物の、点数以上の差があった。ミネソタ・バイキングスとグリーンベイ・パッカーズの一戦は、大人と子供の試合のような一方的な物だった。テキサンズとパッカーズが勝ちあがったのは、予想通りである。 1 月 6 日日曜日のワイルドカードの一戦目。ボルティモアからインディアナにフランチャイズを移動させたコルツが、昔のホームで、ボルティモア・レイブンスとの試合に臨んだ。いい試合だったというものの、ルーキーQBのラックを擁したコルツの甘さが目立ったのは言わずもがな、レイブンスが久々に持ち前のディフェンス力を発揮した。コルツは後半に息切れして 9 - 24 で負けた。 さて、注目の一戦は、我らがシアトル・シーホークス対ワシントン・レッドスキンズ。ルーキーQB同士の対戦に、シアトル以外でも大いに盛り上がった物と考える。 RG3ことロバート・グリフィン三世は、シアトルの人にはお馴染みである。昨年の大学フットボールのボウルゲーム(シーズン後のランキング上位校同士の争い)の一つである、アラモ・ボウルにて、ベイラー大学を率いて、ワシントン大学のハスキーズに 67 - 56 という無茶苦茶な点の取り合いを制しているのである。なるほど、ハイズマントロフィー(大学フットボールのMVP)受賞の名に違わぬ活躍であった。付け加えておくと、RG3は沖縄生まれであり、日本にも縁が深い選手である。 そのRG3だが、シーズン中に怪我した右膝の状態が明らかにおかしかった。痛そうな素振りを見せているし、全く走れていない。いつものRG3ではなかった。それでも、第一クオーターには二回タッチダウンを決められて、 14 - 0 とされた。シーホークスは全く攻撃のテンポが悪く、私は「観るのを止めようか」とすら考えた。 第二クオーターになると、。怪我をしているハーシュカが心配だったが、何とかフィールドゴールを決めてくれて 14 - 3 にする。徐々にシーホークスのテンポが戻ってくる。ラッセル・ウィルソンが、引いて回り込んで走るという、機動性に富んだ攻撃展開を見せ始めると、リンチのダッシ...