2/04/2015

復興航空墜落事件:パイロットは偉かった

復興(トランスアジア)航空が南港と汐止の間の基隆川に墜落した事件が起こった。インパクト度で言うと、後藤さん斬首事件の比ではない。しかし、タクシ一台が窓ガラスを撃破した事を除いては、地上での犠牲は全くなかった。死者が多数出たとはいうものの、助かった人たちもおり、これは奇跡としか言う他はない。偶然ではなかったとすれば、パイロットのグッドジョブである。

もし少しでもずれていれば、地上での多数の死者を出したであろうし、電線などをカットしていれば、台北市や新北市の汐止区などを中心に大停電を引き起こした可能性もあるのだ。台北はご存知の通り、人口が密集している。オフィス、住居、市場などに飛行機がヒットしていれば大惨事になったはずなのだ。

墜落した場所は南港ソフトウェアパークの近所であり、地下鉄木柵線のすぐ外側である。松山空港は人口密集地に位置しており、よくこんな空港を放置しているなあ、と思う事が多々ある。空港から南に一キロ強行くと、台北随一の繁華街である東区(忠孝復興など)である。この事件を機に、松山空港を廃止ししようという動きが出てくるかもしれない。空港跡地を再開発すれば、台北はもっと面白くなるだろう。

不幸中の幸いとして、この事件は扱うべきであろう。今後ブラックボックスの解析で明らかになる事であろうが、パイロットが数十人、あるいは百人単位の命を救ったのだ。

[追記(2・8)]上記の記事を書いた後、パイロットが問題がなかった側のエンジンを切ったのかも知れない、という情報が流れている。あり得ない話だとは思うのだが、もしそうであれば、パイロットのせいで墜落した訳である。もう少し事故の詳細に注視する必要があるだろう。

後述:パイロットのミスが致命傷となって墜落したそうです。地上の被害がなかったのは奇跡か偶然のようです。全然偉くないです。

2/01/2015

後藤健二さんの事件は、日本の政治と関係ない。安倍政権打倒を関係ない事と絡めるな!

スーパーボウルがあるにも関わらず、私は日本にいる。日曜日の朝、時差ボケで4時ごろ目が覚めてニュースを見ていると、衝撃的なニュースが流れてきた。勿論、後藤健二さんの殺害のニュースである。こうなるだろう、とは思っていたが、いざ実際に斬首された事実が報道されると、心が揺れる物である。

アメリカにいても、後藤健二さんのニュースはトップ扱いで流れていたが、日本では後藤さんの生前の映像なども流れており、より心が動かされるように番組が作られている。

少し冷静な話を先にしておきたいが、イスラム国、あるいはISIS(アイシス)やISILと呼ばれる事もあるが、国でもなんでもなく、ただの烏合のギャングスターである。後藤さんの事件が起きて以降、漸くマスコミなどでも正面からイスラム国を取り上げている。イスラム国の連中は、不満分子の愚連隊に過ぎず、明確な目的や目標を持ってテロ活動をしているのではない。武力にモノを言わせ、中二病にかかっている、ただのしょうもない奴らである。暴走族やヤクザの若い衆のメンタリティーである。しかも、恐れる警察はないので楯突くものはない。そこで、米軍や世界相手に吠えてみて、調子に乗っているだけである。老人や女・子供が参加していない事がその事実を如実に物語っている。しかも、イスラム国を名乗っているが、イスラム国など、一枚岩ではないわけだ。これもまさに暴走族と一緒である。暴走族と言っても、バイクに乗ってパラリラパラリラ吹かして警察に楯突くだけであり、グループ同士にまとまりなどない。寧ろ、抗争を繰り返す。

結論から言うと、そんなしょうもない連中につかまった時点で、後藤健二さんに出口などない。向こう側は交渉に応じる気などハナからないし、別に政治的な意図がある訳でもない。安倍首相がどうのこうの言っているが、国際政治を理解しているとも思えない。したい事があるとすれば、自分たちの勢力誇示だけである。つまり、後藤さんをビデオに出した時点で、殺すつもりなのである。第一、人質交換や、お金の引き渡しなどしたら、その時点でイスラム国側は居場所がばれて攻撃されるだろう。残念ながら、後藤さんの首が切れられる事は、すでに確定されていたのである。

ほとんどの情報通は理解していたと思うが、マスコミがこんな事をテレビで言える訳はない。だから、ナイーブな人達は後藤さんが帰還する事を信じたかったのだと思うし、そういう人の為に番組が作られていたのだと思う。そもそも論だが、イスラム国に捕まる可能性がある所に自ら出向いた後藤さんには殺されるべき理由はある。湯川さんのオツムがぶっ飛んでいる事も、わざわざ書く必要はないだろう。しかしどんなに考えても、安倍政権と今回の事件は関係ない。

寒風吹く日曜の夕刻、首相官邸前を通った私は、ゴミ(ガベッジ)を見た。イスラム国のテロリストたちは人間のクズであるが、それに準ずる人間がいたのだ。後藤健二が殺されたのは安倍首相のせいだとして、安倍辞めろのシュプレヒコールをしている連中がいた。アイアムノット安倍とか、アホな事を言っている。このデモをBBCと思われる外国のテレビ局が取材していた。個人がどんな思想を持とうが、何を考えようが関係ないが、後藤さんを利用して、アナーキスティックなユートピア論を主張をする人たちには虫唾が走る。シリアに行ってイスラム国相手にデモをすればいいのに、と思うのは私だけだろうか?

安倍首相の目指すものや政策については、私としては同意できない点が多々ある。ただ今回の一件に関しては何の非もないと思う。(交渉すらしていないふりをして、マスコミを煙に巻くなどの方法を取るのが最善だと思うが、オープンな日本でそういう手法は不可能である。)

日本の政治と後藤健二事件を絡める事は卑怯である。敵を作らない外交こそが日本を救う、とか馬鹿な看板があった。人道支援をしたから日本が攻撃されたらしい。首相官邸の前にいた連中は、イスラム国で殺されている人々の命はヘリウムよりも軽いとでも言いたいのだろうか?偽善ぶりに虫唾が走る。

そのうちイスラム国内では仲間割れが激しくなり、有志連合の攻撃により、テロリスト達は殺され数が減っていく事だと思う。何でも良いが、NHK BS1でスーパーボウルが始まったので、それを見る事にする。

1/24/2015

ニューイングランド・パトリオッツ、組織的にボールの空気を抜く

インフレーションとデフレーション。私はこのブログで良くこれらの言葉を用いている。しかし、それは経済の話しであり、まさかフットボールで「デフレート」という言葉が出てくるとは思わなかった。

というのも、スーパーボウルで対戦するニューイングランドが、フットボールの空気圧を意図的に抜いてた可能性が高かったという。ボストンでの12試合中、最低でも11試合でフットボールの空気圧が決められた値よりも低かったという話しだ。

フットボールの空気を抜くと、クオーターバック(トム・ブレーディー)は投げやすくなるし、取る方も受けやすくなる。試合前に、審判が確認するときは基準通りだと言うので、ボールボーイか誰かが針などを空気口に刺して、パトリオッツが優位になる場面で意図的に空気を抜いていた可能性が高いというのだ。

スーパーボウルの対戦相手に急に降って沸いたスキャンダル。スタッツが悪かったニューイングランドの快進撃に疑問を感じていたのだが、まさかチーティングをしたのか?そんな疑惑は払拭されない。

ゴー、シーホークス!

1/18/2015

第四クオーターに奇跡は起きた!グリーンベイ粉砕で、シーホークスは二年連続のスーパーボウル進出!

今年のシーホークスはちょっとしんどい試合が続いていた。昨季ほどの安定性はなかった。二週目にサンディエゴ相手にぽろっと負けて、10月に入るとダラス・カウボーイズとセントルイス・ラムズに二連敗する。ただ、11月の後半から安定さを見せ、知らぬ間にNFCのチャンピオンになっていた。

ライバルと目されていた強豪チームもポロポロとゲームを零す。NFCのライバルであるフォーティ—ナイナーズは結局プレイオフに残れず、監督は解任された。AFCのブロンコスもパトリオッツも危ない試合が多かった。昨年の様に、ブロンコスとシーホークスが頭半分抜けている、というような状況ではなかったのだ。

ただ、消去法でシーホークス、パッカーズ、パトリオッツ、そしてブロンコスがトップシードで駒を進めてきた。ただ、ブロンコスは、ペイトン・マニングが以前に所属していたコルツの前に敗れ去ってしまったのだが。

で、NFCのチャンピオンマッチが118日に行われた。グリーンベイ・パッカーズとシアトル・シーホークスの戦いである。当地シアトルはファンの象徴である「12」の文字を宿したジャージーを着たファンで溢れかえっていた。

前日の荒れた天気を受けて、芝生は完全に濡れている。さらに、断続的に小雨が降り、ボールも掴みづらい。NFL最高のQBと評価されるアーロン・ロジャーズがいきなりインターセプトをされてみれば、ラッセル・ウィルソンも負けじとインターセプトされる。簡単そうなパスをポロポロとこぼしてみる。見ていて詰まらないレベルの劣悪な試合だった。前半を終わって16対0。グリーンベイが完全にボールをコントロールした。試合を通して、ラッセル・ウィルソンは4回インターセプトされ、アーロン・ロジャーズは2回インターセプトを決められた。

試合が動いたのは第三クオーター。4回目のトライで、フェイクのキックを、パンターであるライアンがタッチダウンパスを通したのである。そして、第四クオーター。パッカーズのクロスビーがキックを決め、19対7で勝負はあったと思った。ラッセル・ウィルソンにとっての最低の試合でゲームオーバー、と考えていた。

しかし、ここからシアトルが息を吹き返す。残り二分強で、ウィルソンがリンチにパスを決め、タッチダウンにはならなかったものの、その後にウィルソンが自ら走り、タッチダウン。残り二分でオンサイドキックを、パッカーズのボスティックが取れずにシーホークスがポゼッション。それをキッチリとタッチダウンを決め、なんと逆転。更には2PTを獲りに行き、1922と逆転してしまったのだ。その後、アーロン・ロジャーズの完璧なプレーで押し返され、フィールドキックを与えて同点となる。

試合はなんとオーバータイムへ。で、先行のシーホークスがタッチダウンで試合を決めた。はあ!?っていう感じのゲームだった。二年連続のスーパーボウルだ。ただ、今日のシアトルは勝に値しなかった。グリーンベイも問題は多かったが、終始押していた。運がグリーンベイからシーホークスに流れてしまったと言わざるを得ない。ゲームとしては裁定の部類に入るほど酷いものだった。


二週間後はスーパーボウル。ニューイングランド・ペイトリオッツ対シアトル・シーホークスの好取組である。ただ、私は東京に出張で、スーパーボウルナイトを楽しめそうにないのだが。

12/25/2014

The Interview、意外に面白かった

北朝鮮がソニーをハッキングした事で話題になっている映画、The Interview。キリスト教徒ではない為、クリスマスイブにやる事がなく、YouTubeに6ドル程払えば見えるという事で、視聴した。意外や意外、かなり面白かった。良く考えられた頭の良いストーリーと、時事ネタ満載であるうえ、きちんと北朝鮮の事を調べ上げている。

ストーリーに関しては、自分で見て欲しい。アメリカのテレビ事情に疎ければ、一部のジョークが解らないと思う。

北朝鮮がハッキングしたのではなく、実はソニーが宣伝目的で騒いでいたのではないか?下手な勘繰りをしてしまう。

10/17/2014

イシカワのホームラン

シアトル生まれのトラビス・イシカワがサヨナラホームランを打って、ジャイアンツがワールドシリーズに漕ぎ着けた。

カンザスシティーとボルティモアの一戦は地味すぎる上、時間帯も時間帯だったので、全く観戦できなかったが、視聴率が心配だ。

カンザスシティーロイヤルズとセントルイスカージナルスと言う、I-70沿いに住んでいる人以外は関係の無いミズーリ対決にならなくてよかったと思う。

しかし、野球は面白くない。黙ってフットボールを見ます。シーホークスが二つも負けてしまって心配です。

8/02/2014

アメリカはバブルなのか?

友人の中には、アメリカのバブルを心配する人たちが結構大勢いる。私は杞憂だと思うのだ。羹に懲りて膾を吹く程度の話しだと思う。景気は登り小口にやって来た程度で、今から山頂を目指すという認識が正しいと思う。ただし、色々な外部環境が変化しつつあるので、ポジションの整理などには細心の注意を払う必要があるだろう。

1.アメリカの株価は上がり続けている。2012年の5月から6月以降、S&P500はコレクション(調整)を経験していない。異様に長い期間であり、実体経済と株価が乖離していると考える人達も大勢いるだろう。しかし、売上や利益が上がっているというのも事実である。そして、ROEやPERと言った指標を見ると、株価が極端に高いという事実はなく、2007年以降の様に株式市場がメルトダウンする心配は杞憂だと思う。しかし、割高感が多少出て来ており、10-20%程度の調整はいつ起きてもおかしくないだろう。一方で、調整さえ入ればどんどんと株式市場に参入したいという人達が増えており、中長期的には「買い」である。

2.IT、特にSNS株、バイオテク株、そしてジャンクボンドなどに極端な割高株が見受けられる。そういった株は、いずれ調整を余儀なくされるだろう。フェイスブックやリンクトインは半分くらいになってもおかしくない。ツイッターに至っては10分の1でも高すぎると考えている。株価に調整が入れば、ベータが高いこれらの株価はかなり落ち込むと考えられる。ジャンク債などに至っては、一旦売りサインが出れば、買う人は現れるのかどうかすら怪しい。

3.アメリカの住宅市場は堅調だ。2011年ごろに底を打った感があったが、アパートの建設から、愈々一戸建ての建設に軸足が移って来た。経済が堅い地域では、住宅の数が足りない現象が起きている。住宅を売る方も、もう少し粘ってみようとする人が多く、中古市場も在庫が少ない。住宅価格が高くなっている一因に、家賃の高騰が挙げられる。家賃が高騰した以上、住宅価格の高騰はおかしな現象ではない。利率が低いから住宅市場が好調だという人もいるが、最近のアメリカ住宅市場では、日本の様に現金購入者が多く、ローンを組んで住宅を購入する普通のアメリカ人は住宅市場に飛び込みにくい状況になっている。これは過去にカナダのバンクーバーやトロントで良く見られていた現象であり、アメリカでもこういった傾向が数年は続くと見ている。

4.労働市場はすこぶる良い。しかも、給料が上がっている。つまり、アメリカはインフレ状態にある。インフレ下では、現金を極力持たず、アセットを持つのが正解だ。銀行口座の預金を少なくし、株や住宅といった資産を購入するのが身を守る方法である。債権はどんどん処理するべきだが、FRB以外に一体誰が買うのか?この問題が表面化する3-4年先、アメリカの景気は折れるだろう。

結論:アメリカ経済はまだまだ調子よく上がっていく。3-4年は続く。しかし、利率が上がるにつれ、バーナンキのヘリコプター政策の矛盾が露呈していき、インフレにより、個人の負担が増えていくと思われる。言い換えると、次の10年程度は好景気と悪景気の普通の景気循環が起こる。バブルの心配をするのは今ではない。2-3年待ってから心配せよ。逆に現金や国債などの安全資産を保有すると、かなり痛い目を見るだろう。

食料品の消費税減税は、理想的な形ではないが、良い方向。

食品の消費税が1%になる事が決まり、低所得者層には1%分の給付を行うらしい。 私が理想とする世界は、消費税は10%フラット、例外なし。インボイスも外人控除も、医療費や教育費の控除も、何なら土地売買や株式取得、相続も例外なし。日本国内に物理的に存在する人がサービスの享受者、あるいは...