私は苗字など、勝手に決めるべきだと思っている。親の苗字を名乗ろうが、新しく何かを作ろうが、自由にするべきだと思うのだ。漫画に出てくる公家風の名前や、変な欧米風の苗字や、珍しい中華百姓など、自由に選べばいいだろう。親が嫌いで反抗期のクソガキは、高校のころに勝手に苗字を変えれば良いし、大人になって落ち着けば、戻すことも自由だと思う。手続きに二、三十万取れば、自治体の重要な財源となるだろうし、ふざけた変更の抑止力にもなろう。
結婚した後に、夫婦同姓にするのか、夫婦別姓にするのか、今までと全く違う新しいものを勝手に選ぶのか、そんなことは個人の自由だ。他人が何をしようと、本当にどうでも良い。そんな問題を法律が縛っていること自体が馬鹿げている。自民党でも、野党でも良いので、とっとと民法を改正するべきと思う。
勿論、管理の問題が出てくるので、マイナンバーなどでの個人のデータベース化は避けられない。戸籍など、とっとと廃止するか、戸籍そのものをデータベース化するのか(これは以前は難しかったが、今のコンピュータなら簡単にできる)、どちらかを選ぶべきだ。戸籍を廃止すれば、相続権なども改正が必要になるだろう。現状の馬鹿げた相続権及び相続税など、現状に合ったまともなものに変えるべきだと思う。
長々と持論を展開したが、個人の自由を最大化するために、国民の投票で選ばれた立法府の議員たちが適切に法律を改変する必要がある。神道政治連盟か田舎の高齢保守層か、訳の分からない連中の顔色をみて、個人の自由を蔑ろにするのであれば、私は自民党に決して票を入れない。野党もこの問題について、適切な提案をしておらず、真面目に仕事をしていない。この程度の対案を出せないような野党は、とっとと退場すれば良い。そいつらの存在が、一番の税金の無駄である。
で、運動家が、夫婦別姓を強いる現法は、憲法違反だなどと司法判断を求めようとしている。あほか?と言いたい。全く生産的ではないし、このような政治活動をするから、自民党員たちが逆に法律の改正を敬遠する事態になっている。アメリカとかカナダとかに学生ビザか何かで住んで、そこで夫婦別姓のまま結婚して日本に帰れば良いだけの話だ。戸籍には入っていないが、夫婦別姓の結婚は成立する。馬鹿げた訴訟費用に比べて、その方がずっと安いだろう。
どこからどのような判断をすれば、夫婦同姓を強いる民法が憲法違反となるのだろうか?自由を束縛したアホで古い民法の制度であるが、それが憲法に違反しているとは理解できない。第一、すでに司法判断は出ているわけで(アホな活動家は一杯いる)、社会の雰囲気で違憲か合憲かの判断がコロコロと変わると思っている人は、無茶苦茶危ない人だと思う。意見を唱えた裁判官も、判断の基準がないのかと言いたい。
無駄な活動をしないで、立法府が民法改正のやる気を見せるような、建設的な政治活動をして欲しい。戸籍のデジタル化として、パッケージで民法をとっとと改正して欲しい。
これ、そんなに難しい問題ですか?この国の立法府、仕事してません。
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