5月1日に日米の第二回関税交渉が行われた。
何を喋ったのかすら不明。ゴールデンウィークで国会が閉まっているので、赤澤さんが無理矢理ワシントンに行って、会談の時間を持ってもらった、というだけの話だと思う。マスコミから流れてくる話を聞いていると、会談はスカスカだったように感じてしまう。
日本側としては、日本特定の相互関税の24%は勿論なのだが、自動車や鉄鋼にかかっている関税をどうにかして欲しい、というボトムラインがある。が、アメリカ側が日本に要求していることは、貿易収支不均衡の解決という、かなりフワッとした要求だ。日米間での交渉のために、米国側が対日本で真面目にウィッシュリストを作ったような様子もない。
で、赤澤ーベッセント、グリア、ラトニックによる通訳を入れての第二回会議がDCで開かれたのだが、会議内容やディスカッションポイントは、残念ながらマスコミからは漏れてこなかった。会議の内容に秘匿性が高く、外に漏らせないのかもしれない。
アメリカ側は、自動車関税は交渉の対象外、と言ったという事だ。日本側は、コメは外して、トウモロコシと大豆、と言ったらしい。これ、スカスカやんか。
アメリカもやる気がない感じがする。これ、このまま継続してもいいの?
少なくとも、自民党は業界団体への配慮を優先し、日本国民にフェアな市場を作り出す気は全くないという事は理解した。日本のマスコミは、業界団体に配慮する自民党の片棒を担ぎ、消費者のためになる日本国内の自由な市場の創造をすることは、アメリカ側に過度な譲歩をしている、と、売国的なロジックを繰り広げている。
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