10/05/2021

岸田内閣、期待感ゼロ

岸田内閣が発足した。党四役や大臣などを決定したが、顔ぶれをみてがっかりだ。何のために新しい内閣にしたの?菅さんで良かったやんか。そう思った識者は意外と多いと思うのだ。

菅内閣発足時は、閣僚の顔ぶれを見ると、本当に仕事をする気があるのだろうという気概が伝わってきた。麻生と二階の不自然なポストの占拠以外は、自民党の人材の中では納得できる人選が行われた(好き嫌いは別にして)。シャッフルとかも必要ないのではないか、と思わせるような顔ぶれだった。

逆に、それこそが自民党議員たちの不満の源泉だったのかもしれない。菅内閣が延命すると、ポストも貰えず、活躍の場がないままの状態が続くぞ、と。

政策に関しても、新自由主義からの脱却だとか、所得倍増とか、言ってて恥ずかしくないのかな、と思うほど具体性にも実現性にも欠けた事を掲げた。この内閣、持って一年、短ければ一か月強かな、と。

0 件のコメント:

玉木、カッコ悪!

日本の政治の非対称性として、与党と野党の仕事量が挙げられる。 与党は仕事をせざるを得ない。自分たちが仕事をしなければ、行政が前に進まないからだ。勿論、霞ヶ関の官僚がある程度は自主的に仕事をしているが、それをモニタリングする必要がある。さらに、議院内閣制の下では、与党の意思をある程...