八角理事長が悪徳コンサルの小林慶彦を訴えたのは、遅すぎるとは思うものの、正しい方向性だと思う。が、もう一人糾弾するべき人間がいると思う。それは宗像紀夫である。私は、宗像が小林から利益供与を受けていたかどうかは知らない。が、八角親方の名誉を棄損するような発言や、相撲協会の利益にならないような虚偽を垂れ流している。発言を紐解くと、どれも悪徳コンサルに有利になるような発言ばかりしているのである。
問題は、宗像は内閣官房参与という肩書を持っている。そのため、ヤメ検だと言う事で、もしかしたら裏で権力を行使できる立場なのかもしれない。が、自身の肩書を利用しての相撲協会の利益にならないような発言をメディアに垂れ流す行為については糾弾するべきだと思うのだ。貴乃花の処罰は不当など、真っ当なコメンテーターのふりをしているが、八角を追い落として小林が相撲協会に食い込む工作をしているとしか思えないのだ。
貴乃花親方を持ち上げることくらいは可愛いものだと思う。が、相撲協会は社権に投資すべきだったのに八角が阻止したとか、自分の知り合いの外部の弁護士や会計士を勝手に採用したとか、これは悪徳コンサル対策だ。危機管理という観点からは褒められてしかりで、当時の危機管理委員長が批判するのはおかしい。北の湖は八角と比べて崇高であった、北勝海は相撲協会を私物化しようとしている、とかは一線を越えている。
影響力という意味では、この人物が一番危険である。宗像は、一定の既得権益者(件の悪徳コンサル)のために相撲協会を潰そうとしているように見えて仕方ない。週刊誌や夕刊紙は宗像の責任問題を追及してほしいし、相撲協会は宗像を名誉棄損か何かで訴えるべきだ。小林から宗像への金の移動とかも調べてほしいものである。
それこそが本当の意味での相撲協会にとっての危機管理だと思う。
0 件のコメント:
コメントを投稿