危ない一戦だった。絶対に負けたと思った。我らがシーホークスとヴァイキングズで行われたプレイオフの第一戦。摂氏マイナス18度という極寒のコンディション。かなり辛いコンディションであることは両者とも間違いなかった。証拠に、手がかじかんでボールを落とすなど、ダラダラした展開に。
前半を9-0で折り返す。バイキングズが三つフィールドキックを決めただけだ。シーホークスの攻撃はまったく繋がらない。
後半、シーホークスの流れになって、第四クオーター始まりにラッセル・ウィルソンからダグ・ボールドウィンに綺麗なパスでタッチダウン。さらにハウシュカのフィールドゴールで10-9と勝ち越す。
ダラダラした展開のまま時間が経過する。この守りを固めれば勝てる!と思った矢先、チャンセラーがパスインターフェレンスを取られて15ヤードのペナルティー。物凄く微妙な判定に納得がいかないが、こういうペナルティーはビデオレビュー出来ない。取られた時点でアウト。しかも、ボールは残り1分半。さらに次の攻撃でパスを決められ、完全にフィールドゴールレンジ。
ああ、今シーズンは終わった。シアトルの誰もがそう思った。
で、キッカーは本日パーフェクトなキックを見せていたブレアー・ウォルシュ。27ヤードは決めて当たり前という感じ。シーホークスは無駄あがきのタイムアウト。
キックした瞬間。あれれれ?ボールは大きく左に逸れる。頭を抱えるミネソタファン。大喜びするシーホークスの選手。不細工でも、勝ちは勝ち。次は日曜の朝 (1PM EST; 10AM PST) に、南国キャロライナはシャーロットで、MVP候補元オーバン大キャム・ニュートン率いるパンサーズとの一戦です。本日のシーホークスの体たらくぶりから判断するに、多分ぼろ負けするでしょう。
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