11/03/2015

Windows 10 にアップグレードしてみる

私はWin8.1を使っていた。スタートメニューが無くなった事から、周りでは文句を言う人が結構いたが、クラシックシェルなどをインストールしさえすれば、その問題はすぐに解決する。いわゆる「情弱」の人がWindows8の悪口を言うのだろう、と当初は思っていた。

しかし、Win8を使い始めると、色々と問題点が見えてきた。そして、今までのWindowsでは経験した事の無いような重大な問題に何度もぶつかる事となった。

まず初めに、Win8のインターフェイスが無茶苦茶使い勝手が悪いという事だ。すぐにタッチスクリーンに誘導されるのだが、マウスしか使わない私にとって、大きなパネルは百害あって一利なしだ。もう一度、スタートボタンが無くなったり不便になった事と重ねて言及しなければならない。結局マイクロソフトは、オペレーションシステムを高い値段で売っておきながら、さらにアプを売ろうともくろんでいたと思われる。アプを売るために、無理矢理アンドロイドの様なパネル画面に誘導しようとしていたのだろう。できるだけ既存のソフトを使わせず、Windows Storeに誘導し、情報弱者に売りつけようとしているのだ。お客さんの便利さではなく、自分たちの商売を優先するマイクロソフト。邪悪な意図が透けて見える。「ふざけんな!Windowsなんか、もう使うか!」と言いたい所だろう。しかし、悲しいかな代用品がないため、Win8を使い続けなくてはならなかった。

さらにマシーンにもよるが、アップデートを失敗したり、アップデートでソフトがバグってしまう可能性が極端に高かった。私のマシーンでは重要なアップデートに数回失敗し、その後色々なソフトウェアに支障が出てしまったのだ。Outlookがコンフィギュアレーションできなくなったときには、かなり困った。直そうと色々頑張った。技術屋にも相談したし、店にも持っていった。しかしWin8をリカバーする必要があると言われた。が、CDなどは持っていなかったので、色々と不備が出たマシーンを長らく使い続けていた。仕方ないのでOutlookは諦めて、サンダーバードを使い続けた。あるソフトは、使うたびにコードを入れなければいけなくなった。

で、ようやくWin10にアップグレードしたのだが、今の所Win8のような鬱陶しさは感じられない。仮想デスクトップを何個も作れる機能などは、数個のプロジェクトを掛け持ちしている私には非常に便利である。問題というのは時間が経ってから現れるものなので、もう少し時間をかけて様子をみてからWin10についての結論を下したい。

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