ストリートセンス(父ストリートクライ)がケンタッキーダービーで見事な勝ち方を収めた。一体どこからやって来たのだとういう、見事なインを突いた立ち回り。お見事というしかない。結果は予想通りの上位三頭で決まったのだが、雨のせいで湿った馬場を考慮して、非力と思われるストリートセンスの評価を直前になって若干落としてしまったのが間違い。結局、エグザクタが多少当たった程度であった。予想と収益は全く繋がらないものである。
ケンタッキーダービーから二週間。ボルティモアのピムリコ競馬場では、続いてプリークネスステークスが行われる。1997年以降の10年で6頭のダービー馬がプリークネスを制して二冠を達成している。プリークネスステークスは少頭数になるし、競馬がしやすくなるためと思われる。
しかし、今回はダービー馬のストリートセンスがあっさり勝つのだろうか?プリークネスで負けてしまったケンタッキー馬を論じたい。競争中止した2006年のバーバロ(父ダイナフォーマー)は除外して、負けたのは2005年のジャコモ(父ホーリーブル)、2001年のモナーコス(父マリアズマン)、2000年のフサイチペガサス(父ミスタープロスペクター)である。共通項は何か?後ろから競馬をする差し馬だ。ピムリコはチャーチルダウンズと比べて直線は短い。しかも少頭数になってしまうプリークネス。末足を余したまま、インも突けずにストリートセンスがあらら、となる可能性は十分考えられる。
本命はカーリン(父スマートストライク)。ケンタッキーでの敗因はスタート直後に包まれて後方に下がったこととはっきりしている。それで三着まで上がって来たのは、非凡な力がある証拠だ。ポンと出たらそのまま押し切るだろう。
2着は差し届かずにストリートセンス。まあ、三冠を獲って欲しいとは思うのだが、ブルーグラスSの映像が脳裏によぎる。ピムリコは最大の難関だろう。
ダービーで頑張ったハードスパン(父ダンチヒ)だが、今回はそう簡単に前に行かせてもらえるのか?エクスチェンジャー(父エクスチェンジレート;祖父ダンチヒ)や、何よりもカーリンが前に行く。そうなると、前回のような一世一代の競馬は難しいだろうが、このメンバーなら3着は十分にありえる。サーキュラーキー(父サンダーガルチ)やキングオブザロキシー(父リトルエクスペクテーションズ;祖父ヴァリッドアピール)との3着争いか。
ピムリコスペシャルやディキシーステークスといった面白いプログラムもあるが、プリークネスは馬券的にはしてはいけないレース。カーリンの単勝買いが常套なのだろうが、本日は家でNBCでのテレビ観戦となりそうだ。
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5/19/2007
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