兵庫県政がヤバい事はみんな知っている。京都も奈良も同じく、かなりヤバい。三県とも、同じような構図で、同和問題を21世紀の世の中になっても引きずっており、自治労連とかがもろにその影響を受けている。そこに、業界団体の仮面を被った利権団体、例えばコンクリートとか港湾の団体とかが幅を利かす構図になっている。関西に育って常識的に社会を見てきた人なら、誰でも知っているが触れたくない構図である。
大阪府や大阪市もこの構図の中にあったのだが、ハシシタさんが、真剣にこれを打ちのめした。ハシシタさんが上手に物事を勧められた要因は、東京にある全国メディアをうまく味方につけることが出来たからだと思っている。関西のメディアは、この構図を報じる事に及び腰であるからだ。ハシシタさんは、自共公明連立というふざけた枠組みに嫌気を持った松井一郎など、自民党の常識派を携え、見事に大阪府と大阪市から、同和勢力を中心とした鉄板を破るような改革を成し遂げた。これにより.大阪は「普通」の大都市となり、グローバルな競争にも耐えうるスタート地点に立てたと言えるだろう。大阪に住んでいる人は、この一連の流れを知っているので維新を支持している。関西の外の人に、このあたりの事情が共感されていないのが維新が支持されていない理由だと思う。
齋藤元彦知事がパワハラをして、おねだりをした、という報道が喧しく行われた。知事が内部告発者を炙り出したせいで、二人の県職員が自殺したとされた。齋藤知事が感情を表にあらわさずに淡々と真実相当性という部位だけを繰り返し、法律や裏事情が理解できない人たちは、齋藤知事がサイコパスの頭のおかしい冷血な殺人鬼だと理解していたと思う。
が、マスコミの報道を冷静に聞くと、パワハラやおねだりに関しては、たとえそれが真実だとしても、とても些末な事である。それに対して、百条委員会などというものが行われており、非常に歪な議論がなされている。ただ、兵庫県の県政には興味がなかったため、齋藤という人、不信任案が全員一致で可決して、失職しても知事に立候補って、頭おかしいよな、ガッツあって、すげー、くらいにしか思っていなかった。
ただ、報道のトーンがおかしい理由は、裏で何かが起こっているという事が、なんとなく想像できた。西播磨の県民局局長が怪文書を垂れ流して、知事に抗って自殺したという事で、姫路や相生とかの西播磨。なるほど、西播磨か。齋藤知事のおじいさんは長田でスニーカー会社の会長。この二つを聞いただけで、クワバラクワバラである。マスメディアが報道できるわけない内容が裏では起こっているのだろう。
で、NHK党の立花孝が正義の味方として、知事候補として立候補し、齋藤知事を応援しだした。齋藤さんの演説とか聞いていると、この人、凄すぎて応援したくなってしまう。立花は、上手に本質部分に触らないようにしながら、当件を利用して齋藤知事を引き下ろそうとした「ショーもない奴ら」にだけ照準を定めてDisっている。非常に面白い。こんな選挙、久々に見ている。選挙とはかくあるべきであろうというくらいの内容で、兵庫県民になりたいとさえ思ってしまう。
齋藤さんには、是非とも頑張って兵庫県知事に返り咲いてもらい、本気でややこしい兵庫をクリーンアップして欲しい。兵庫は大阪と違い、県民が良い意味でおとなしい。それに胡坐をかいて、気持ちの悪い利権関係が残り続いている。地震以来の兵庫県の政治の失墜と、大阪との差の開き方は、大阪府民としても見ていられない。私は兵庫県が大好きだし、齋藤知事には是非とも頑張っていただきたい。
闇にまみれた兵庫県政をー、、、ぶっ壊~す!!
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