スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

11月, 2024の投稿を表示しています

政治改革、裏金問題、減税をどうするか

透明化、フラット、ピリオド。 自民党が単独過半数を割ってしまって、自民党が真剣に野党の意見を取り入れようとしている。今まで、こういう事がなかった事が不思議である。立憲民主党は第一野党として、アベノミクスの批判とかだけしていて、真剣に政策論争をやっていなかった。自治労などを支持母体に持つ立憲民主党は早く解体して、その他の弱小政党に吸収されて欲しいと思う。 さて、裏金と政治改革の問題であるが、「透明性」、ピリオドである。政治献金を規制するとか、正直どうでも良いし、政治という権力抗争のなかで、企業や団体が献金できないという方がおかしい。企業が法律を通してほしくて、それを見返りに献金するのは、当たり前である。要は、それをきっちりと公表してもらえれば、あとは有権者が判断を下せるわけだ。現状では、企業が直接献金できなくなって、その代理の個人を通して献金しているから、判断基準が見えなくなってしまうわけだ。意味不明なしょーもないルールを作るんじゃなくて、ただ、オープンに透明にすれば、それでよい。献金も支出も、基本は全て公開。特定されうる個人情報は隠せるなど、多少の融通は持たせてあげても良いが、すべてオープンにするべき。それで、すべては解決する。企業献金を禁止とか、共産党や自治労や政治団体が喜ぶだけなので、絶対ダメ。しょーもないルールがあるから裏金も作るわけであり、ルールがなければ、金に裏も表もなく、バランスがとれたすべての会計があるだけである。 減税の話であるが、壁云々、本当にしょうもない。現状の税金の計算は、タクシー料金の計算のような階段状のグラフを作っている。恐らく、そろばんや電卓や何かで計算していた昔の頃は、こういう階段状グラフと、レンジ内の公式を与えておくと利便性が高かったと思われる。ただ、デジタル時代に、階段状グラフは、ガウス記号がついた計算式でもあてはめなければ表せないわけで、これは使い勝手が悪い。単純に、ゼロを通る単純回帰直線、あるいは単純回帰曲線(累進の場合、だが公平性という観点で、私は税制はフラットにするべきだと思う。消費税は廃止させて、すべてフラットな所得税だけ、としても良いと思う。)で簡単に計算できるようにするべきだ。そのうえで、日本に一秒でも住所を持つものと、日本に住所を持つ企業で一秒でも働いたことがあるもの、一円でも日本の資産を有するもの、赤ちゃんから老人...

兵庫県知事選:SNSとかの問題ではなく、有権者の大半がきちんと考えて投票しているだけの話

兵庫県の知事選だが、ここまで露骨な選挙戦は、初めて見た。齋藤知事を陥れようとした連中が、アホ過ぎて、ストーリーが筒抜けだった。要は、誰からも注目を集めていないと踏んだ、頭がお花畑の連中が、軽い気持ちで始めたクーデターに、反斎藤派の県職員やOB,さらに県議会が乗っかかっただけ、というのが事の真相だった。 当初は、関西の「軽い」マスメディアだけが相手で、県民の関心もソコソコだったのだが、途中から全国区のワイドショーで「おねだり」や「パワハラ」が報じられ、そこが注目され過ぎた。頭の悪い県議の連中が、それを過信しすぎて、攻め過ぎた。リハックなどで国民の関心が、選挙に向かってしまい、真実に注目が集まってしまった。とどめは、NHK党の立花氏が参戦してしまい、メディアは報じないながらも、自身のYoutubeなどで内部告発を報道することにより、真実が衆目の的になってしまい、反斎藤派はThe Endとなったという結末だ。すべてのストーリーが上手く重なり過ぎていて、下手なReality Showよりもずっと面白い政治ショーを見させてもらった。 ただ、オールドメディア対SNSとかを、テレビ報道が煽っていることには危機感を覚える。メディアは、国民全体の県政への無関心に胡坐をかき、そのうえで、いちびって「おねだり」や「パワハラ」を連日報道し続けた。それにより、結果として国民全体が兵庫県政に関心が行ってしまい、県議会のアホなクーデターの計画がポシャってしまったのだ。さらに、選挙が始まってしまうと、下手に報道を糺せず、何もなかったかのように触れない事で、醜態をさらけ出してしまった。偏向報道だ、マスコミの報じない自由だ、マスごみだの批判は、当たり前であると思う。 ウェブサイトにしても、Yahoo Japanが兵庫知事選に触れていないことが大変気になった。スポンサーか何かから、何らかの圧力がかかっているのではないだろうか?Yahooでは、最近は立憲民主党か何か知らないが、左翼の人のコメントの書き込みが目立つ。運動家が活動しているのか、アルゴリズムで左翼的な意見を高く評価しているのか、非常に気になる。朝日を親会社に持つAbemaも当たり前のように報道していない。 一方で、個人でされているYoutube番組は、なかなか面白い報道をしていたと思う。が、結局、一次情報は限られており、立花氏が直接もらった情報...

兵庫県知事選で垣間見えた兵庫県政のヤバさ

 兵庫県政がヤバい事はみんな知っている。京都も奈良も同じく、かなりヤバい。三県とも、同じような構図で、同和問題を21世紀の世の中になっても引きずっており、自治労連とかがもろにその影響を受けている。そこに、業界団体の仮面を被った利権団体、例えばコンクリートとか港湾の団体とかが幅を利かす構図になっている。関西に育って常識的に社会を見てきた人なら、誰でも知っているが触れたくない構図である。 大阪府や大阪市もこの構図の中にあったのだが、ハシシタさんが、真剣にこれを打ちのめした。ハシシタさんが上手に物事を勧められた要因は、東京にある全国メディアをうまく味方につけることが出来たからだと思っている。関西のメディアは、この構図を報じる事に及び腰であるからだ。ハシシタさんは、自共公明連立というふざけた枠組みに嫌気を持った松井一郎など、自民党の常識派を携え、見事に大阪府と大阪市から、同和勢力を中心とした鉄板を破るような改革を成し遂げた。これにより.大阪は「普通」の大都市となり、グローバルな競争にも耐えうるスタート地点に立てたと言えるだろう。大阪に住んでいる人は、この一連の流れを知っているので維新を支持している。関西の外の人に、このあたりの事情が共感されていないのが維新が支持されていない理由だと思う。 齋藤元彦知事がパワハラをして、おねだりをした、という報道が喧しく行われた。知事が内部告発者を炙り出したせいで、二人の県職員が自殺したとされた。齋藤知事が感情を表にあらわさずに淡々と真実相当性という部位だけを繰り返し、法律や裏事情が理解できない人たちは、齋藤知事がサイコパスの頭のおかしい冷血な殺人鬼だと理解していたと思う。 が、マスコミの報道を冷静に聞くと、パワハラやおねだりに関しては、たとえそれが真実だとしても、とても些末な事である。それに対して、百条委員会などというものが行われており、非常に歪な議論がなされている。ただ、兵庫県の県政には興味がなかったため、齋藤という人、不信任案が全員一致で可決して、失職しても知事に立候補って、頭おかしいよな、ガッツあって、すげー、くらいにしか思っていなかった。 ただ、報道のトーンがおかしい理由は、裏で何かが起こっているという事が、なんとなく想像できた。西播磨の県民局局長が怪文書を垂れ流して、知事に抗って自殺したという事で、姫路や相生とかの西播磨。...