私は国葬には反対している。何故かというと、国が税金を使って行うあらゆる行事に反対しているからである。このブログを読んで頂いている人には解ると思うが、神社庁などのアジェンダを鵜呑みにし、所謂「保守」みたいな国家観を確立させ、軽い神輿として担がれてきた安倍晋三首相を、私は支持していない。
しかし、安倍晋三が日本の首相として国葬に値しないとは思っていない。国葬をやるとすれば、記録を見ても、安倍さんは歴史上で一番国葬に値する首相である。
ただ、安倍晋三の国葬をやるのは、実務的には賢い選択だ、という意見には注意が必要だ。政府および外務省の得点稼ぎとしての外交的な場としては、これとない好機である、とされている。私は税金を使って、外国から要人を呼ぶような社交界を卑下している。
アメリカからは引退したオバマや無能カラマが参列するので、あまり意味はないだろうし、中国共産党の国家主席やロシアの大統領が来るわけでもない。一番の大物は多分インドのモディだろう。それ以外は二線級の軽い面々や引退した名前ばかり有名人が参列する。
オリンピックとかもその程度だったので、所詮はそんなもんだという事だ。海外から誰かが来たからと言って、円安問題が解決するわけでも、ロシアの戦争が終わる訳でも、中国が台湾にちょっかいだすのを止めさせられる訳でも、徴用工問題が解決するわけでもない。外務省が自分たちの存在感を示すだけで、これからも税金使って上級国民の社交界をしますよ、っていうだけの話である。
外務省の存在そのものが税金の無駄だと思っているので、私は国葬には大反対である。
PS 安倍国葬に反対している左の人たちの活動や言動を見ていると、安倍国葬に賛成もしたくなりますが、そこはぐっと我慢して、自分の信念を貫いて当記事を書いています。
0 件のコメント:
コメントを投稿